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EZO SUMMER RALLY 2013 レポートPart1

EZO SUMMER RALLY 2013 レポートPart1

ターマックラウンド第2戦は、石狩市浜益を舞台にする『EZO SUMMER RALLY 2013』。
連日晴天が続き、ラリーの本番日も降水確率は0パーセント。気温も気象庁のデータでは浜益で16.8℃と出ているが、林道のある山ではどう感じても夏日と思える暑さで、太陽がアスファルトを照らしている。
この日の最高気温は足寄の31.0℃で、隣町の陸別でも28.9℃を記録している。ちなみに、スーパーターマックが開催された5月12日の気温は8.7℃で、一ヶ月ほど前なのに20℃も違いがある。ある意味、この日がスーパーターマックで無くて良かったのかもしれない。
と思うのはオイラだけだろうか。

ラリーは予想に反して26台のエントリー。ジュニアBクラスの須藤大介/吉野学典が不出走となってしまったが、25台がスタート会場に集まった。運動会があったり、札幌でよさこいソーラン祭りがあったり、北大祭があったり(?)と、いろいろと要因はあったにしろ33台を集めた昨年より台数が減っている。その中には山上智也の名前もエントリーリストの中に無い。親戚に不幸があったとかで出走を取り止めてしまったようだが、他にも高山智敬は陸別でトラブったエンジンがまだ治ってないようでサービス員として顔を出していた。第3戦のチャンピオンAクラスで優勝した高篠孝介も、全日本戦にコドラで出場のために欠場している。さらに、昨年は3台が揃ったチャンピオンBクラスだったが、今回も成立していない。次のラリー洞爺でクラス成立しなければシリーズとして認められなくなってしまうのが心配だ。

10時30分、いよいよ競技がスタートした。林道の舗装化が進み、SS1のHamamasu mitaは昨年の4.46kmから5.08kmに距離が延びている。山田健一も
「延びている所はテクニカルなアップダウンのあるコースなので、後半ですけどリズムを外さないように走らないとダメですね」
と、レッキ後にコメントしてくれた。
ここをチャンピオンCクラスで最速で駆け抜けたのが
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その山田/大楽 敬だった。2位に2秒差を付けてのベストタイムに
「伊藤くんに2秒も差を付けたんだから頑張ったでしょう」
とファーストステージを奪い、続くSS2でも
「路面がジャリジャリなのでターンインで無理をしないで」
と連続のベストタイムを出して、2位に浮上して来た井土卓治に5.5秒のビハインドを付けての首位に立っている。続くSS3も

ベストタイムを刻み、SS4では
「路面の砂利がまんべんなく広がったので、アンダーが止まらずに危ない場面がありました」
と振り返ったが、セクション1の4本のSSすべてでベストタイムを出して2位に9.5秒に差で首位を固めた。

2番時計には
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伊藤淳郎/湊谷幸司が着けたが
「いろいろと有り得ないことが起きてしまって」
と、SS2では4番時計に終わっている。写真をよく見るとコドラの湊谷が手を振っているが、どうもペースノートをロストするミスを犯したようだ。
「手を上げたことは関係ないですけどね」
とはいうものの、ショックを受けているようだ。ただ、SS3では再び2番時計、SS4では3番時計とセクション1を2番手で折り返している。

SS1の3番時計は
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井土卓治/佐々木 尊。
「楽しんで来ます」
とスタートしてSS2の2番時計で2位に浮上したが、SS3では3番手に後退してしまった。そしてSS4。スタートして3個目の右コーナーでエボⅩが止まってしまい、井土/佐々木のリザルトにはRの文字が付いてしまった。

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「例によって例のごとく、徹夜なんです。昨年の成績からいうと徹夜すると勝てたんですけど、ダートラと違ってラリーはナチュラルハイになるとヤバイと思うので」
と言っていたアゲ坂英正/鈴木一生が、4番手からのスタート。
「難しいです。全然ペースノートが聴けなくて、集中力が・・・」
と、SS2以降も速さを出せずにセクション1は4番手で終わってしまった。

