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北海道ブリザードラリー レポート

北海道ブリザードラリー レポート

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QL8Y5635RA-5山田
今シーズンコンビを組む瀧 正憲をコドラに迎えた山田健一が、開幕戦の雪辱を果たしてRA-5で優勝。
「路面がボコボコですね」
と、開幕戦とは違う表情になってしまったことをこう表現した山田だが、
「踏むとこは踏まないとやられちゃうんですけど、踏みすぎたら壁が柔らかいのでズブズブって・・・」
と、コースをどう攻略するかがいつも以上に重要になるようだ。続けて出てきた言葉も
「ホント、踏まないと負けちゃうんで難しいですね」
と、開幕で逆転された反省が更にコメントを続けさせたが、事前に借り物マシンを再度チェックし、ブレーキパッドも交換して準備は万全のはずだ。しかしレッキでミスコース。
「本番でしなけりゃいいんですよ」
と、笑顔で答えた山田は、オープニングステージで唯一となる3分を切るタイムを出してリザルトボードの一番上に名前を刻んだ。藤澤和弘/岩渕亜子組が2番時計を出してきたが、その差は5秒もある。開幕戦で優勝された松波克知/石丸侑加組には
「松波さんは2バックしてるから」
と、油断していないコメントをしたが16秒ものアドバンテージを築いている。続くSS2、3、4では松波/石丸組にトップタイムを譲るものの、暫定ボードでは8.5秒勝っている。ところが、選手がタイムカードを照らし合わせるとSS4が終わったところで山田/瀧組が1.5秒負けていることになっていた。これは松波/石丸組のタイムカードが間違っていたようだが、選手たちははっきりしないままセクション3、SS5のスタートを切った。
「松波さんのタイムがどうなってもいいようにタイムを出してきました。結局傷口を広げましたけど」
と、ニコニコ顔で答えてくれた山田/瀧組はSS5で7.3秒も松波/石丸組より早くフライングフィニッシュの光電管を切っていた。
「さすがに最終SSは緊張しましたよ。何言われるか分かりませんからね」
と、きっちり借りを返した山田。
「最後は経験値の差ですかね」
と、シリーズ連覇の記録を伸ばす1勝を手にした。
「久々のチャンピオン戦優勝ですね」
という瀧は、2007年に塩谷敏史とBクラスで優勝して以来だとか。しかもゼッケン1番は初めての経験だったようだ。
余談だが、山田のニューマシンはGRB型のスバル・WRX STIに決まったようだ。

HR8A5391RA-5松波
「サバイバル戦ですね」
レッキから帰ってきた松波が最初に言った言葉だ。全国のダートラ場を知っている松波でも今回のコースコンディションは経験が無いようで、クルマが壊れることとタイヤのバーストを気にしなければいけないような路面のようだ。そしてスタート。
「SS1はやり過ぎましたね」
と、2回もバックギアを使ってしまった松波/石丸組は4番手からラリーが始まったが、あまりにもトップの山田/瀧組に離されてしまっている。それでもSS2のトップタイムで2位に浮上し、続くSS3、4の1番時計で差を8.5秒にするものの、SS5で今回は松波/石丸組が引き離されてしまった。
「前回のことがあったんで頑張り過ぎちゃったんですね。突っ込み過ぎたんです」
と、山田に動揺を与えるどころか逆に余裕のタイム差をつけられてしまった。
「ラリーは平均タイムなんで、SS1から行き過ぎないっていうことですね」
と、反省する松波だが、コドラの石丸は最終SSで新しい松波が見れたという。
「松波さん繊細だったんですよ。イメージ的にはバーっと行ってザーっと曲がってっていう感じなんですけど、ちゃんと細やかなことも・・・」
と、松波の知らなかった面を間近で感じたという。
昨年はスキップしていたターマックラリーに、今年は都合がつけば姿を見せるという噂が出ている。松波が舗装路をどう走るか見てみたい。

