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北海道ブリザードラリー2013チャンピオンクラスレポート

北海道ブリザードラリー2013チャンピオンクラスレポート


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「今年は雪が少ないんですよ。12月に思ったより雪が降って『これはいいかも』って思っていたらクリスマス寒波でも降らなくて。今年は全然積もってないですね」
と、コース管理者が嘆いていたが、コースを制作するうえで苦労を強いられているようだ。
それだけ雪が降らなかったのに、ラリーの当日は朝から雪が降ったりやんだりで、
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SS1がスタートして最初のカットがこれ。誰がどう見ても雪がしんしんと降っている。千歳市内では前夜から雪が降っていたが、ダートコースでは路面を変化させるまでは積もらなかったようだ。

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2013年のファーストステージは、
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3年連続でシリーズチャンピオンに輝いている山田健一/大楽 敬が
「路面は最初は効くと思うので、1本目からいきますよ」
とベストタイムを奪った。
「山上(智也)くんは一昨年はそれほどいいタイムを出していなかったんで、昨年はちょっとなめていたと思うんですよ。それがSS1のタイム差に出てしまって、最後まで引きずってしまいましたね。昨年の報告書を読み返すとインフィールドより外周でやられていると書いていたので、今日はそこを攻めていきますよ」
と、一週間前のスノー走行会にも参加してこの日を迎えている。
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その山田に昨年土を付けた山上智也/伊勢谷 巧は、
「昨年は完全に天気に恵まれましたね。路面コンディションが地元の道路に近くなっていましたから。今年は氷も薄い感じがするので、気温が上がるとザクザクになるんじゃないんですかね。その方が走りやすいですけど」
とスタートしていったが、山田に先を越され
「どうでした?」
と聞いてくるほど自分の走りに納得がいってないようだ。
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その山田と山上に今年からチャレンジする釜澤 亮/矢野絢一は、
「地区戦使用にクルマを仕上げるのに手間どってしまって、あまり練習をしてないです」
と3番時計。
「上のクラスで揉まれてきなさい」
と後押しされて、学生生活ラストの年にチャンピオン戦にステップアップしてきた。
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FF車が多いために冬は敬遠されてしまったのか、チャンピオンBクラスはブーン×4に乗る武田 豪/中村有沙の1台しかいないという寂しい現状だ。規定によってランサーと同じCクラスでの出走となってしまったが、
「インフルエンザあけで練習が出来なかった」
と武田の体調が万全ではないのも痛い。
「何台のランサーを食えるか」
などと言っていたが、3台のランサーに次ぐ4番時計で1本目が終わった。
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前日にリストリクターの検査に訪れた篠木雄一郎/中川素美は、
「リストリクターの付いたランサーで戦いたかっただけです」
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とステップアップしてきたが、上位に絡むタイムは出せずに5番手から始まった。
サービスのテントで
「北海道人らしくないぞ」
と言われていた伊藤淳郎/高橋和多利は、
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3年振りの冬の北海道で思うように走れていない。大学を卒業してたった2年しか北海道の雪から離れていないのに、タイムが出せないでいる。今年は、仕事の都合が付けば安い航空チケットで遠征してくる予定でいるので、また道産子ラリーストに戻ることができるだろうか。といっても、もう北海道人ではないけど。

SS1のリピートとなるSS2でタイムを出して来たのが、
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山上/伊勢谷。山田/大楽を0.8秒の僅差ながら逆転に成功してトップに立った。
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ここで姿勢を作ってきたのには驚かされたが、
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やはり釜澤/矢野だった(?)。ただ、攻めてこの姿勢を作っていたのなら釜澤も努力しているんだと認めなければいけないのかも。

サービスを挟んでのSS3。
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再びタイムを出して山田/大楽との差を広げてきた山上/伊勢谷は、2連覇の文字が見えだしたのだが・・・・。
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なかなか浮上のきっかけがつかめない伊藤/高橋。