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「SS1は途中でコドラが静かになってしまって」
と、5番時計に終わってしまった岡 直貴/岡 清美の夫婦コンビ。それでも
「タイヤも足もちゃんとしたものを着けて来たので、ペースは上がっていると思います」
と3番時計を連発し、SS4では
「井土さんをかわすのにイン側に半分クルマを落としても、やまけんに1.4秒差でしたからね」
と、2位に3.2秒差の3位に着けている。

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「ドライもウエットも練習して来ました」という釜澤 亮/矢野絢一だが、思うようにタイムが出せないでいる。SS2で使うPoro tokotanは、山田の『進入で無理すると痛い目に会うので慎重に行きます』とは逆の、
「手前から向けて、ドリドリで・・・」
で攻める方向でいたが、9秒以上も負けている。

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レッキの時から迷いのあった篠木雄一郎/中川素美は、コースを攻めきれないまま競技が進んでいく。話を聞いても
「????・・・」
と首をかしげるだけで、初のターマック戦で苦労していたようだ。

クラスが移って最初に登場したのが
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和田 誠/宗片さおり。このカットではいつもの和田だと思っていたが、
    
次のカットでは
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アンダーステアを出し、
    
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御覧のカットに。和田がヴィッツで初めてリタイアした瞬間だ。

その和田との勝負を楽しみにしていた
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馬渕貴則/島田憲二は、
「前回はスタートの時にホイールスピンがするので車高を下げてきたし、マフラーもカッコだけじゃダメなので細くしてトルクが出るようにしてきました」
と、負けた昨年の石狩と今年の陸別を反省して仕様を変えてきた。しかしライバルの和田が早々に姿を消してしまい、あとは昨年の覇者の南 篤典との勝負だが、SS1で2番時計に24秒もの大差を付けてしまった。
「和田さんがいなくなってしまったので、これが速いのかどうかも分からないよ」
と、セクション1をベストで走り切り、2番手に1分以上の差を築いた。

「やっとターマックの走らせ方が見えてきたかな」
とコメントした
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ニシノ義人/イワブチ亜子が、オープニングから2番手タイムを出してきた。しかし、SS1のリピートとなるSS3でコドラのイワブチが
「やってはいけないことをしてしまいました。2回目のステージだったので、無意識のうちにHamamasu mita Bのノートを開いていたんですね。間違いに気がついて復帰しようとしたんですけどダメで、和田さんがリタイアしたところで復帰したので残り数百メートルですよね」
と、ドライバーの足を引っ張ってしまい、南に逆転されてしまった。

昨年は本人もタイムが間違っているんじゃないかと疑ってしまうほどの走りを見せた
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南/脇屋知子は、
「去年も無理はしていないので、去年と同じようにやればおのずと結果は付いてくると思います」
と言ってスタートして行ったが、今年は平凡なタイムに終わってしまう。SS3でニシノを逆転し、
「追い込んでもしかたがないので」
と、10秒の差を保って2位でセクション1が終わった。


参加台数がいっきに減ってしまったジュニアCクラスだが、オープニングステージから波乱の幕開けとなってしまった。
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先頭で現れた藤澤和弘/加藤孝輔は、アウト側のタイヤが脱輪してアンダーを出している。
    
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ギリギリでコースアウトはまぎれたが、コドラの頭が逃げているのが分かる。この時のオンボード映像は

御覧の通り。コースアウトをよく免れたと思うのだが、
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藤澤/加藤はここでオーバーオールタイムを出している。リピートとなるSS3は、
「今日は大橋(渡)さんと一騎打ちかな」
と言っていた大橋がリタイアしたためにペースを落としたのか、キロ1秒も抑える走りになったが連続のトップタイムは出している。

SS4では再びオーバーオールを刻み、セクション1は2番手に2分以上の差を付けて独走態勢に入った。

藤澤と同じく
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脱輪状態で現れたのが大橋 渡/陶山 護だが、藤澤と違うのは4輪が舗装から外れている。
    
