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第27回 EZO ENDLESS RALLY チャンピオンクラスレポート

第27回 EZO ENDLESS RALLY チャンピオンクラスレポート

北海道ラリーシリーズ第2戦『第27回 EZO ENDLESS RALLY』は、昨年より開催が1週間遅くなったために1ヶ月のインターバルを置くことになった。その間、北海道ダートトライアル選手権が2戦行われるなど冬のイベントが目白押しで、この大会が公式戦のトリを務めることになった。
会場は新千歳モーターランド・ダートコース。
IMG_3195.jpg
コースセッティングの土曜日にコースを覗いた感じでは、雪壁もあるしスタッドレスタイヤが効くように思えたのだが、
「レッキスピードでも滑るところがある」
と選手が言うように、やはりツルツル路面が選手を待っていた。

スポーツの世界では『勝つという気持ちが大切』と言われるが、今大会もそれを良く表していたと思う。
確かに勝ちたいという気持ちだけで勝てたら苦労しないが、やはり『勝ちたい』と強く願うことは重要なことだ。もちろん確固たる裏付けが必要となるが、練習も『勝つ』気持ちが強ければ、方法や内容も変わってくるんじゃないだろうか。速い人達にレクチャーしてもらうのはあたりまえだが、コースの形状や路面状況に合わせた練習をすることも大事だと思う。
過去の話になるが、北海道チャンピオンを獲得していた渡辺 潤は、千歳のコースを考えてツルツル路面の1周数百メートルの周回コースを何百周もしていた。本人曰く
「千歳を攻略するにはこれが一番」
だったようで、雪の上よりも氷の上での練習を選択していた。雪の林道での練習がダメだとは言わないし、むしろ大切だと思うが、勝ちたいという思いが練習内容を変えていた例だったと思う。


チャンピオンCクラスは、開幕戦より4台増えて、今回も1台のエントリーだったBクラスと合わせて10台での争いとなった。

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開幕戦で優勝した山田健一/大楽 敬は
「前半が勝負ですね。ツルツルになっている所はありますが、路面が効くうちに攻めないとダメですね。後半になって滑るようになるとミスをしない方が勝ちになりますから」
と連覇を狙っている。

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「レッキをして自信をかなり失いましたね」
と、笑いながらコメントしてくれた山上智也。いつもコンビを組んでいる伊勢谷 巧の都合で尼子祥一にコドラをスイッチしたが、
「SS1でどれだけタイム差を付けれるかですね」
と、やはり前半での勝負と睨んでいる。

HR8A0545.jpg HR8A0547.jpg
バックランプ点灯第1号の釜澤 亮/矢野絢一は
「練習してきました」
と第一声は元気だったが、
「それで課題がはっきりしたんですが、まだ解決できてません」
と続いた。
「サイド(ブレーキ)に頼り過ぎるのと、クルマが流れているのを感じ取れてない」
と分析したようだが、後者は致命的じゃないの? と思っていたら、写真のような走りに。

HR8A0576.jpg
2008年のウインターシリーズ以来のCクラス参戦となった木戸達三/内藤修一は、
「出ないとダメでしょう。AKTさんの協力で出ることにしました」
と、昨年戦ったミラージュを手放して身軽になったために、これからも機会を見つけてはクルマを探して出場してくるようだ。

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予定通りに今大会も遠征してきた伊藤淳郎/湊谷幸司は、2年のブランクを徐々に取り戻して来た感がある。

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「いつもの路面ですね」
と、学生生活最後のラリーに出場して来た村里尚太郎/エドモンド二平は、卒業記念に初めてのチャンピオン戦でのエントリーを決めてきた。

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初めてのリストリクターと2年振りの滑る路面に、思うような走りが出来なかった開幕戦だった篠木雄一郎/中川素美は、チャンピオン戦での2戦目を迎えた。

HR8A0616.jpg
開幕戦はターボチャージャーシーリングの封印が間に合わずにジュニアCクラスに出場した種畑剛志/川端千陽は、
「チャンピオンCクラスでの自分の立ち位置が知りたい」
と、第2戦はシングルゼッケンを着けて参戦してきた。

