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Super Tarmac 2013 レポートPart1

Super Tarmac 2013 レポートPart1

北海道の春はどこに行ってしまったのか。
一週間前のラリーセミナーの翌日には帯広で3センチの積雪があったし、ゴールデンウイークでも函館の五稜郭では桜の開花宣言がまだされていないという、寒い気温が続いている。
5月12日、函館ではやっと満開を迎えたようだが、札幌の標本木の桜はまだのようで開花宣言はお預けとなり、昨年は咲いていた陸別の桜も全然姿を見せていない。
そんな寒い陸別で北海道ラリーシリーズの第3戦『Super Tarmac 2013』が開催された。チャンピオンBクラスが成立してない寂しい状態でも、エントリーは昨年よりも3台増えて28台。陸別町にホストタウンを移して5年、銀河の森だけで組み立てられていたラリーも、HQから10kmほど離れたところに新コースを確保して装いを新たにしてきた。

午前6時30分
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参加受付が始まる。この時に選手が持っていかなければならないものは、
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運転免許証、ライセンス、JMRC北海道互助会加入証、それに車検証と自賠責証書を揃えて提出する。数年前までははがきなどで受理証が届いていたようだが、最近は無くなったようだ。時々互助会加入証を忘れる人がいるようだが、確認が出来なければ参加料の割引が受けられない時があるので、家を出発するときには確認を怠らないようにしたい。過去にはライセンスを忘れた人もいたようだが。

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提出された免許証やライセンスはチェックリストで確認されるが、この時に車検証がコピーされる。これは車検の時に車体番号を確認するときに使われているようで、車検証の提示を省く目的もあるようだ。これは主催クラブによって様々なやり方があるようで、申し込みの時に添付している車両改造申告書で補っているところもある。
確認が終わると主催者から渡されるのは
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ゼッケン、JAF公認ラリー競技会之証、ロードブック、TCカード、レッキ指示書など。

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参加確認が終わるとゼッケンを貼る作業から始まる。今大会は3枚のゼッケンがあり、ボンネットにJAFのゼッケンを貼っている。この日はあいにくの雨で、水滴があるとなかなかテープが付きづらいので注意したい。
また、レッキ後にゼッケンを貼ることもOKだが、通過確認をする便宜上レッキからゼッケンを貼ることを進めるオーガナイザ―もいるようだ。
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JAF公認ラリー競技会之証は左のリアウインドウに貼る。この公認証を次のラリーまで貼ってあるラリー車を良く見かけるが、ラリーに出場しているひとつの証なのだろうと思っていたら、単に剥がすのが面倒くさいという輩もいるようだ。

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いよいよレッキが始まるが、林道の入り口には道路占有の看板が立てられている。一般の人に占有を取っていることを知らせる看板だが、この日も競技車がいないときに一般車が入ってきてしまった。やはり林道の入り口には看板だけではなく、オフシャルも必要なのだろうか。
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レッキはコースを2回走ってペースノートを作る。この大会はセクション1のSS1&3とセクション2のSS4&6は距離が短くなっただけの同一コースということで、レッキは2回走行のみとなる。今年からレッキスピードは主催者が決められるということで、今回の指示は40km/hを超えてはならないと出ている。
レッキ指示書
レッキの時に必要なのが、受付の時に渡されたレッキ指示書。
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レッキ指示書は大会によって書式が違うようだが、コースの入口と出口ではオフシャルのサインを受けることは変わらない。くれぐれも書かれている指示を良く読み、間違っても指示を無視することがないように。
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新コースに置かれたシケイン。
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レッキでシケインを確認する。袋の中にはトラックなどのタイヤが入っているようで、当たると無傷では済まないようだ。写真的には牧草ロールが絵になったのだが。
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コースには2ヶ所のシケインが設けられていた。

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レッキが終わると車検。ボンネットを開けて車検のオフシャルを待つ。
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車体番号も確認されるが、
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消火器など安全面のことも厳しくチェックされる。消火器で多いのは期限切れで、自車に積んでいる消火器の期限を調べておいたほうがいいだろう。
写真は無いが、車載するもののひとつに救急薬品っていうのがあるが、何を用意するかは規定が無いので書かれていない。救急の時に何が必要かを考えなければいけないが、最低でも包帯とか三角巾が無いと処置も出来ないと思う。
今度何を揃えているか調べないと。


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10時00分、1号車の山田健一/五十嵐恵子がTC0に入って競技が始まった。
TCカード No1
提出したTCカードに時刻とオフシャルのサインが記入される。1号車のTCイン時刻は10時00分だったので、10時00分00秒から10時00分59秒まではOKで、9時59分59秒では早着減点を貰い、10時01分00秒では遅着となってしまう。
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この日は主催者からミネラルウオーターの差し入れがあり、TC0で渡された。
TCカード No2
返されたTCカードに書かれているターゲットタイムを足して選手使用欄に時刻を書きこむのは選手の仕事。今回はTC0の時刻10時00分にターゲットタイムが5分なので、書き込む時間は10時05分。これがTC1に入る時間となる。

