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2012 ARK RALLY 洞爺 北海道ラリーシリーズレポート

2012 ARK RALLY 洞爺 北海道ラリーシリーズレポート


全日本選手権の第4戦と北海道ラリーシリーズ第5戦の併催で開催された「2012 ARK RALLY 洞爺」。サミットが開催されて世界的にも有名になった洞爺湖温泉をホストタウンに、今年で2年連続のラリーが行われた。
過去には、アップルやラリーチーム洞爺、レークサイド(今でも現役のクラブだけど)などの地元のクラブを始め、札幌のクラブも洞爺湖近辺を舞台にラリーを開催していて、ラリー銀座と言われたほど盛んに開催されていた。マザー牧場や三階滝、早月林道、広島峠、ちょっと離れて栄の消防団(ちょっと離れすぎかな)など、書ききれないほど名物と言われた林道が多くあったことが思い出される。
今回の主戦場となった豊浦町も、大岸~昆布線などのラリーで使用した林道も多く、SS10の川渡りがあったステージも
「むかし走ったことがあるよ」
とベテラン選手には懐かしい道だったようだ。

北海道ラリーシリーズも今大会からいよいよグラベル戦に突入した。
しかし、相変わらずチャンピオンクラスの台数が集まらないために、3戦連続でJAFの選手権とはならず、エントリー台数も20台と寂しい状況でのグラベルシリーズへのスタートとなった。

チャンピオンCクラス
3台しか集まらなかったCクラス。加えて、山上智也/伊勢谷 巧のランサーがレッキ中にエンジンがトラブルを起こして本戦は断念するというアクシデントがあり、興味は半減してしまった。山上/伊勢谷はこれで2戦連続のノーポイントで終わってしまったために、JAFの選手権はポイントリーダーにいるものの、JMRCのタイトル獲得には厳しい状況になってしまった。

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前戦の優勝でJMRCシリーズのポイントリーダーになった山田健一/大楽 敬は、山上の離脱で楽な展開かと思いきや、
「リヤデフのトラブルがあって・・・」
と万全ではないようだ。メカニックにも
「ふつうなら走らせないよ」
とまで言われるほど深刻な状況のようで、
「けっこうビクビクしながら走ってましたよ。山上くんがいないことだし、リタイアしたら元も子もないですからね」
と、ペースダウンを余儀なくされていたが、
「前半でリードを築けたから焦りは無かったですよ」
と2連勝を飾ったが、マシンは思っていた以上にダメージを受けていたようだ。

コドラ・大楽から
7月1日今シーズン初グラベルのラリー洞爺が開催されました。今回は全日本戦と併催となり、土曜日がレッキで日曜日の全日本のDay2が地区戦となるSS6本が設定されました。全日本併催ということもありサービスパークも華やかな雰囲気の中での開催となりました。
Cクラスのエントリーは3台で前戦と同様にJAF戦はまたもや不成立となりました。台数は少ないものの今回は3台で勝負できるかと思ったら、山上君が土曜日のレッキ中のエンジントラブルで本番に出走できないこととなり、残念なことにまた2台になってしまいました。今回は井土さんが全日本に参戦ということで、今日の相手は勝負強い寺尾さんと北條さん組でヤマケンが若手に見える平均年齢40歳オーバーのCクラスの4人となりました。

SS10、SS11、SS12とリエゾンを含めコンパクトな設定ということもあり、あっという間に前半が終了。15秒リードで後半へ・・・。
前半3本をループする設定の後半、うちの車にデフの不調もあったとはいえ寺尾さんもSS13にベストを取ってくるところはやはり勝負強い。リードしているとはいえ軟らかい路面でかなり掘れていることもあり注意しながらSS14、SS15を無事走りきって今シーズン2勝目。久々のグラベル勝利です。

このラリーは全日本組と同じコースを走ることでタイム差もわかるし、ギャラリーに見られていることも選手としてはモチベーションも上がると思います。どんどん若手選手が出場してくれることを期待したいですね。

この後旭川と陸別の残り2戦。旭川は数台増えるみたいだし、陸別はオールスターで全国の皆さんが来るみたいで楽しくなりそうです。もちろん2戦とも勝つつもりでいますし、みんなと勝負できるのを楽しみにちょっとの夏休みに入ります。次回旭川でお会いしましょう。

と、レポートが届いている。

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2位は、寺尾 基が昨年と同じくコドラに北條倫史を迎えて今シーズン初出場。
「ちょっと乗れないですね。特に高速がダメでした」
と、練習の少なさが出てしまった。

チャンピオンBクラス
開幕戦から出場していた栗田大介は不参加だったが、武田 豪/齋藤雅俊が今シーズン初のエントリーで顔を見せ、開幕戦以来の山田裕一/湊谷幸司も出場。そして、前戦で北海道初優勝を飾った三木隆広が大学の後輩の高橋大地と組んで北海道ラリーに復帰後初となるグラベル戦となった。
と、Bクラスも紹介した3台のエントリーとなった。