HR8A0632.jpg
「冬も参戦することにして、フロントタイヤ2本を新調したら、貯金残高が300円になりました」
というアゲ坂英正/鈴木一生は、
「リアのアライメントは狂ったままです。走れるだけでいいんです」
と、今年の緒戦を迎えた。

HR8A0634.jpg
「ランサーを食います」
と、唯一のチャンピオンBクラス、しかもFF車でランサー勢に挑んできた栗田大介/成瀬悠人。


HR8A0541.jpg
SS1は2秒差のトップタイムを出して来た山上/尼子。
「2本目はちょっとひどかったですね。スピンが怖くて抑え過ぎました」
と、連続は逃したがリザルトボードの一番上に名前がある。

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SS2は
「SS1は勝手が分からずに様子見で行ったんですけど、2本目の前に山上さんややまけんさんの走りを外から見て『あ~やって走るんだ』と真似をしてみたんですよ。頭が入って向きが変わってくれると強化ビスカスで上手いこと立ちあがってくれるんです」
とアゲ坂/鈴木が、早くもチャンピオン戦でトップタイムをマークしてきた。

HR8A1399.jpg
SS3は
「最初の2本は攻めきれなかったですね。ショボイなって言われちゃいました」
という山田/大楽が、やっとトップタイムを奪った。

と並べると、三つ巴の戦いをしているようだが、山上とアゲ坂の差は10秒もある。SSが3本終わったところで、SS3で逆転に成功した山田が1.6秒差でトップに立った。

SS2でオイラにポーズをとってきたのが
HR8A0995.jpg
伊藤のコドラの湊谷と
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村里のコドラのエドモンドの2人で、共通のキーワードは『北大自動車部』。

同じくSS2でオイラにアタックしてきたのが
HR8A1024.jpg
篠木/中川と
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種畑/川端の2台。アンダーを出して、ほぼ同じ角度でオイラに向かってきた。終了後に篠木が頭を下げてきたが、誤らないでいいですから。ここに立つことを決めたのはオイラだし、君らに轢かれるようなへまはしないから。

そして、SS3では
HR8A1479.jpg
種畑/川端と
HR8A1504.jpg
栗田/成瀬の2台が雪壁にアタック。よく雪壁にクルマを当ててコーナーをクリアしてくると『壁走り』と言う人がいるが、ほとんどがここまでは酷くは無いが、ただ雪壁にあたっているだけのように見えることが多い。オイラが見てきた中では、絶妙の角度で雪壁にあててくる往年のラリードライバー・西尾雄次郎の走りが壁走りだったと思うのだが・・・。


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トップ争いをしている2台。この写真に吹き出しを付けるとしたら。

HR8A1834.jpg
SS4のベストタイムで再び首位に立った山上/尼子は、
「やまけんさんがバックしたから、その分ですね」
と分析し、
「タイトなコーナーは止まってもいいやぐらいの感じで走っても行きすぎてましたね。ヘアピンは一回も成功してないです。そこが上手くいくと少しは(タイムが)あがるんじゃないですかね」
と、走りを振り返る。

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そのヘアピンで止まってしまった山田/大楽は
「2位になっちゃいましたね。バックギアに入れてしまいました」
と反省の弁しか出てこない。

HR8A1865.jpg
そのふたりのカンフル剤となる木戸/内藤は
「SS1は御愛嬌のファンサービスで、SS2は抑え過ぎました。ブランクがあるとはいえ、クルマに慣れて足もそれなりにしてもベストを獲るのは難しいかもね。それだけ上の2人は速いわ」
と、ラリーを楽しんでいる。


「魔のSS5ですからね」
と、注意する山上。
「高速区間は踏んで低速は抑える、ここまで滑ると無理しないっていう、それしかないですね。気を付けますSS5」
と、ラスト2本に挑んだ山上/尼子。
しかし
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魔のSSとなってしまったのは山田/大楽だった。
「スタートでエンストして、バックもしたから2事故やってますからね。どっちかひとつだったら面白くなっていたかもしれませんね。SS6は壁とか使って『攻めてるよ』ってプレッシャーを与えようとしたけど、山上くんはミスしてくれなかったですね」
と、3秒差まで詰めるのがやっとだった。

