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タコって知ってる?

おっちゃんの独り言 第18回

タコって知ってる?

タコメーター、タコ足、たこ焼き、たこ踊り、たこ壺、タコライス・・・、いまは運航が休止しているたこフェリーと、たこで検索するといろいろと出てくるけど、
タコ
このタコは出てこなかったよ。
いろんな言葉で検索してやっと探し当てたんだけど、オイラもフィーリングテストをしたことがあるスタッドレスタイヤなんですよ。

スタッドレスタイヤは、オイラも20年以上履いてきたから、スタッドレスの初期からってことになるんだけど、スタッドレスといえばこの「タコ」がやはり一番のインパクトがあったね。
初期の頃のスタッドレスって、いまのとは比べようのないぐらいレベルが低かったからね。オイラなんか39Rからいきなりだから、「効かね~」っていうのは分かってくれるよね。39Rが盗まれて嫌々っていうのもあるけど、何回も危ない思いをしたよ。いまでも100点というわけではないけど、氷上の性能は格段に上がっていると思うよ。
大沼氷上
昨年の稚内の大沼氷上でのワンカットだけど、昔のスタッドレスタイヤではこんな運転は出来なかったと思うね。「ツルツルの氷の上の走りじゃないから」って言われたら返す言葉が無いけど、氷上性能は毎年良くなっているんじゃないかな。それに、減っても効きが急激に落ち無くなったのは進歩だよね。昔は新品のころはエッジ(ブロックの角ね)があるから効くけど、丸くなると全然効かなくなって、1シーズンに2セットも買ったことがあったよ。減りは早かったけど、一番効くと思っていたタイヤだったからね。いまでは「性能が長持ち」なんて言って、2シーズン目でも3シーズン目でも効くからね。ただ、ゴムの劣化とかで新品の性能ではないと思うんだけど。テレビで「私はこのタイヤで6年目です」なんて出ている人がいるけど、自慢げに言うことじゃないとオイラは思うんだけどね。

オイラが転職したころに、全メーカーのスタッドレスタイヤを履き比べる機会があってさ、特性というか個性がよく分かったね。スパイクタイヤの時代から毎年雪が降ると何らかのテストはしていたんだけどね。「これは縦方向はいいけど横に滑ると止まらない」とか、「グリップ感が少なくて滑っているんだけど前には進んでいる」とかね。中には「絶対に買わない」って思うタイヤもあったけど、雑誌には書けなかったよね。ブリヂストンは昔はホロニックっていうブランドで、とにかく減らないタイヤだったけど、効きはオイラ的には決していいとは言えなかったね。でもメーカーの人に言わせると一番効くタイヤだっていうんだよ。オイラもメーカーの人間ならこう言うだろうけど、どういう条件でテストした結果が一番だったか聞きたかったね。別に悪いタイヤだったって言っているわけじゃないからね。いいタイヤだよブリザックは(ホロニックもね)。
テスターをしてくれている人達にはシークレットで各タイヤを履き比べてもらって、「A社のタイヤはこう、B社のタイヤは・・・」って、ディスカッションをしたことを誌面で出していたんだけど、読者には理解出来るわけないよね。当然、電話での問い合わせが来たんだけど「タイヤショップさんで聞いてください」で逃げてたんだ。そのタイヤ屋さんからも電話が来てさ、ショップの人も困っただろうね。そんなときにこの(写真の)「タコタイヤ」がやってきたんだ。
1985年4月号
1985年の雑誌に出ていた記事なんだけど、実はタコタイヤにはⅠ(ワン)とⅡ(ツー)があって、Ⅰのときには名前が無かったんじゃないかな。販売店ではディンプルスノーとかなんとかって言ってたと思うけど、覚えがないよ。性能をテストする意味で夜のルスツリゾート(当時はルスツ高原って言ってたかな)の駐車場でやっていたスノートライアルに持ち込んできたんだけど、けっこういくてさ、好成績を収めたんだ。この時に選手が「タコの吸盤みたいだ」って言ったひとことで「タコ」になったはずなんだけど、活躍もこのときだけだったかな。短命だったよ。この選手はオイラをダートトライアルに連れて行ってくれていた人なんだけど、このタイヤには欠点があってさ、水の上に乗るとすぐにハイドロプレーニング現象になっちゃうんだ。ギンギンに冷えているときはいいけど、少しでも暖かいと全然ダメだったんだよね。いまでもタイヤと氷のあいだに水があると滑りやすいんだけど、このタコは・・・。で、改良されたのが最初の写真のパターンになったタコだったと思うよ。競技に使ったかどうかは覚えてないけど、ハイドロにはやっぱり弱かったんじゃないかな。いちど、函館の取材に行くときに会社のクルマがこのタイヤに変えられててさ、履きかえる時間も無かったし、インプレッションをしてきた覚えがあるよ。もちろん安全運転で行ったけど、函館市内の坂で登れないところがあってね、他のタイヤではどうだったか分からないけど、オイラはタイヤのせいにしたと思うよ。でもこのタコタイヤはⅡで姿を消しちゃったんだ、カタログというかパンフレットも作ったはずなのにね。
「スタッドレスタイヤ」で検索すると、「初期はサイプやパターンで・・・。タコの吸盤のようになっているパターンのタイヤや・・・」って出てくるけど、いまではこんな奇抜なタイヤは見ることがないよね。みんなが「あっ!」っと驚くようなタイヤは出てこないかな。

スタッドレスタイヤじゃないけど、スタッド(ピン)をゴムにしたスパイクタイヤっていうのもあったね。話題になったから覚えている人もいるかな。ゴムだからアスファルトを削らないし、粉じんが出ない、なんて言ってたけど、走ったら熱を持ってゴムピンの性能を発揮できなくて消えちゃったね。ピンが冷えてる時は氷に刺さったんだろうけど、タイヤは走ると熱を持っちゃうからね。アイディアは良かったんだろうけど、詰めが甘かったんだね。熱を持っても氷に刺さってアスファルトを削らないピンが出来たら素晴らしかったんだろうけど。このタイヤはピンを抜いて海外に売られていったらしいよ。こちらも短命だったんだね。

もうすぐ冬本番を迎えるし、来シーズンもすぐにやって来るぞ。準備はいいかな。来年の開幕戦は1月23日だよ。

最後に、スタッドレスタイヤでのラリーの記事を1988年の雑誌で見つけたのでどうぞ。
rally.jpg


豆知識
『1987年に札幌市で「札幌の街を車粉から守るためスパイクタイヤの使用を規制する条例」が施行されて、1991年に法律により指定地域内でのスパイクタイヤの使用が禁止された。』と、ネットに出てました。



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テーマ:ひとりごと - ジャンル:車・バイク

  1. 2010/11/26(金) 00:09:33|
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