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次のカットでは壁に向かい。
    
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壁を掛け上がり。
    
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この状態に。(標識には接触しておらず、傾いているのはラリーがスタートしたときからこうなっていた)
驚かされたのは、この状態から
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コースに復帰して来たことだ。
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ゾンビのごとく甦った大橋/陶山はこのステージを走り切り2番時計を出している。ただ、続くステージでもコースアウトをしてしまい、SS3を前にしてリタイアを決断した。

SS3から2台となってしまったジュニアCクラスだが、
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昨年はリタイアしてしまった佐々木智也/小笠原淳亙が、SS2は2番手タイムを出して堅実にコマを進めている。

前戦より台数が増えたジュニアBクラスには学生が多く参加しているが、その中に
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ラリー初出場の中出駿貴/鷹巣恵鈴の姿がある。ジムカーナのシリーズを追っているが、今大会はスポットで参戦してきたようだ。
「2~3週間の練習じゃダメですね。レッキ後の1本目がダメでした。コースも2回目になるとキロ1秒ぐらい上がりますから」
というが、SS1ではベストタイムを出している。インテグラのグラベル装備が無いためにグラベルラリーへの参戦は考えてないようで、今年はジムカーナを頑張るようだ。

2番時計は、
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昨年の最終戦で優勝している川村康輔/坂本樹一朗。SS2でベストタイムを出して、セクション1を2位に2.9秒差でトップに立っている。

SS1の3番時計は
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今年の緒戦をリタイアで終わらせてしまった俣野 実/一力聡子。連続の3番時計を出していたが、SS4で姿を消してしまう。昨年は優勝している大会だけに、
「どうしたらいいんでしょうね」
と、2戦連続のリタイアに悩みも大きい。

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第2戦で優勝している水澤孝文/水澤由紀子が4番手タイムからスタート。やはり舗装路でスト―リアではきついようで、
「上りでは離されますね」
と、学生の勢いにも負けて下位に沈んでいる。

「舗装は初めてなんで完走を目指します」
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とスタート前にコメントしていたホシクン/高畑英一は、SS1はやはり探りの走りだったようで5番手タイム。それでもSS2からは上位のタイムを出し、SS4のベストタイムで2位に順位を上げてセクション1を終えた。

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「完走を目指して頑張ります」
と、いつものフレーズでスタートしていった山口昌洋/山口美由紀の夫婦コンビ。速さよりも確実にゴールを目指している。

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前戦はちょっとしたトラブルで不参加となってしまった宮坂淳一は、コドラ初挑戦の板橋一陽とコンビを組んで出場してきて、SS1からベストタイムを出して来た。

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20年前にミラージュでラリーをしていた梅内 豊が、河野 功と組んで復帰してきた。
「19年振りのラリーですね」
と、SS1は宮坂にトップタイムを譲ったものの、SS2からベストを奪いセクション1は8.4秒のリードを築いた。


3台がエントリーのチームRTCは、
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前日はテントを張ってのキャンプ。K-Carクラスには2台が出場するが、その中のひとり
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岡村 巧/齋藤雅俊は、前回の陸別でエンジンが止まってリタイアしている。今回はリベンジをするために遠征して来たが、エンジンからオイルが漏れるトラブルを抱えているようだ。しかもタイヤは安価なアジアンラジアルをチョイスしているのも見物だが、SS1で不安をよそにベストタイムを刻んで見せた。SS3でトップタイムは譲ったものの、セクション1は20秒のリードを築くことに成功している。

SS1の2番時計は
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スーパーターマックで初優勝を手にした佐藤秀輝/仲田治夫。Poro tokotanの荒れた路面には
「ダートの経験が無いので、走らせ方が・・・」
と、タイムダウンを余儀なくされてしまったが、SS3ではベストを奪うなどターマックへの対応は出来ているようだ。

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RTCのもう一台、小野太一/小川貴博のヴィヴィオも
「僕もオイルが・・・」
と、トラブルを抱えている。佐藤がタイムを出せなかったSS2では2番時計を出しているが、他は下位に沈んでしまった。


レポートPart2に続く。


※各クラスの順番はSS1のタイム順です。

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テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2013/06/12(水) 23:55:13|
  2. JMRC北海道ラリーシリーズ
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