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北海道のラリー情報交換サイト「Rally Do!」ブログ

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2WD1.5チャンピオンインタビュー

「この人を紹介」3人目

2WD1.5チャンピオン 佐々木博未

今回登場してもらうのは、2WD1.5クラスでシリーズチャンピオンに輝いた佐々木博未選手です。昨年はチャンピオンBクラスを制し、2戦連続でチャンピオンを獲得しました。

──2年連続のチャンピオンおめでとうございます
佐々木「ありがとうございます」
──自己紹介をお願いします
佐々木「名前は佐々木博未(ささきひろみ)です。昭和58年生まれの27歳。やぎ座のO型です」
──結婚は
佐々木「独身です」
──良かった。聞いてるオイラも独り者ですから。
顔写真1
──モータースポーツをするきっかけは
佐々木「ボク大学に5年行ってるんですけど、サッカー部を4年間やっていて、辞めてしまってから何もすることが無くなって。ラリーはしたかったんですが、土、日はサッカーがありましたから。それで親がむかしラリーをしていたっていうのもあって」
──身近にラリーがあったんだ
佐々木「そうですね。親父はジュニア戦に2~3戦しか出ていなかったと思うんですけど、元ラリーストなんですよ(笑)。兄貴も競技会には出ていませんがインプレッサに乗っていたことがあったので」
──覚えているの
佐々木「親父のTE71はあまり覚えてませんが、家に親父の載っているLIBRE(リブレ)があって、それが唯一雑誌に載った写真らしいんですけど、すぐに大会で廃車にしちゃって。車を持たない時期があって、次のファミリア(BMFR)のラリー車は『かっこいいなぁ』っていうのが子供ながらに思った記憶がありますね。ただ、ファミリアで競技に出たかどうかは覚えてないです」
──お兄さんは
佐々木「5歳上の兄貴なんですけど、練習には横に乗って行ったことがありましたね。中学3年生の時だったかな」
──影響されているよね
佐々木「そうですね。十分影響されていると思いますね」
──家族の理解はあるんだ
佐々木「めちゃめちゃ理解してもらってますね、家族には。親父はちょくちょく見に来ていますよ。RTCも来てましたし」
──親父さんが
佐々木「はい。サービスにも来るんですよ。僕はあまり来てほしくないんですけど(笑)。見には来てほしいですけど、サービスまではね」
顔写真2
──最初に乗った車は
佐々木「高校を卒業する時に買ったのがCC4Aのミラージュです」
──その時からミラージュに
佐々木「最初からラリーをやろうとは思っていたんです。まだラリーのラの字もかじってないですけど。ダートラ車だったやつを買って昨年まで乗ってました」
──そんなに長く
佐々木「はい。ず~っとCC4Aですね」
──ラリーデビューはいつ?
佐々木「2007年の第2戦、EZOの冬のラリーですね」
デビュー戦
デビュー戦となったEZOエンドレスラリー
──ラリーの前に競技歴は
佐々木「ラリーデビューの前年に道工大とかARKのダートラに2~3回出てますけど、ライセンスの無いクローズドクラスですからね。競技歴と言えるのかな」
──クラブには入っていたの
佐々木「いいえ。ライセンスの取り方とかも知らないし、クラブの入り方も知らなかったですからね。ダートラに行ったときに北大の高篠(孝介)さんがいて、そこで『練習に一緒に行きたいんですけど』って声をかけて。そこから北大生とつるむようになって、クラブに入っていないんだったらうちに来ないって言われて、それでB.Bに入ったんです」
──クラブはB.B.北海道だけど北大OBじゃないんだって
佐々木「よく言われるんですけど、違うんですよね」
──大学は
佐々木「北海学園です」
──仕事は何をしているの
佐々木「札幌パーツの石狩工場にいます」
──じゃあ中古パーツは豊富なんだ
佐々木「一般車ばかりで、ランサーとかミラージュは入ってこないのでそんなに頻繁にはないですね。入ってきたら安く買わせてもらいますけど」