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TCカードはオフシャルに渡した時の時刻が書かれる。
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提出する時はタイミングを間違えないように。冬に起きた出来事だが、TCが混んでクルマが入れない場合は、コドラが降りて行ってTCカードを提出することが出来るので、選手の皆さんもオフシャルの方も間違わないように。また、サービスパークに入るTCでは、コドラがクルマから降りてTCで待ち、時間になると競技車を呼んでTCインする光景はよく見かける。
TCカード No3
TC1では提出した時間とSSの暫定スタート時刻、担当オフシャルのサインが書かれる。JMRC北海道ラリーシリーズ共通規定にも書かれているが、SSのスタートは3分後の時刻が書かれる。
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SSのスタート地点。スタートのカウントダウンをする電飾(ツリー)の他に、フライングを感知する光電管、消火器、電波時計が揃っている。
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TC1を出てスタートに着くと、
TCカード No4
オフシャルがスタート時刻と担当オフシャルのサインを書いてくれる。
TCカード No5
返されたTCカードに書かれているターゲットタイムが30分なので、選手使用欄には10時08分+30分で10時38分と書くのだが、これは次のTC2に入る時刻となる。
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SSのスタートラインにはオフシャルによってきちんと並べられる。この時は赤白のポールが使用されていた。

いよいよSS1がスタート。
小雨が降り続け路面は完全なウエット。その中で

(外撮りとオンボードの音量が違うので気を付けてください)
チャンピオンCクラスでは、ゼッケン1番の山田健一/五十嵐恵子が2番時計の山上智也/伊勢谷 巧に8秒近いタイム差でトップに立った。

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チャンピオンAクラスでは事件が起きていた。ターマックラリーでは絶対と思われていた馬渕貴則のタイムが平凡すぎる。1番時計の高篠孝介/湊谷幸司に12秒もの大差を付けられ、2番手の和田 誠/宗片さおりにも6秒もの差があるのだから、最近の馬渕では考えられないことだ。
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また、昨年の石狩で優勝している南 篤典/脇屋知子が、スタートから3.98kmで側溝にはまりリタイア第1号になってしまった。ここはギャラリーの観戦ポイントから観えるところで、数名のギャラリーに目撃されていた。

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ジュニアCクラスは、昨年全SSでトップタイムを出して完全制覇した青沼達也/坂本樹一朗が、今年も健在でSS1から他を寄せ付けない走りを見せている。だが、その後ベテランの走りに待ったをかけた者が出てきた。

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1週間前のラリーセミナーで鎌田卓麻の『安全に速く走るためのペースノート』の講座を受けた俣野 実/吉野康久に注目していたが、コンマ1秒差でベストタイムを出して来たのは、ラリー4戦目の須藤大介/渡口 翼だった。その後も快走を見せる須藤/渡口に、俣野/吉野は少しずつ離されてしまう。

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宮坂淳一が急遽出走を止めてしまい、今シーズン初出場の佐藤博信/堀内 隆の単独走行になってしまったジュニアAクラス。「ただ走っただけ」と佐藤が言うように、チャンピオンAクラスとの比較になるタイムでは無かった。

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谷岡一幸や岡村 巧を抑えてベストタイムを出したのは、今年ラリーデビューした佐藤秀輝/岡 直貴。ベテランがふがいないのか新人が凄いのか、まだひと波乱あったK-Carクラス。

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ゴールはフライングフィニッシュ。1/10秒まで正確に計測出来るように、ゴールラインにも光電管を使用している。過去のオールスターラリーで、勘違いからここで止まったクルーがいたようだが、くれぐれもアクセルを踏んで走り抜けるように。

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フライングフィニッシュのタイムがTCカードに書かれる。
TCカード No6
10時11分37秒4がフィニッシュ時刻なので、SSの所要時間は3分37秒4。そしてストップのオフシャルのサインが書かれて返される。

この流れを続けるのだが、
TCカード No7
TC2に入る時間が10時38分。SS2の暫定スタート時刻が10時41分で、TC2のオフシャルのサインが書かれて戻される。
TCカード No8
SS2のスタート時刻10時41分とスタートを担当しているオフシャルのサインが書かれてTCカードが戻ってくる。
TCカード No9
SS1の時と同じく、スタート時刻にターゲットタイムの30分を足して11時11分と選手使用欄に書き入れる。たぶんこんな選手はいないと思うが、選手使用欄はどんな時間を書き込んでもいいそうだ。ただ、次のTCに11時11分に入らなければペナルティ(減点)を与えられてしまうので、正確な時間を書き込んだ方がよさそうだ。
ところで、ここまでの計算で60進法を使っていることは分かると思うが、時間や分の繰り上げなど間違わないようにしないといけない。
TCカード No10
SS2のフィニッシュ時刻は10時42分20秒4。所要時間は1分20秒4と書かれ、オフシャルのサインがされて返される。
TCカード No11
TC3の入りの時刻は11時11分。SS3の暫定スタート時刻は11時14分とサインが書かれて返される。

ここまでTCカードの流れを書いてきたが、これはあくまでも今大会で使用したTCカードをもとにしたもので、大会によって異なることになる。TCの数やSSの本数、ターゲットタイムの違いなどあるが、TCカードの流れに違いはほとんどないと思う。


Part2に続く。
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テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2013/05/17(金) 11:00:36|
  2. JMRC北海道ラリーシリーズ
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