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RallyDo!!連載企画「この人を紹介」2人目

「この人を紹介」2人目 

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松波産業・BRIG・ヴィッツ

今年は「1.5ってどう?」って現役選手に限らず、過去に走っていたラリーストにも多く聞かれました。
みんなが知りたがっているのは「林道での1.5の走りはどうなの?」っていうことも含まれていると思いますが、「速さを求めるクラスではないと思うけど、競い合っているのは楽しそうだね」と答えています。
ステアリングを握っているドライバーが一生懸命走っているのは伝わってきますが、速さを聞かれると返事に困りますし、「遅い」とも「速い」ともいえません。
ランサーやインプレッサと比べるともちろんスピードは落ちますが、全開で走る楽しさはあると思います。経費を抑えて楽しくラリーを続けていくにはいいクラスではないでしょうか。
全日本選手権では昨年からJN1.5クラス(来年からJN2となります)が新設され話題を集めていますが、北海道では今年からこのクラスが設けられました。
全日本と北海道の車両規定の違いは、10年以内に生産された1400~1500ccの2WD車両の全日本に対して、年式の縛りが無く1500ccまでの2WD車両となっている北海道。古いクルマでも参加でき、1500ccまでの2輪駆動であればOKにしているのが北海道ということになり、車種の選択も大きく広がっています。
そこで、来年は2WD1.5クラスに移行する選手もいるようなので、今年のシリーズチャンピオンマシンとなった竹下選手のヴィッツを解剖しようと思います。
写真1 松波産業・BRIG・ヴィッツ
車名は、松波産業・BRIG・ヴィッツ(1.5RS)。
平成13年車で、車両価格は40万円ほど。いまは生産中止となっているルート6のクロスミッションと、LSD(クスコRS)が付いていました。
写真2 エンジンルーム
●エンジンルーム
エンジンはもちろんノーマルで、タワーバーも付いていません。エンジンマウントはTRD製を使用し、価格は2個で¥20,000ぐらいです。
写真3 ロールケージ①
写真4 ロールケージ②
●ロールケージ
TRD6点(TRDは生産中止になっているので、クスコの6点式で¥68,250)に斜行バー(オークションで¥20,000)を付けて7点式に。さらに、左右にサイドバー(クスコのサイドバーキットで¥21,000)を追加しています。
写真5 アンダーガード
写真6 パイピングガード
写真7 タンクガード
●ガード
アンダーガードはオクヤマのラリー用リブ付で¥80,000。重たいですが頑丈です。
パイピングガード(カタログではフューエルチューブプロテクタ)はTRDで¥25,000。
タンクガード(カタログではフューエルタンクプロテクタ)もTRDで¥35,000。
写真8 フロント足回り
写真9 リヤ足回り
●サスペンション(写真はグラベル用を装着)
グラベル用はオーリンズで、I.T.Oに特注製作で約20万円。スプリングは前後ともにTRDラリー用で¥32,000。
ターマック用もオーリンズ。たぶんジムカーナ用ということで、オークションで¥60,000(スプリング付)で落札。
●ブレーキ
ブレーキパッドはBRIGを使用。ABSをカットしているので、フロントはラリーミディアム、リヤは耐久レース用。ABSの有無でセッティングの方向が違うらしいので、メーカーに相談してみるといいようです。
写真10 タイヤ&ホイール
●タイヤ
ダンロップのDIREZZAで74R、85R、56Rの3種類を使い分けています。サイズは185/65-14。ホイールはミラージュで使っていたものを引き続き使用。
写真11 マッドフラップ
●マッドフラップ
自作品。ちなみにTRDのフロントマッドガードは¥23,100。写真7のタンクガードと一緒に写っているセンターのマッドフラップも自作。
写真12 シート&シートベルト
●シート&シートベルト
ドライバー側のバケットシートはブリッドのジータⅢtypeS(小型の人向けだったと思うと本人の弁)。コ・ドラ側はブリッドの通常サイズのもの。シートレールもブリッド製。シートベルトはサベルト青の3inch。ドライバーシートのうしろにシザースジャッキが配置されています。
写真13 フットレスト(運転席側)
写真14 フットレスト(助手席側)
●フットレスト
運転席、助手席ともに松波産業オリジナル。
写真15 ラリーコンピュータ
写真16 ナビランプ
写真17 消火器
写真18 非常用停止表示板
写真19 インパクトレンチ
●室内装備
ラリーコンピュータは長年使っているNONO。ナビランプはホームセンターで購入したLED(¥1,000)。消火器は薬剤容量が2.0㎏のFEV自動車用消火器DP2000Rが助手席の足元に固定されています。三停板、正式には非常用停止表示板はロールケージに2枚くくられています。インパクトレンチはWRCのワークスチームも使っているマキタ製で、取り付け台は松波産業オリジナル。この他に、非常用信号灯、赤色灯、牽引用ロープ、救急薬品などが装備されています。
製作費は車両代も含めて130万円ほどで済んだようですが、ボディ補強や使用するパーツが変われば費用も大きく変わってくると思います。バケットシートなどのように、クルマが変わっても使えるパーツがあると安く抑えることが出来るみたいですし、インターネットの活用もかかせないようです。なお、パーツの価格は竹下選手の記憶によるものもあるので多少の違いがあるかもしれません。

