FC2ブログ

北海道のラリー情報交換サイト「Rally Do!」ブログ

北海道地区のラリーの情報を幅広くお伝えするブログです。

とかち2014 レポート

とかち2014 レポート


アイテナリが発表されて目に入ってきたのが、Yayoi-Nのステージ名。2年連続でヤヨイを使っているので、今年はポッサム林道と読んでいたのが見事に外れてしまった。そして、このNの文字。昨年のアイテナリにも同じNが付いているのをよく確認をしていないものだから、Nってなんだろう? って思ってしまって。ノーマルのNかな、ノーマルってことは順走だから・・・なんて。単純だね。で、Nのことを聞いたら「ノース(North)のN」とのことで、北がスタートっていう意味らしい。だから逆走はNで、2年前のアイテナリには表記は無かったけど順走の場合にはサウスのSが付くとか。知らなかったのはオイラだけかな。

2年連続でヤヨイの逆走(Nって言わなきゃダメかな)を設定してきたが、各ステージの距離は変えてきた。SS1が3.31km、SS2が4.75km、そして2本を合わせたロングのSS3が9.29km。それに陸別サーキットを走り、ロングをもう1本走って、陸別の2回目を走ってフィニッシュ。SSのトータル距離が32.18kmで、ジュニアシリーズの規定には外れてしまうが、特認申請で許可が下りていたようだ。

変更は距離だけでは無かったようで、ストレートが自慢のヤヨイに
IMG_0002.jpg
写真のシケインが。「みんながヤヨイの直線に馴れてきてスピードが高くなってきたので抑えたかった」というのが理由らしいのだが、このシケインの餌食になってしまった(ぶつかったわけじゃないけど)選手がいたような。
HR8A2991.jpg
そのヤヨイのシケインが無い方のストレート。「北海道らしい」っていえばらしいけど。
IMG_9998.jpg
ヤヨイのコースに立つとこの景色が。これも北海道らしいが、走っている選手は景色を見るどころじゃないよね。
IMG_9996.jpg
コースサイドに立っていた工事中ののぼり。スタートから2kmほどのところで工事をしていたけど、これも昨年のヤヨイには無かったね。

日曜日の朝7時にコースの近くを通ると、
IMG_0023.jpg
ヤヨイの山が雲の中。オンコースで行ってみると
IMG_0033.jpg
コースはストレートの先が見えないほどの雲。シケインが直前まで見えなかったからね。3時間後のスタート時には晴れたけど、このままだと波乱の展開になったかも。オイラはちょっとだけ期待しちゃったかな。


10時00分。1号車の山田健一/大楽 敬がスタートして2014年の北海道ラリーシリーズの最終戦が始まった。
スタート会場から11.70kmでSS1のスタート前にあるTCがあるほどコンパクトなラリーが陸別らしいね。トータル距離で99.26kmの中に32.18kmのSSが含まれているのだから、なんといい環境なのかが分かると思うんだけど。
SS1。各クラスでトップタイムを出したのは、

HR8A2613.jpg
チャンピオンCクラスは、前戦の洞爺で川渡りが鬼門になった中村有一/佐藤幸彦。ヤヨイは過去に苦い思いをしたところだが、昨年もSS1から1番時計を出している。

HR8A2703.jpg
チャンピオンBクラスは、2年振り、この大会は実に7年振りに出場してきて、本人も「出る出る詐欺」と言っていた武田 豪/齋藤雅俊。

HR8A2786.jpg
チャンピオンAクラスは、昨年のシリーズチャンピオンで今年2戦目の泉 祐悟/小池征寛。前戦が納得のいく成績ではなかっただけに、好スタートを切った。

HR8A2876_20141015213709527.jpg
ジュニアCクラスは、今回がランサーでのデビューとなった上田 寛/脇屋知子。「ダートで乗っておきたかった」とコメントしての1番時計は見事。