HR8A5827RA-5田中
開幕戦よりは体調がだいぶん良くなったという田中健一/佐野公彦組は、SS1から4連続で3番時計を出してベストリザルトの更新を狙っていた。しかしトップふたりが潰れないばかりか、徐々に引き離されていく。下からは追いついてくる選手もいないまま3位を単独飛行。SS5はタイムをロスしてしまったが、最初から最後までリザルトボードの3位に名前を残していた田中/佐野組が前戦に続いて銅メダルを手にした。

HR8A6082RA-5大橋
「今日は飛ばせないでしょう」
と、朝から笑顔で意味深な(?)コメントの大橋 渡。スピードが出せないことなのか、空中を行かないということなのか悩んでしまったが、どうも路面が悪くてコースオフするほどの速度が出ないということだったらしい。その大橋/陶山 護組はスタックすることなく全SSを走り切り4位をゲット。本人曰く『けっこう完走してんだけど』らしいよ。


HR8A5910RA-4 山内
「クルクルブーンの汚名を返上しました」
と、チャンピオン戦2戦目で優勝を掴んだ山内聖昭/中田昌美組。事前の情報からか路面が荒れることを見込んでいたのか、出てきたコメントは
「予定通りです」
だった。それでも
「最初はビビッてたんです」
というのは、レッキでの路面状況では出走を取り止めることまで頭をよぎったらしいのだが、SS1を走り出すとレッキで感じていた路面とは違ったようだ。SS3は井土正高/河野 功組に1番時計を出されたものの、2本のトップタイムでSS4の終了時点で2位に7.7秒の差をつけている。そうしてセクション3のSS2本。
「自分だけだったらアクセルを抜いてましたね。中田さんに『下手に抑えたら抜かれるから楽しく走りなさい』って言われて」
と、2番時計を揃えたが、差は4秒も縮められた。
昨年はデビューして2戦目に初優勝し、今年はステップアップして2戦目で優勝と、ウインターシリーズの第2戦は相性がいいようだ。

QL8Y5739RA-4山口
「練習不足、実力不足ですね」
と、反省する山口昌洋/山口美由紀組。
「SS3のスタート前にオーバーヒート気味になってしまって、そこで離されてしまいましたね」
と、SS1ではコンマ1秒差で走っているのが、このSSでは5.5秒も負けている。それが最後まで尾を引いたというのだが、チームのボス・関根正人は『すべては前戦のスタックが原因』とアドバイスしていた。実力が出せないのも、慎重になりすぎるのも、SS1から攻めれないのも、原因は前戦にあるという。
ターマックでもグラベルでも、このアドバイスがどう生かされるか見ものだ。


HR8A5495RA-3 泉
「作戦は無いですね。出たとこ勝負ですね」
と、今シーズン初顔見世でやる気をそがれるという路面に出くわしてしまった泉 祐悟/小池征寛組。昨年は冬を連勝し、開幕戦で優勝した森 一馬も意識していたという泉は、SS1から僅かな差ながらトップに立ち、SS3では他のクルーが2分20秒台の中で唯一2分12秒台を出して大量のアドバンテージを築いた。SS4ではトップに1秒差の2番時計で終わったものの、トップタイムを出せなかったのはここだけ。終わってみると2位に23.9秒もの大差をつけて快勝した。泉に勝因を聞いたところ
「抜けかけのショックと6年落ちのラリースタッドレスですかね(笑)」
という答えが返ってきたが、
「程よいマシンの撥ねがいい感じでトラクションを生んでアクセルが踏めたんじゃないんですかね」
というのが勝利へつながったのかも。
「今年は本当にショックをオーバーホールして、グラベルでガチで勝ちたいですね。いままでは誰かがリタイアしたとかですからね。三木(晴夫)さんと和田(誠)さんに勝てればもう・・・」
と、グラベル戦でのベテランとの勝負を望んでいる。