クルマの製作費を紹介しましたが、年間の参戦費用も気になることだと思います。冬の2戦は出ていなかったので、ターマック2戦とグラベル2戦で掛った費用を算出してもらいました。
ターマックは、エントリー代が2戦で¥46,000(1戦はコ・ドラが道外選手だったので¥4,000がプラスされています)。ガソリン代が、本番でリッター7~8㎞で計算して、2戦で¥12,000ほどで、移動のガソリン使用も含まれています。毎戦オイル交換をするので、エンジンオイル3ℓとミッションオイル2ℓで¥15,000と考えて2戦で¥30,000。タイヤはダートで使った中古を譲り受けたのでタダ。サービスをお願いしているので2戦で¥6,000。RTCの宿泊代など雑費として¥10,000。合計するとターマック2戦で¥104,000ほどの出費で済んでいます。
グラベルの2戦は、エントリー代が¥55,000(コ・ドラの¥4,000がプラスされています)。ガソリン代はふらのが¥6,000とRTCが¥8,000で¥14,000。オイル交換はターマックと一緒で¥30,000。タイヤは6本を購入したので¥90,000。サービス料金が¥6,000と、雑費で¥10,000とすると、合計で¥205,000。
ターマックとグラベルの経費を足すと、4戦に参加するために30万円をチョット超える額が掛っています。これはあくまでも参戦するためだけの費用で、練習の時のガソリン代とか、壊したときの補修代は含まれていません。
この金額が「安い?」「高い?」。

今年は、
写真20 竹下ヴィッツ
竹下選手のヴィッツ。
写真21 佐藤レビン
佐藤選手のレビン。
写真22 三木ストーリア
三木選手のストーリア。
写真23 中西スイフト
中西選手のスイフト。
写真24 和田ヴィッツ
和田選手のヴィッツ。
の5台が登場しましたが、来年は帯広の馬渕選手がターマック戦からの参戦を目指してコルトを製作中のようです。さらに、今年のBクラスチャンピオンになった佐々木選手もヴィッツに乗り換えてくるようですし、ジュニアBクラスの南選手もヴィッツをすでに購入していてこのクラスでの参戦になるようです。
来年はさらに2WD1.5クラスが盛り上がりそうですね。

全日本選手権で走っている
写真25 コルト
コルト
写真26 デミオ
デミオ
写真27 新型ヴィッツ
新型ヴィッツ
さらにホンダ・フィットなどが参戦しています。
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  1. 2009/12/25(金) 21:19:52|
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