HR8A2933.jpg
ジュニアBクラスは、ダートラの選手で、ラリーではコドラの田邊龍太が、ドラ、コドラを入れ替えてホシクンと出場しドライバーデビュー。

しかし、快調にスタートを切ったと思われた5人だったが・・・。


QL8Y4272.jpg
チャンピオンAの泉は、SS5でリタイア。ラリーに出場して初めてのコースアウトによるリタイアだったとか。

QL8Y4277.jpg
昨年のヒーロー(何故かは昨年のレポートを見て)伊藤淳郎と握手をする、今年のヒーローになったジュニアBの田邊。SS3でリタイア。

SS1と3でトップタイムを出してセクション1を首位で折り返した上田が、SS3のリピートとなるSS5でドライビングミス。危うく転倒するところだったらしいが、トップタイムから3分半も余計にかかって首位から転落してしまった。


HR8A3054_20141015212324be4.jpg
SS1のトップままゴールまで走り切ったのが中村/佐藤。
HR8A3620.jpg
HR8A3610.jpg
2010年のこの大会以来というから、4年振りの優勝になる。レッキの時は「風邪でいまいち」と言っていたが、本番の朝は「みんなにうつして・・」と元気になったのかSS1から5連続のベストタイムを刻んできた。「ショックを変えて洞爺の時より乗りやすくなった」というセッティングで、「SS1は負けたかなと思ったら勝ってたんで今日はいけると思った」と、最終SSを前にして2位に28秒ものマージンを築いた。ゴール後に山田(健)に「最後は譲ってくれたの」と言われていたが、コドラの佐藤が「30秒もありますから」と中村を抑えていたようだ。佐藤は「僕は地区戦で優勝が無いので、初優勝が掛かってましたから」と、ある意味必死だったのかもしれない。中村も「ここ(陸別サーキット)は数年前の関根さんもそうだけど、いろんな人が痛い目に会っているから」と注意していたようだが、「いつも飛ばないところで飛んで路が無かった」とギャップで弾かれて今回唯一の「危ない目に会った」と振り返る。毎回優勝候補に挙げられる中村、やはり侮れない存在だ。

HR8A2624_20141015212940e0e.jpg
2位は、SS1から2位をキープし続けた伊藤淳郎/高橋和多利。伊藤は「昨年の事が少し頭をよぎった」らしいが、見事にヤヨイにリベンジを果たしたのだが、思い出のコーナーがSS1のストップだったのだから思い出さずにいられるわけが無い。「自分的には実はあまり乗れて無くて、それでもタイムはそこそこ出ていて、まあ無理しないペースで行こうと」と、コマを進めていたようだ。「昨年はSS1でリタイアしてヤヨイもリクベツもまともに走って無かったんですよ。だから不安があったんです。前戦でみんなにボコボコにされましたから。クルマは速くなっているのに、遅っせーなーって」と、不安があったようだがタイムは悪くなかった。「本番も今回で2戦目ですし、セッティングも含めてこれからです」という伊藤。来年は洞爺の全日本戦にしようか地区戦に残るか「今回の結果が微妙なので悩みどころです」と、決めていないようだ。「今年はオールスターラリーに北海道代表で出るので頑張ります」というから、みんなで応援しようぜ。

HR8A3313.jpg
3位は山田健一/大楽 敬。
HR8A3781.jpg
藤澤和弘/加藤孝輔がエントリーしなかった時点で、5年連続のシリーズチャンピオンが決まった山田/大楽。昨年と違って今年は走る前からチャンピオンが決まっていたせいでモチベーションが上がらないのか、タイムが出てこない。最終SSこそベストタイムを出したが、林道では2位の伊藤にもことごとく後塵を浴びせられていた。写真は5連覇の5を手で表しているが、昨年も同じ写真を撮ったが手は4を表していた。大先輩の田中伸幸が北海道シリーズの連覇記録を持っているのは知っている人も多いと思うが、オイラが調べたところ1993年に5連覇を樹立している。これが記録なら(間違っていたら御免なさい)山田(健)は並んだことになるのだが。どちらにしても5年連続でチャンピオン獲得はすばらしいことだね。

HR8A3067.jpg
4位は寺尾 基/海野眞紀夫。寺尾は昨年の洞爺の全日本戦に出場していたが、地区戦に出てくるのは3年振り。コドラの海野はこれがラリーデビューで、寺尾に誘われて出てきたとか。今回の目証は「完走して無事帰ること」と言っていた寺尾だったが、「途中から順位を上げたくなった」と、色気が出てきたようだ。


