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EZO SUMMER RALLY 2015 レポート

EZO SUMMER RALLY 2015 レポート

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「今日は勝ちに来ました」
スタート前にそうコメントしたドライバーがいた。
どこからその自信が来てるのか。6本のSSを走り終わって待っていたのは・・・。

レッキから戻ってきた選手達が口を揃えて言ったのが
「SS2の方は難しいね」
だった。
この大会5連覇中の山田健一は
「テクニカルですね。ノートの精度の差が出るんじゃないんですか。リズミカルに走らないとタイム差が付くと思います」
と、もちろん連覇を続ける意欲を見せている。コドラの伊勢谷 巧は
「1本走ってみないと分からないですね。新しいところはノートを作るのも難しいところですし。表現がどうかなってところもありますが」
と、新たにレンタルしたマシンの手応えも含めて山田を支えるようだ。
もうひとり、昨年のこの大会で優勝している馬渕貴則も、
「新しいコースのノートが難しい。すぐすぐって来るし、行けるところをそのまま行くとたぶん止まれないよ。右コーナーで待避所があるところは気持ちよく行けるけど、数ヶ所出口がきつくなっている所があるから、引っ掛からないようにノートで分かるようにしとかないと」
と、ターマック戦で星を落とすわけにはいかないようだ。


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Cクラスでいきなりトップタイムを出して来たのが、井土卓治/佐々木 尊。前戦でも1番時計を記録しているのでいまさら驚くことでもないが、サービスパークで沸いていた話題が
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藤澤和弘/岩渕亜子に起きた悲劇。RTCのスーパーターマックを連覇し、ジュニアCクラス時代はこのラリーでも連勝している実績がある。もちろん優勝候補のひとりだが、その藤澤がSS1の2.5km地点で姿を消してしまった。
「オーバースピードで突っ込んでいるは、ハンドルは切り遅れてるは、気持ちだけが先行していたんですね」
とオンボード映像を観て反省したそうだが、シリーズを考えると落とせない1戦だっただけに悔いが残るだろう。

「セクション1勝負ですね」
と言っていた山田/伊勢谷だったが、
「雨のセットが大失敗」
と3位に沈んでいる。思っていたよりも早く路面が乾いてしまい、ウエットセッティングではタイヤがよれて思うような走りが出来なかったようだ。伊藤淳郎/松井浩二も
「もうちょっと頑張りが必要ですね。SS2はコーナーの曲率が変わっていたりして走りづらいです。上とは5秒だし、下はもっと離さないと」
と、2番手をキープして1回目のサービスに戻ってきた。そして、セクション1の2本のSSを共にベストで走ったのが井土/佐々木だった。
「コツコツと・・・」
と井土は謙遜しているが、練習の成果が出ているようだ。以前はコーナーコーナーでエンジン音が消えていたが、いまは山にこだまするエキゾーストノートは途切れることがほとんど無くなっている。サービスに戻ってきた井土は、トップでセクションを終えたことに
「ちょっと嬉しい」
と笑顔があふれている。
「走りに余裕が出来てきたんだよね。多少のオーバースピードでも曲がれるって」
と、走りが変わってきていることも自覚していて、コドラの佐々木も
「だんだん上手になってきているので、横に乗っていても楽しいですね。前はブレーキを踏んでいたところを今はアクセルで行っているときもあるので、メリハリが付いて来たんだと思います」
と、井土の走りが変わってきたことをいち早く感じていたようだ。

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セクション2で息を吹き返したのが山田/伊勢谷。
「7秒差がありますからちょっと離されたけど、ドライセッティングで追い上げます」
と、1.4秒あった伊藤/松井をSS3で逆転し、

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「突っ込み過ぎてアクセルが踏めなかったね」
と、反省する井土/佐々木をSS4で捉えてコンマ1秒差ながらトップに立った。こうなると山田/伊勢谷の勝ちパターンになるはずが、今回はいつもと違っていた。

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「走りづらいと言っていた新しいコースの方が、だんだん気持ちよく走れるようになって」
と、3番手に後退していた伊藤/松井が、SS5だけでふたりをかわして逆に2秒のアドバンテージを築いた。それに対して山田は
「3速を使ったほうが速いかなと思ったのが大失敗でした」
と、この日2度目の大失敗をしてしまう。SS4と比べても3.6秒も遅く、キロ1秒近く遅れたのだが
「ずいぶん遅いなと思ったけど、後ろから来た井土さんに1秒落ちだったので」
と、変に納得してしまったようだが、その後ろから来ていた伊藤/松井のタイムまでは確認していなかった。最終SSで再び井土/佐々木を逆転して勝ったと思っていた山田/伊勢谷だったが、
「第3の男にやられました」
と、ぬかよろこびで終わってしまう。

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伊藤は
「前回はやまけん(山田健一)さんが全日本に出ていて、フルメンバーじゃ無い時に勝っているんですけど。そろそろ結果を出さないと何しに北海道に来てるのか分からなくなってきたから、やぁ~、嬉しいですね」
と喜びを表し、『今日は勝ちに来ました』を有言実行した。コドラの松井も
「伊藤くんはクレバーな走りですよ。勝負出来てるって言ってましたし。タイム差はその都度言ってましたけど、とにかく自分達の走りをしようって。それで勝てたんですから」
と、今年からコンビを組んで初林道走行での優勝に喜びもひとしおだ。

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Cクラス4位は、昨年の第6戦の悪夢から復活してきた大橋 渡/陶山 護が入ってきた。ただ、噂では期間限定といっているようだが、こんな話題を提供するクルーを誰が許す?