そして、コドラの大楽から反省レポートが届いた。
2013EZOエンドレスラリー「言い訳?」レポート
今シーズンも冬2戦目を迎えました。Cクラスのエントリーは9台とちょっとにぎやかな感じになりましたね。
コースは前戦同様新千歳モーターランド・ダートコースを使用し、レイアウトはほぼ昨年同様の設定となりました。気温は低いながらも当日の降雪は無く視界はクリアです。しかし路面はツルツル今日の餌食は誰でしょうか?
SS1、路面を確かめながら無難に走りすぎたか山上君に2秒つけられてしまいました。
そういえば前戦もこんなスタートだったような・・・。
SS2、ちょっと頑張ったけどアゲ坂君がベスト。
ちょっとはタイム詰めたけど・・・。
SS3、もっと頑張って本日初ベスト。
トップに浮上。ヤマケンやればできるじゃん。しかし関根君から、チャンピオンなんだからできるなら最初からやりなさいとヤマケン怒られる(笑)。
SS4、路面にてこずり半スタックでバックギヤを使って3~4秒のロス。
また山上君がトップに。
SS5、エンジンストールとバックギヤ使用で7~8秒ロスか・・・。
最終SSを前に山上君と8秒差。こうなったら山上君にいろいろプレッシャーをかけるしかないか・・・。
SS6、山上君のプレッシャーになるかな?いろいろ頑張ってみた。さらにツルツルの路面でもいけるじゃん。さすがチャンピオン本日の2度目のベスト。しかし時すでに遅しでした。山上君大きなミス無かったね。3.1秒届かず2位でした。
「今日の餌食は誰でしょう」なんて言っていて正解はゼッケン1番でした。ということで、第2戦終了して山田君、山上君それぞれ1勝ずつになってシリーズとしては面白くなったと勝手に思って言い訳にしますがみなさんいかがですか?
また雪が解けたらもっとたくさんエントリーしてくれることも期待しつつ陸別でお会いしましょう。
                                大楽 敬
という内容だ。

HR8A2565.jpg
「抑えました。そつなくいきましたね」
と、大きなミスも無くゴールした山上/尼子。
「ポイントが欲しかったので」
と続けたが、開幕戦の時より終始冷静にいたように見えた。それは、勝ちたいという気持ちが暴走しそうになる心を抑えていたと思うのだが、山上の言葉から山田の動きをよく見ていたことがうかがえた。
これでシリーズは1勝1敗。ポイントは同点でターマックシリーズを迎えることになった。

HR8A2321.jpg
「3位になれたことが良かったことかな」
という伊藤/湊谷は、
「ターマックの練習は向こう(三重)のほうがいいのでクルマはいったん持っていきますが、ターマック戦も出る予定でいます」
と、北海道シリーズに焦点を合わせている。



開幕戦と同じ4クルーのメンバーに、
「ラリー北海道ばかりなので、北海道の選手とも交流を持ちたくて」
と、帯広の医師・金藤公人/若山久光を加えた5台が顔を揃えたチャンピオンAクラス。
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「冬のイベントはお遊びで1~2戦出たことがありますが、ラリースタッドレスを履くのは生まれて初めてなんです」
と、冬のコースにチャレンジしたが、滑る路面での我慢大会は性に合わなかったようだ。ただ、しばらく出場していないターマック戦など、北海道の地区戦にも興味があるようなので是非参戦してきてほしい。

勝負は2グループに分かれてしまったようだ。
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泉 祐悟/小池征寛と、
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宮田 賢/角玄真琴の2台がトップタイムを奪い合い、
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ニシノ義人/イワブチ亜子と
HR8A0640.jpg
南 篤典/脇屋知子がセカンドグループで競い合っていた。

開幕戦で勝っている泉/小池は
「通常運転でもちろん優勝ですね」
と、ミス無く走って連勝を狙っている。
片や宮田/角玄は
「開幕戦はリタイアしてしまったので無念と屈辱を晴らすために頑張りたいですね」
と、リベンジに燃えている。
ここでふたりの走りを比べてみたい。
HR8A0657.jpg HR8A0660.jpg HR8A0661.jpg
HR8A0646.jpg HR8A0649.jpg HR8A0651.jpg
泉はインを外さない運転を心掛けているようで、アクセルを抜いてもラインを重視しているように見える。
宮田はアンダーが出てコーナーのインを外してもアクセルを踏んで来る。
ミスを出さない走りは泉方式なのだろうが、リザルトを見ると2本目にタイムを出しているのは宮田だ。その人その人で走らせ方があるのでどちらが正解かは分からないが、あなたならどちらを支持します?