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「SS3でミスったところなので抑えました」
と、いつもの走りでは無かった山田/大楽だが、2.7秒に開いた山上/伊勢谷との差を一挙に2秒も縮めるタイムを出してきて、ふたりの差はまたしてもコンマ差の争いになってきた。
ここで
「今日の目標は止まらないことです」
とスタート前に言っていた釜澤/矢野だったが、撮影していたコーナーの一つ手前で雪にはまってしまい自力での脱出はかなわなかった。
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ランサーが1台消えた(?)ことで3位が定位置になった武田/中村。それにしても、最初のブーンの写真でもそうだが、ブーンのバンパーってよくもっているね。

コンマ差の争いだった山田/大楽と山上/伊勢谷だが、ひとつのミスが勝敗を決める形になった。
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「SS3&4の逆走だったのでコーナーのアウト側は滑ると思ってインにラインを取ったんですよ。ところがイン側が滑ってしまってオーバーランをしてバックギアを使うことになってしまいました。僕のミスです」
と、ゴールした山上/伊勢谷は8秒近くもロスしてしまった。
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2010年以来の冬のラリーとリストリクターに戸惑っていたのか、篠木/中川がやっと2番時計を出して来た。

チャンピオンCクラスの順位は、
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「2年連続でこのラリーで勝っていたのに、昨年は山上(智也)くんに負けて悔しかったですからね」
と言っていた山田/大楽が、昨年のリベンジを果たして優勝。
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SS5のミスで2位に終わってしまい連覇が叶わなかった山上/伊勢谷。
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山田と山上を食うことはできなかったが、3位でラリーを終えることができた武田/中村。


新しく生まれ変わったチャンピオンAクラス。『排気量1.500cc以下の2輪駆動の車両及びAE車両(排気量区分無し)』で3年振りに復活した。
AE車両は今後参戦してくると思うが、いまは1.500cc以下の2輪駆動、昨年までの2WD1.5クラスの車両がメインとなるようだ。

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新生チャンピオンAクラスの最初のステージを奪ったのは、
「ラリースタッドレスを始めて履きます」
という、冬の公式戦に初出場の宮田 賢/角玄真琴のニューコンビ。
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2番時計は、前日に晩飯を一緒にすることが出来た泉 祐悟/小池征寛。その時に泉は
「明日は勝ちます」
と宣言。隣にいた小池がうなずくと共に手を上げて
「明日は僕の誕生日なんです」
と明かした。そうなると泉はどうしても勝たなくてはいけなくなった。
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「水曜日にクルマが治ってきたので練習が出来なかったんです」
と、南 篤典/脇屋知子が3番時計。すっかりジュニアAクラスに出るものだと思っていたら
「あれは三味線を弾いてました」
と笑われてしまった。
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今年からヴィッツでの参戦に切り替えたニシノ義人。コ・ドライバーも長年コンビを組んできたヨシノ学典からイワブチ亜子に変えて、気分を新たに新シリーズを迎えていた。

しかし、
SS2で半数(といっても2台だけど)が戦いを終えるアクシデントが起こってしまった。
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ファーストステージをトップで上がった宮田/角玄が、最終コーナーを抜けたところでアウト側に乗り上げてストップしてしまう。ペナルティの5分が与えられて戦いに復帰すると思われたが、ラジエターが破損していたためリタイア届を書くことになった。
SS1でトップタイム、リタイアも今年第1号。今シーズンは何かいいことがあるかも。
そして
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このカットを撮った次のコーナーでニシノ/イワブチのヴィッツも止まってしまった。
「いつものスロースターターなのでこれから・・・」
と思っていた矢先での出来事だったようで、左コーナーを抜けたところで壁にヒット。足回りにダメージを受けてしまいリタイアしてしまった。

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「SS1で黒いヴィッツがトップだったのは驚きましたね。でもふたり(宮田とニシノ)がいなくなって楽になりました」
と、南/脇屋に10秒のリードを築いた泉/小池は首位を走る。

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最終SSをこの日2度目のトップタイムで上がった南/脇屋は、
「予定通りです」
と、2位で走り切った。
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「小池さんの誕生日にバースデーウインをプレゼント出来たことが一番嬉しいです」
と、泉/小池が新しいチャンピオンAクラスの初代ウイナーになった。

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チャンピオンAクラスの表彰式。(左から)2位の南 篤典/脇屋知子。優勝した泉 祐悟/小池征寛。



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テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2013/01/24(木) 23:55:50|
  2. JMRC北海道ラリーシリーズ
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