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2013 ARK ラリー洞爺 北海道シリーズレポート

2013 ARK ラリー洞爺 北海道シリーズレポート


いよいよ北海道シリーズもグラベル戦に突入した。
第5戦を受け持つのは、洞爺湖町にホストタウンを移して3年目となる『2013 ARK ラリー洞爺』で、今年も全日本戦と併催で開催され、Day2で全日本選手と同じルートを走ることになる。そのためSS9が北海道選手のオープニングステージとなり、いきなり10.16kmから始まってしまった。ただ、ジュニアクラスとK-Carクラスは、SS距離が30km以下という規定があるため、SS9と10は成績に反映されないステージとなり、砂利道の長いリエゾンになってしまう。
今年は洞爺湖町の林道がルートに加わったが、ここは約30年振りに使用する懐かしい場所。昔はマザー牧場の愛称で親しまれたところで、洞爺湖近辺がラリー銀座と呼ばれていた頃に使用していた(昨年も同じようなことを書いたような)。道内戦を戦う選手のほとんどが走った経験が無く、数少ない経験者は、K-Carクラスに出場している谷岡一幸が
「たぶんラリーを始めたころに走っていると思います」
と答え、コドラの岸田勇人は
「地元なので走ったことはもちろんあるし、オフシャルで先行(いまの0カー)に乗っていたこともあるよ」
と、ベテランらしい古い話で盛り上がった。また、走ったことがあると言った野村芳久も
「ラリーを始めたころに走ったことがあるんだけど、その頃は夜だったので、昼に走るとあんな道だったんだね。昔はカーブミラーのあるところは気を付けろって言われたけど、明るいところで見るとあんなコーナーだったんだ」
と、マザー牧場の話を出来たのは少数のメンバーだけだった。

チャンピオンCクラスは、チャンプの山田健一が8年振りに全日本戦に出場したために道内戦にはいない。となると、連続で2位の伊藤淳郎が勝利へ一番近いところにいることになるのだが、前戦を不参加している山上智也もこの大会を逃すと今年のシリーズ争いは厳しくなってしまう。ところが、その山上の不出走が聞こえてきた。直前にマシントラブルを起こし、昨年のレッキでのリタイアに続いて今年もラリー洞爺の出走は無かった。

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やはり、オープニングとなるSS9でベストタイムを出したのが伊藤/湊谷幸司。2番時計のアゲ坂英正/成瀬悠人に13秒もの大差を付けて独走態勢に早くも入った。レッキ後のコメントでも
「全日本に出ている地区戦の人達がいなくなってしまったので、タイム差を比べることが出来なくなりました」
と、タイム差を比較する相手は全日本戦にいるようだ。現に、スーパーラリーでDay2を走れた山田健一と比べると、1ループ目では山田を上回っている。わだちが出来た2周目では
「走り方が分からなくなってしまって、あーだこーだやってたら速くなくて」
と、逆に山田に後半3本は負けてしまった。全日本のトップタイムにもキロ3~4秒離されてしまっている。
しかし、道内戦では断トツのタイムで、SS10でアゲ坂/成瀬にベストタイムを奪われたものの、それ以外ではトップを走り前半が終了して25秒ものアドバンテージを築いている。

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SS10ではアゲ坂/成瀬が
「勝負はグラベルからです」
と、待ちに待ったグラベル戦の2本目でベストタイムを出して来た。10日程前にマシンを横転させてダメージを与えていたが、本人曰く
「外見だけで、他は壊れていないです。クルマはバッチリです」
とは言うものの、いままでのキズだらけボディをさらにキズものにしている。さらにSS11ではカーブミラーと喧嘩したようで、助手席側を壊している。アゲ坂のブログによると、ベストを奪ったSSで
「きっとこのときから何かしら危なかったんだろうな」
と書いていることから、すでにオーバースピードで走っていたのではないだろうか。そして、問題のSS13。1コーナーのグレーチングで弾かれてコースアウトし、リタイアに追い込まれてしまった。

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アゲ坂/成瀬がいなくなって楽になった伊藤/湊谷は、2位に1分半以上のタイム差を付けて優勝。
「地区戦で初優勝です。三重から遠征してきて、やっと実りました。うれしいです」
と喜びを表していた。

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転がり込んできた2位の釜澤 亮/瀧 正憲は
「不本意の2位」
と、完全な走り負けに納得がいかない。それでも初コンビを組んだ瀧は
「まだ釜澤は伸び代があると思うので期待したいですね」
と、釜澤の走りが変貌することを望んでいる。

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「練習してきたつもりだったんですけど、つもりでしたね。1本目はグズグズでした」
と、コンビネーションの大切さを改めて思い知った篠木雄一郎/中川素美が3位になった。

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チャンピオンCクラス表彰式。(左から)2位の釜澤 亮/瀧 正憲、優勝した伊藤淳郎/湊谷幸司、3位の篠木雄一郎/中川素美。


チャンピオンAクラスは6台がエントリー。その中にもちろん和田 誠/宗片さおりの名前もあるが、昨年も勝っているこのコンビが1本目からタイムを出して来たのだから本命に違いないだろう。しかし、その和田/宗片が2本目となるSS10で
FB_IMG_13731570310251595.jpg 撮影:宗片さおり
写真の姿で止まってしまった。まるで石狩を思い出させる姿で、和田も
「おっちゃんが近くに居ると思ってキョロキョロしたさ」
と、2戦連続のリタイアで終わっている。ここのステージでは他にも、ニシノ義人/イワブチ亜子と宮坂淳一/小野由美子もコースアウトでリタイアしてしまった。