──競技車のメンテナンスは
佐々木「いまはAIMの鈴木(政昭)さんにお世話になってますけど、北大自動車部のガレージを使わせてもらっていたこともあります」
──ミラージュを作ったのは
佐々木「ダートラ車だったんですけど、2名乗車のロールバーはAIMで付けてもらったんです。でも、フロアーガードとかリヤデフとかミッションなどラリー車にするパーツは苫小牧のTRリバティーに中古があったのでそちらに行きました」
──それはどうして
佐々木「AIMにも何回か行ったんですけど、当時は鈴木さんが怖い人に見えちゃって。全然そんな人じゃないですよ。でもその時はなぜかそう思ったんです。それでラリーをしようと思った時にプレイドライブを買ったんですよ。そこにチャンピオンになった加藤(正博)さんが載っていて、『あっ、この人に教えてもらえば速くなれるんだ』って単純に思っちゃって、それで親父にリバティーの三上(弘光)さんに連絡をしてもらったら、中古のパーツもあるよっていうことで、どうせなら全部付けてもらうことになって」
──それで苫小牧に
佐々木「そうですね。何かあると苫小牧に行っていた時期もあったんですけど、加藤さんは転勤でいなくなっちゃうし、パーツの持ち主だった目黒(博則)さんも引退してましたから」
──それで行かなくなったと
佐々木「そうですね。ジュニアまでは行ってたんですけど、チャンピオン戦になってからは鈴木さんにお願いするようになって」
──練習は
佐々木「北大の連中と行くのが多かったですね。初めのころから北大生と行ってましたし、練習もすべてハム(木村公二)さんに教えてもらっていて、ジュニア時代はハムさんと組んでいて走りのアドバイスもしてもらってました」
──ハムとは何年コンビを組んだの
佐々木「この年だけです。デビューの2007年は岩井(將悟)で、2009年はハムさんがジュニアCで走るっていうんで、湊谷(孝司)さんにダメ元で電話したら『いいよ』って組んでくれることになって」
──それでチャンピオンを取ったと
佐々木「そうです」
──でも2年でチャンピオンとは早いでしょう
佐々木「そうですね。早いですね」
──親父さんのDNAかな
佐々木「どうですかね(笑)」
RTC.jpg
ミラージュで最後の戦いとなった「とかち2009」
──練習はいまでも北大生と
佐々木「少なくなったけど行ってます。前は桑田(幸典)さんや鮫島(大湖)さん、湊谷さんがいたので教えてもらえる人も多かったですからね。今年は木戸(達三)さんにも連れて行ってもらいました」
──何かアドバイスはあった
佐々木「いままではひとりで運転して、いろいろな人に乗ってもらうだけでペースノートの練習をしてなかったんです。で、木戸さんに『本番のための練習をしなきゃダメ』って言われて、今年の夏は松井(浩二)さんに付き合ってもらってペースノートの練習をするようにしました」
──なにか変った
佐々木「ペースノートがまだまだっていうのが分かりました。僕は角度があいまいなんですよ。ちゃんとハンドルの切れ角とかでやってませんですし。ラリーを始める前にネットで調べた「ペースノートの作り方」だったかに、こういうコーナーは「3」とかって出てて、それがずっと続いていたんです」
──ペースノートの制度を上げると
佐々木「そうですね。まだ松井さんと練習しないといけないんですけど」
──運転は
佐々木「冬も早めに慣れたいので、石塚(慶子)さんに連絡して旭川へ練習に行きたいですし、和田(誠)さんの横にもお願いして乗せてもらいたいです」
──和田さんの名前が出てきたけど、今年はクラスを変えましたね
佐々木「ヴィッツで2WD1.5に移りました」
──ヴィッツを作るのにいくらぐらいか掛かってますか
佐々木「車両を入れて200万円で抑えて、ってお願いしましたから、その範囲内だと思います」
──ヴィッツに乗ってどうでした
佐々木「最初は速いと思ったんですが、北大生のCJとかから乗り換えると思ったほどじゃないですね」
──それでも1.5クラスは台数が増えているよね