HR8A5274RA-3森
「失敗が多かったですね」
と反省する森/渡辺敬介組。念願(?)の泉や岡田 貴と勝負が出来ると意気込んでいたが、
「自分の力を出し切って『どうだ』っていう感じをいだいていたんですけど、逆にそれが失敗につながったのかもしれませんね」
と、バックギアを使うミスまで犯していた。加えて
「気持ちが高ぶっていて、ブレーキが甘かったんですね。コーナーでタッタッタッタってなって加速ポイントがちゃんと稼げなかったのが大きかったのもありますね」
と、反省の言葉しか出てこない。泉にもそこら辺をレクチャーされたようで、1年後の冬が楽しみだ。その前にグラベルでの戦いがあるか。

HR8A6415RA-3岡田
「競技ではスパイクで走ることが多いからスタッドレスは苦手なんです」
という岡田はヴィッツでの冬の大会は初出場になる。更に、
「冬なら大丈夫でしょう」
と、クラブの新人・村上比奈子をコドラに迎えての参戦となった。タイムの方は3番時計を連発するが、本人の言葉通りにトップの泉には大きく引き離されている。順位は3位を獲得したが、課題がたくさんあるようだ。


HR8A6217JrRA-4宮坂
Jr.RA-4クラスに出場してきた宮坂淳一/板橋一陽組。救済を受けることなく全SSを走り切ってクラス優勝を手にした。台数が増えるまで頑張ってほしいね。


HR8A5587K-Car谷岡
「ひかえてひかえてクルマを壊さないように丁寧に走ります」
と、レッキでショックが抜けてしまった谷岡一幸/吉川高利組は、無理が出来ない状態でスタートを迎えた。ライバルの佐藤秀樹/仲田治夫組は前戦にのこともあってリベンジにもえているようだが、SS1はコンマ7秒差で谷岡/吉川組が奪うが、折り返しとなるSS2で事件が起きた。あろうことか谷岡/吉川組がミスコースでとんでもないところを走っている。
「冷静になってコースを確認しました」
という谷岡は、佐藤/仲田組の後にゴールしたから1分以上はロスしている。ところが、このSSがRA-4クラス以降がキャンセルになってしまった。谷岡/吉川組にはラッキーすぎる出来事だ。SS3は佐藤/仲田組が奪い、SS4は同秒、SS5は谷岡/吉川組が奪い返すシーソーゲームで、2組の差は1.8秒しか無い。勝負は最終SSと思われたが、佐藤アルトのエンジンにトラブルが出てしまった。走り切ったものの1分近く遅れている。
「迫られたんでSS5、6は頑張りました」
と、最終セクションは抑えなかった谷岡/吉川組が2連勝。今大会は谷岡/吉川組にツキがあったようだ。


HR8A6240オープン飛谷
オープンクラスに参加した飛谷治寿/飛谷しのぶ組。


今大会はTOYOTA GAZOO Racingラリーチャレンジin千歳が併催。道内からも3台のトヨタ車と4組が参加して、エントリーは12組。FRかFFの2輪駆動が冬道に挑んだ。

QL8Y6133TGR高桑
86で参戦した高桑昌基/前鼻一洋組。

HR8A5640TGR米屋
セリカで参戦した米屋賢吾/山崎和政組。

QL8Y5846 TGR西野
ヴィッツで参戦した西野義人/吉野学典組。

QL8Y6233TGR笠原
AQUAを与えられてドライバーデビューしてきた札幌の大学生・笠原彰人。コドラは竹下紀子が務めた。


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今回は10台・20名がクローズドクラスに参戦。

HR8A5715クローズド3位
軽カーでも3位になれるんです。

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本州からの参加者は雪と戯れるのが過ぎたようです。

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悪路はジムニーが一番です。


HR8A6010 0カー
0カーは松倉拓郎と久々にラリー会場に姿を見せた三木隆宏のコンビ。



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  1. 2016/02/25(木) 00:00:45|
  2. JMRC北海道ラリーシリーズ
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