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「昨夜は楽しくて、飲みすぎました。1本目は気分が悪くて」
と、訳のわからないコメントの高篠孝介/尼子祥一。大会直前にグラベル仕様になったヴィッツに
「ヴィッツってけっこうハンドルが忙しいクルマなんですね」
と、SS10からはベストタイムを刻み続けている。

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「Vサイン撮ってくれました」
と、Vサインを出しながら(写真を見て下さい)現れた宮田 賢/坂本樹一朗。レッキでリアショックをダメにしてしまい室蘭まで走った甲斐があって、
「走れるだけで満足なのに」
と、SS10からは2番時計を連発した。
「グレーチングの多さにビビってたんですけど、抑えるグレーチングとそのまま行ったほうがいいところと、すごく勉強になりました」
と、得るものが多い大会だった。

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いつもコンビを組んでいる脇屋知子がタレントのコンサートで欠席するため、コドラを松井浩二に変えて挑んできた南 篤典。
「シリーズを考えると3位でいいんです」
と、トップ争いから一歩引いてラリーを展開したようだ。
ただ、3位狙いのコメントはスタート前のもので、和田やニシノが走り続けていたら3位獲得は厳しかったのかもしれない。

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「和田さんのおかげです」
と、2勝目を飾った高篠/尼子。
「草は刈ってくれているし、道もガレていないし、楽しい道でしたね。ただ、あんなに砂利って滑るんですね」
と、今回の勝利でシリーズ争いに加わった。

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チャンピオンAクラス表彰式。(左から)2位の宮田 賢/坂本樹一朗、優勝した高篠孝介/尼子祥一、3位の南 篤典/松井浩二。


2台がエントリーのジュニアCクラス。
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「エンジンのチェックランプが点いて、ブーストも0.5しか掛かっていないんです」
と、レッキ後に言っていた和氣嵩暁/白尾 泰は、オープニングステージはベストタイムを奪ったものの、午後の1本目で姿を消してしまった。
そうなると
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1台だけとなった林 嘉寿彦/谷口利幸はゴールすると初優勝を手にすることが出来る。デビューは昨年の最終戦で、これがラリー2戦目となる林は『走り切るといいことが待っている』ということを体験出来た。

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ジュニアCクラス表彰式。優勝した林 嘉寿彦/谷口利幸。


6台がエントリーのジュニアBクラスだが、エドモンド二平/ヒロ ナカムラ以外は今シーズン初参加となる。中には、
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橡木剣一/西村慶彦もいて、
「西村さんと知り合ったのが昨年のこの大会のギャラリーステージだったんです。数日後には飲みに行っていて、その時に『来年は出よう』ということになって準備を進めていました」
と、公式戦のデビューを果たした。
そして
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米屋賢吾/吉川高利は、CJミラージュからセリカにマシンをスイッチしての緒戦。
「全然ダメでしたね。ガッカリしました」
と、セリカをどう走らせていいのかをまだまだ模索しているようだ。

優勝は
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「わだちが出来ると敵わないですね」
と、最上高宏が言うように、
「わだちが無いとペースノートで走れる人に敵わないけど、わだちがあるとコーナーの深さも分かるので、それで速く走れたんじゃないですかね」
と、昨年の第6戦で15年振りに復帰して以来のラリーとなる野村/田中敏也が、全SSでベストタイムを出して優勝した。

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「ロングのSSで3秒差だったので頑張れば着いていけるかなと思ったんですけど、8kmのSSで6秒も負けてしまって。スピードが高くなると必要以上にブレーキを踏んでしまうようで、それで遅れるんですね」
と、昨年は優勝しているだけに悔しい思いをした最上/河野 功が2位。

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コドラを急遽変更して、東京に行ってしまった藤上 亘を乗せることになった二ツ川啓輔は、
「今日はけっこう踏んだつもりだったんですけど、きつかったですね。エドモンド君のリタイアに助けられて入賞できました」
と、3位の表彰を受けた。

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SS11は3番時計だったエドモンド/ヒロだったが、ペースノートの聞き間違いでSS12でコースオフしてしまう。

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ジュニアBクラス表彰式。(左から)2位の最上高宏/河野 功、優勝した野村芳久/田中敏也、3位の二ツ川啓輔/藤上 亘。


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2011年のアクシデントで唯一生き残った左リアガラスを取り付けてリベンジに現れた谷岡一幸/岸田勇人は、
「砂利道はまだまだ若者には負けれませんから」
と、スタート前から気合が入っている。

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「コースの中に居るのが大変でした」
というのは、今回がグラベルロードを初めて走る佐藤秀輝/仲田治夫。
「止まる感覚がよく分からないんで」
と、初めての砂利道に戸惑いがあったようだが、
「今回でこんなもんかなというのは分かったんですけど、そこからどうしたらいいのかが分からないですね」
と、これからのグラベル戦でどう成長するかが見ものだ。


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「1本目と2本目で勝負を決めたので、スピードを緩めたら負けてしまいましたね。もちろんトータルでは勝っていたんですけど」
という谷岡に、コドラの岸田が
「後半の2本は、どちらも残り3kmぐらいで涙が出てきてペースノートが読めずに『ロスト』しか言えなかったですね。別に懐かしくて涙が込み上げてきた訳じゃないですよ」
と、チョットしたアクシデントがあったことを打ち明けてくれたが、見事2011年のリベンジを果たした。

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K-Carクラス表彰式。(左から)2位の佐藤秀輝、優勝した谷岡一幸/岸田勇人。



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テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2013/07/15(月) 23:43:32|
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