佐々木「増えてますね。速くはないけど、競い合えるのがいいですよ。メンバーも(佐藤)茂樹さんをはじめ揃ってますからね」
──このクラスの戦い方は
佐々木「そうですね、いついかなる時も気を抜けないってことをEZOのターマック戦で学びました」
EZO.jpg
逆転された最終SS
──詳しく話して
佐々木「SS1をゴールして、タイムを見るまでは全然ダメダメだなと思っていたのにベストが取れて、それがSS2でも続いてベストを取って、SS3で中西(貴晃)さんのアクシデントでロスしていたから竹下(紀子)さんに負けてもしかたがないと思ったんですけど、SS4でまたベストを取り返して、変に自信が付いたというか『今日はこんな感じで走っても負けないんだ』と勝手に思っちゃって。SS5は5秒近くも離れていたから、これぐらいで走ればOKなんだと思っていたら、ゴールしてコ・ドラの松井さんが手でバッテンをして『負けたわ』っていうんですよ。嘘でしょ、と思って見たら本当に竹下さんに逆転されていて。その時に目が覚めたというか、『なにやってんだべ』って。サービスでは鈴木さんにも『うっそぉ~』って言われるし。悔しいというより、自分に腹が立って「何やってんの、ばっかだな」ってね。おごりというか、こんなもんでいいと思って走っていた自分が許せなかったですね。ホント最後の最後に甘さが出ました」
──それでこのクラスの初優勝を逃したんだ
佐々木「そうなんですよ。優勝できたのに。優勝出来なかったのは悔しかったですね」
──それでARKのラリーにつながるのかな
佐々木「そうなんです。ARKは勝たなきゃまずいだろうと。SS1から攻めましたね。SS1から全部ベストを取ってやろうと思ってましたから。ただ、茂樹さんはヴィッツで出てきたし、泉(祐悟)さんもスイフトを作ってきたので、ふたりがどう出てくるか読めない部分もありましたけど」
ARK.jpg
2WD1.5クラスで初優勝を飾った「2010 ARK RALLY in 後志」
──ARKは上手く行ったんだ
佐々木「SS1ではスピンしかけたけどベストが取れたし、トラバースの19kmは楽しく走れましたね。泉さんはSS1の後にリタイアしちゃったし、茂樹さんにはリードを築くことが出来ましたし。ラベンダーの2本目は、1本目のことがあったから少し抑えたら茂樹さんにやられましたけど」
──抑えたらEZOの二の舞になるんじゃないの
佐々木「EZOの最終SSのような抑え方ではなかったです。あの時は落とし過ぎて変な動きになりましたから。そこまでは」
──それで勝てたと
佐々木「はい、やっとこのクラスで優勝できました」
──悔しかった大会は
佐々木「やはりEZOのターマックですけど、最終戦も悔しかったですね」
──RTCはなぜ
佐々木「和田さんや竹下さんに負けたこともありますが、SS4まで使っていたバネを変えたら最初のコーナーでいきなり底付きしちゃって、バーストした感じでペースを上げれなかったんですよ。和田さんに「硬いんじゃないの」って言われていたのが気になっていたのかもしれませんが、松井さんに「人に言われたからするんじゃダメだよ」って言われて、きちんとこうだからこうするっていうのを持たないとダメですね」
──これからの課題もあるね
佐々木「鈴木さんにも『データを取ってないだろう』って言われましたし、細かくデータを取っておかないとダメですね」
──来年の参戦予定は
佐々木「2WD1.5に全戦出る予定です」
──目標は
佐々木「もちろん、チャンピオンです」
顔写真3
──頑張ってください。ありがとうございました。


2WD1.5チャンピオンの佐々木選手のインタビューでした。
オイラが気になった人はインタビューにお伺いするかもしれないので、その時はよろしくです。


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テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2010/12/23(木) 00:20:48|
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