HR8A3374.jpg
「上りで負けてしまった」と、SS1こそ武田/齋藤にトップタイムを奪われてしまったが、SS2からは他を寄せ付けずにチャンピオンBクラスで優勝した松倉拓郎/浅利徹朗。
HR8A3657.jpg
HR8A3604.jpg
この優勝でJAFタイトルを手にした松倉は「前回チャンピオンになった時はJAFのタイトルが掛かって無い時だったので、これが初めてなんです」と、おにぎりを持ってのガッツポーズ。おにぎりが似合ってる。「リクベツはなかなか辛かった」と言うように、SS6は差を縮められて好バトルだったようだ。急遽松倉の横に乗ることになった浅利は、東京に転勤してラリーの時にコドラで北海道人(?)になる藤上 亘とコンビを組んでいたが、来年藤上がドライバーで復帰してきたらコンビが復活するかも。

HR8A3120.jpg
7年前にリタイアして以来となる、地元で開催のグラベル戦に出場することが出来た武田/齋藤が2位。「頑張ったんですけど拓郎くんが速かった」と、優勝した松倉の速さに付いていけなかったようだ。「ここに来るまでお金をたくさん使いました」と訴えたが、練習をするとクルマが悲鳴を上げていたようで、「もう最悪っすよ」と、出たいラリーにも出場出来ずに本番が遠のいていたようだ。

HR8A2685.jpg
FTOでラリー2戦目の山田裕一/鈴木一生が3位。前戦で2位になったとはいえ、優勝した松倉に1分以上も引き離されていた。「これでも良くなってきたんですよ」と、今回は松倉に45秒のビハインドで済ませている。それでも「ワダチで飛ばされてリアが急に出ちゃうんですよ」と、まだまだセッティングの余地はありそうだが、いかんせん比較するクルマが無い。


HR8A3452_20141015212601f14.jpg
松倉と同じくグラベル戦2連勝を飾った和田 誠/宗片さおり。
HR8A3701.jpg
「最終SSを前に4秒差だったから、その差はリクベツでは付かないと思ってた」と和田。「楽しかったね、今日は。みんなが競っていて、最初は泉くんで、2本目は岡田くんがベストで、そして3本目はオレがベストを獲って、午前を上がったらトップに立っていて」と、しっかりつじつまを合わせてきたところはさすがベテランだ。「2ステを出るときに7秒はあったのかな。それで頑張んなくていいかなって走ったら、全部岡田くんに獲られてしまった」と、差を3.9秒まで縮められたが逃げ切った。JAFのタイトルを掛けての戦いを楽しんでいた和田だが、3位以下になってほしかった岡田 貴が2位だったために、1ポイント差でシリーズチャンピオンを逃してしまった。ただ、コドラの宗片はこの勝利でJAFのシリーズチャンピオンを手にしている。

HR8A2717_20141015212942b9c.jpg
2位は岡田 貴/菅原恭介。
HR8A3686.jpg
「洞爺で車高が低かったので、足を変えて来ました」というヴィッツ。「ギアも4速で吹け切っていたのでハイギヤードに変えてきて。これがドンピシャで、いい感じで使いきれた」とともに、「南出(司)さんからフロントショックを借りたのが大きかったですね」と、トップタイム連発の要因をこう話す。それでも「距離が短から逆転は無理かなと思ったんですけど、頑張って走ってみたけど1本目とタイムは変わらなかった」と、疲れたと呟きながらも勝負を楽しんでいたという岡田。この2位で岡田はJAFのタイトルを取得し、コドラの菅原は1点差でシリーズ2位になった。

HR8A3182.jpg
前戦は2位、今回は3位で「ラッキーな賞を頂いて」とコメントした三木晴夫/河村幸子。SSの途中でコドラの「ここどこ?」という声が聞こえてきたと噂になっていたが、それでもヤヨイを3番手で走り切ってしまうところがベテランらしい。