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ジュニアBクラスのエントリーが集まらなかったために、チャンピオン戦に出ることになった須藤大介/吉野学典。2012年のこの大会でデビューした須藤は、
「ジュニアシリーズのチャンピオンを獲ってからチャンピオン戦にステップアップしたかったんですけど」
とクラス不成立に嘆くが、それでも、セクション1で2番手にいる。しかしサービスに戻ってきた須藤は、
「おかしいですね」
と、自分の走りに納得がいってないようだ。
「これからペースを上げていきます」
と、セクション2から本気をみせるようだが、コドラの吉野にも
「まだ行ける」
と発破をかけられていた。

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そして、
「全開で踏みました」
というSS3でコンマ差ながらトップを奪い取ることに成功し、SS4でさらにタイム差を2秒に広げて首位を守って2回目のサービスに戻ってきた。ところがSS5、ベストタイムを奪われその差はいっきにコンマ3秒に。

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「今日は頑張りました。疲れました」
という須藤/吉野は、最終SSでコンマ差ながらトップタイムを奪い返して、トータルでコンマ5秒差ながらチャンピオン戦初優勝を飾った。


「はるばる来たけど、雨」
が朝の挨拶だった馬渕貴則。昨年のウエットでも勝っているので雨が苦手という訳ではないだろうが、早く路面が乾くことを願っている。岡田 貴も
「雨は経験の差が出るかなって思ってるんですけど」
と、濡れた路面で馬渕と勝負するのは避けたいようだ。

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「あまり目チューンが出来なかった」
という岡田/菅原恭介だが、SS1からタイムを出して来た。馬渕もスタート前に
「速いんだよね。動画で比べたら変わらないんだよ」
と、岡田の速さに警戒している。その岡田/菅原がオープニングから2本のSSを制し
「頑張りました」
と笑顔でいるが、馬渕の怖さは前戦の陸別で味わっている。

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サービスで
「次の1本が勝負だね」
と言っていた馬渕/島田が、SS3で3秒も速くフィニッシュして逆転に成功。狙い通りの展開に持ち込もうとしたが、岡田/菅原も引き下がらなかった。SS4でトップタイムを出した岡田/菅原がコンマ3秒ながら逆転して再度首位に立ち、ふたりのシーソーゲームが始まった。

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SS5では馬渕/島田が取り返してふた組の差は1.4秒。岡田が
「コルトはミッションがノーマルなので上りはクロスが入っているこっちが有利だけど、下りは・・・」
と言っていた下りの最終SSを残すのみとなったが、写真(撮影はSS5)のコドラ菅原のVサインが勝負の行方を予言していた。

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珍しくタイヤを鳴らしながらコーナーを攻めてきた馬渕/島田は、
「気持ちだけが先行していたかも」
と、タイムロスした敗因を探っていたが、勝負どころと睨んでいた下りで岡田/菅原に先行を許してしまった。陸別のリベンジを果たした岡田は
「なんだかんだ頑張りました」
と、Aクラスで初優勝を飾った。


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2回目のサービスアウトした直後、電動ファンが止まっていてオーバーヒートしかけた俣野 実/高畑英一は
「SS中ズ~っとヒーターを全開で走りました」
と、この状況を乗り切ったが、コドラの高畑はゴール後動けないほどぐったりしていた。もちろんSS中は窓を全閉しているので、室内はそうとう高温になったと思われる。

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しかし、そのかいがあって
「貰ったようなものですけど、頂きました」
と、無事(?)にゴールした俣野/高畑がジュニアCクラスで優勝。俣野はジュニアCに移って初めて、優勝も2012年のこの大会以来となるようだ。

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20秒ほどリードして迎えた最終SS、フィニッシュまで残り3コーナーだった中村 健/坂本樹一郎だったが・・・


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昨年のこの大会で苦い思いをしてしまった佐藤秀輝/仲田治夫だったが、マシンをレンタルしてきて浜益に借りを返した。

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「足が好みとはちょっと違うけど」
といいながらも、全SSを制して優勝した佐藤は
「終わり良ければすべてよし」
と、昨年の教訓とも取れる言葉を残したが、残りのグラベル戦は未定らしい。

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片輪走行もなんのその。
「慣れてますから」
と、全戦完走中の渡邉雅樹/舘山 士。



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  1. 2015/06/21(日) 20:39:13|
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