「今日も2位で頑張ります」
と言っていた南/脇屋は、SS1は予定通りに2番手タイムをマークしたが、続くSS2は
HR8A1055.jpgからHR8A1069.jpgになり5番手タイムに沈む。後で
「あそこにいたから引き寄せられた」
と、チャンピオンCクラスの2台も言いたいセリフを南が代表して言ってきた。しかしこのスピンでも3番時計とはコンマ7秒差、まともに走っていれば2番時計は出ていたのだろうか。
その南を
HR8A1535.jpg
SS3にこの走りで逆転したニシノ/イワブチ。3位に順位を上げてきた次のSS4、下の段から現れたヴィッツのフロントは
HR8A1997.jpg
ごらんのありさま。
「すべて僕の責任です。SS3で上手くいったので、次はノーブレーキで行こうとしたのが間違いでした」
と、硬い雪壁にアタックしたようだ。この状態だと出走を許可させないと判断され、
HR8A2593.jpg
新素材(?)でバンパーを形成して技術委員の検査をパスしてラリーを続けた。それにしても上手く直している。

2本のSSを残して泉/小池と宮田/角玄の差は3秒。しかしSS5で
「幻の6速とエンストで勝負が終わりました」
と、宮田がミスを犯してしまった。
HR8A2386_20130301233317.jpg
泉/小池が2連勝を飾ったが、
「SS5はバックギアを使うか使わないかのギリギリの線で走ったので、SS6は抑えて走ったら『抑え過ぎ』と小池さんに注意されましたね」
と反省する部分もあったが、予定通りにウインターシーズンを終えることが出来た。
HR8A2375.jpg
「他の人のタイムは気にしないで走ってました」
という宮田/角玄が2位をゲット。

南/脇屋対ニシノ/イワブチの戦いは
「SS5はミスった後だったのでビビってしまって、踏むとこも踏めなかった」
と、ニシノ/イワブチは2.1秒あったリードを、逆に7.3秒逆転されてしまい南/脇屋に3位の座を奪われてしまう。
しかし、勝負は最終SSまでもつれた。
「SS6のスタートでイワブチの元気が無かったので『元気を出していこう』と声を掛けたのが良かったんじゃないですかね。あれで僕も平常心になれました」
と、ニシノ/イワブチがベストタイムを奪い
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3位の表彰を受けることに。
HR8A2356.jpg
またしても逆転されてしまった南/脇屋が4位で終わってしまった。
HR8A2417.jpg
5位で完走したのは、ウインターラリー初参戦だった金藤/若山。



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テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2013/03/01(金) 23:40:57|
  2. JMRC北海道ラリーシリーズ
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  4. | コメント:2

すごい修復力 byよっち
白いヴィッツのチームはサービス部隊がイイ仕事こなしてますね。
新素材もいい味出てます。



と言ってみる!(^^)!

byおっちゃん
ほんとサービス隊はいい仕事をしたね。
それに比べてドライバーは・・・・。なんてね。

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コメント

すごい修復力

白いヴィッツのチームはサービス部隊がイイ仕事こなしてますね。
新素材もいい味出てます。



と言ってみる!(^^)!
  1. 2013/03/02(土) 14:39:29 |
  2. URL |
  3. よっち #-
  4. [ 編集 ]

ほんとサービス隊はいい仕事をしたね。
それに比べてドライバーは・・・・。なんてね。
  1. 2013/03/02(土) 16:56:03 |
  2. URL |
  3. おっちゃん #-
  4. [ 編集 ]

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