HR8A2735.jpg
前戦の3位でJMRCのタイトルを手にしている西野義人/岩渕亜子は、順位をひとつ落として4位。


HR8A3490.jpg
ジュニアCクラスでこのラリー2連覇を飾った林 嘉寿彦/谷口利幸。
HR8A3717_201410152146243ac.jpg
3度目の優勝に「運がいいのかも」と言う林。「前半はけっこうやられていたんで、後半は巻き返そうと頑張った」というように、セクション1は3番手に沈んでいたが、セクション2の3本のSSはすべてトップタイムで走り切っている。「今回タイヤが変わって走り方が変わっちゃったんで悩みどころだったんですけど、逆に良かったのかも。タイムを出す走りになっていたのかもしれないですね」と、前半はタイムが出ずに後半良かったのはこうゆう理由があったのかも。「来年は高速コーナーを攻める」という目標を昨年立てていたようだが、「目標は達成できなかったですね」と、練習不足もあってか攻めきれなかったことを反省している。夏は仕事でラリーどころでは無いようだが「冬の大会に出るとか氷上トライアルに行くとか、何かしないと」と、今後のスキルアップのことも考えているようだ。

HR8A2857.jpg
2位おめでとうと祝福すると、「なんで3位じゃないんですか」と逆転したことも分からなかった後藤琢匡/板橋一陽は、最終SSの前にあった1.8秒の差をはねのけて逆転の2位を獲得。「ダメなりに、いままで一番納得のいく走りだったと思います」という後藤。「2回目の走行で『ここはもっと行けた』『ここももっと行けた』っていうところがありましたが、何となく良かったかなっていうのはありました」と付け加えた。「でも僕ここは(陸別サーキット)5~6回走ってますからね」と、陸別を走った回数が逆転につながったと。「上の人達がバタバタと潰れてって、たなぼたでも嬉しいですね」と、Cクラスで出場した5回(Bクラスで1回)で最高位を記録した。コドラの板橋とはレッキのときに初めて会ったとか。

HR8A3200.jpg
シリーズ参戦1年目でシリーズ2位の活躍を見せた森 一馬/藤上 亘。4番手でスタートした森/藤上は、前戦がふがいない成績がったので今回は上位を目指すしかない。SS3で3番手、SS5で2番手に上がってそのままゴールするはずが、最終SSで逆転を許してしまい順位を下げてしまったのは予想外だったのかも。それでもシリーズ2位は立派。

HR8A3196.jpg
念願のシリーズチャンピオンに輝いた田中健一/佐野公彦。田中が結婚式出席でいなかったためにコメントはもらえなかったが、コドラの佐野によると来年は地区戦にステップアップするとか。

HR8A3515.jpg
レッキが終わって「ここに来れた(室蘭→陸別)こととレッキを走れたことで、完走した気分です」と言っていた俣野 実/吉野康久は2年振りの完走で5位。「SS3までは悪くなかったんですけど、陸別でボディの溶接がはがれてしまって」と、かつては稚内大沼氷上の最速マシンもボロボロになってしまったということか。

HR8A2900.jpg
同ポイントながらシリーズ3位になってしまった佐々木智也/小笠原淳亙が6位。

QL8Y4159.jpg
2008年の第2戦で2位に入賞して以来の出場となった岡本 実/飯田真也が7位。6年振りの林道は難しかったようだ。

HR8A3552_20141015213233df7.jpg
1年振りのラリーで2位になった芳澤顕一/大日方唯子。


HR8A2968.jpg
オープンクラスで出場した永井秀治/南出 司。


QL8Y4282.jpg
チャンピオンCクラスの表彰。(左から)優勝した中村有一/佐藤幸彦。2位の伊藤淳郎/高橋和多利。

QL8Y4294_20141015213236e60.jpg
チャンピオンBクラスの表彰。(左から)優勝した松倉拓郎/浅利徹朗。2位の武田 豪/齋藤雅俊。

QL8Y4302.jpg
チャンピオンAクラスの表彰。(左から)優勝した和田 誠/宗片さおり。2位の岡田 貴/菅原恭介。3位の三木晴夫/河村幸子。

QL8Y4309.jpg
ジュニアCクラスの表彰。(左から)優勝した林 嘉寿彦/谷口利幸。2位の後藤琢匡/板橋一陽。3位の森 一馬/藤上 亘。4位佐野公彦(ドライバーの田中健一は札幌で結婚式出席のため会場を後にしている)。



HR8A3759_20141015212326f6c.jpg
最後は恒例の集合写真。


スポンサーサイト



  1. 2014/10/15(水) 21:58:20|
  2. JMRC北海道ラリーシリーズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hokkaidorally.blog91.fc2.com/tb.php/477-2f629a88
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)