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「今回は2度おいしいラリーでしたね」
と言う武田。
「4駆のブーンは当たり前ですが、SS13の途中でトランスファーが壊れて2駆になってしまって。4駆と2駆と、いろんなブーンを楽しめましたね」
と言うが、下手すると昨年の二の舞になっていたかもしれない。それでも
「ギャラリーが左側にいるっていうから左のミラーにラリードゥのステッカーを貼っていたの気が付きました?」
と余裕の発言で武田/齋藤は昨年のリベンジを果たした。

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「僕が悪いんです」
と、スタートからつまずいた三木/高橋は、全くと言っていいほどいいところを見せれずにラリーが終わってしまった。

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SS11と14(同じSS)でベストタイムを出した山田(裕)/湊谷だったが、最終SSでドライブシャフトの破損でゴールすることが出来なかった。

ジュニアCクラス
一昨年の最終戦以来の出場となった篠木雄一郎、昨年のラリー洞爺以来の出場となった紙谷祐輔。コドラに迎えたのは篠木が内藤修一、紙谷が上坂英正と共にダートトライアルで活躍している選手だが、特にこれといって理由は無いと思う。
この2組が加わって、ジュニアCクラスのエントリーは6台。レギュラーメンバーの中には、今大会からマシンをランサー・エボ7にスイッチしてきた田中健一/佐野公彦の姿もある。

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午前中の1ループ目は3番手で様子を見ていた釜澤 亮/高橋和雅は、午後の1本目にベストタイムを出して首位を奪った。続くSSもトップで上がって首位を固めた釜澤/高橋が、やっと今シーズン1勝目を飾る事が出来た。。

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最終SSをベストタイムで終わらせた篠木/内藤が
「良かった、良かった」
と2位をゲット。
「SS10で前走車に追いついてしまったんですが、今日はすごく楽しかったですよ。気持ち良かった」
と、久々のラリーを全開で走り切った。

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エボ7での初戦を
「完走出来て良かった。エボ2より走った感じはよかったですよ」
と、3位で完走した田中/佐野は
「エンジンもACDもいいですね。こんないいものを使っていたなんてみんなずるいな」
と、これからの戦いが楽しみになってきた。

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昨年のこの大会で初優勝を経験した村里尚太郎/鈴木一生が、ファーストステージを制して幸先よいスタートを切ったのだが、
「ダメでしたね。勉強になりました」
と、4位で終了した。

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SS11のベストタイムなどで午前の1ループ目は首位で折り返した紙谷/上坂だったが、
「すべて僕が悪いんです」
とコドラの上坂が反省するように、ペナルティで下位に沈んでしまった。

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初めてのグラベル戦となった藤上 亘は、磯 弘美とコンビを組んで挑んできたが思うように走れなかったようだ。

ジュニアBクラス
ジュニアBクラスも3台のエントリー。

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前戦でラリーデビューを果たした最上高宏/河野 功が、本格的にジュニアクラスに参戦してきて早くも優勝を手にした。

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今年ジュニアクラスでは2戦目となる米屋賢吾/岩渕亜子は、SS14でベストタイムをだしたものの2位でラリーが終わった。

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ファーストステージの川渡りでバンパーを落としてしまった立桶 薫/田中恭平は、SSゴール後にナンバープレートが無いことからリタイアを余儀なくされた。

2WD1.5クラス
グラベル戦になって和田 誠/宗片さおりが参戦してきた2WD1.5クラス。レギュラーの佐々木博未が全日本戦にチャレンジしていることもあるが、エントリーが4台と前戦よりも大幅に台数が減ってしまった。

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「1周目で差を付けれたから」
と和田/宗片は、2番手に47秒のビハインドを付けて楽勝パターンに持って行き、午後からのステージもすべてベストタイムで上がり完全勝利を決めた。
嫌味な質問で全日本組との比較を聞いてみたが、
「本気のタイヤじゃなかったから比べてないけど、全日本に入ったら良くても6~7番手じゃないの」
と、いまのJN2には地方からのチャレンジが難しいと言っている。

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「走り方から何から舗装になっていて、足だけが砂利使用になっていた」
という佐藤茂樹/近添幸司は、
「ハードタイヤを履いたことが無かったからタイヤの使い方が分からなくて。アクセルを踏んでなかったらクルマが安定しないのを知ったのがサービスだったよ」
と、2ループ目の追い上げで2位をゲットした。

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「初のグラベル林道です」
と言っていた宮田 賢/坂本樹一朗は
「メンタル面がおかしくなっていたんですね。スタートラインに着くだけで息切れがしました」
と、午前中は2番手にいたもののベテランに逆転されてしまった。

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「冬の貯金を減らしてる」
という宮坂淳一/善方勇太は、完走してポイントを加算してシリーズ3位に返り咲いた。

ビギナークラス
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今年のラリーセミナーに参加していた二ツ川英明/遠藤 誠がラリーデビューしてきた。

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今年もコースカーを担当していた渡辺 潤/成瀬悠人は、2日目の2ループ目には0カーになっていた。



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テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2012/07/16(月) 00:03:28|
  2. JMRC北海道ラリーシリーズ
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