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第26回 EZO ENDLESS RALLY チャンピオンクラスレポート

第26回 EZO ENDLESS RALLY チャンピオンクラスレポート

とにかく寒かった。レッキが行われていたAM7時にはマイナス17.3℃で、最高気温でもPM2時でマイナス5.9℃だったのだから(どちらも気象庁調べ)、いかに寒かったかが分かるというもの。
開幕戦から3週間のインターバルで開催された、北海道ラリー選手権第2戦「第26回 EZO ENDLESS RALLY」。気温が気温だけに、当然路面はツルツルのスケートリンク状態だ。前戦で初優勝を飾った山上智也も「今回のラリーはツルツルで自信が無かったので、とりあえずミスを少なく走ろうと思っていました」と、慎重に走ることを心掛けていたようだ。
チャンピオンCクラスのエントリーは、山田健一や山上をはじめ、「前回はあまりにもふがいなかったので、出ることにしました」という大藤潤一や、「今回は見ててください」とリベンジに燃えている岡 直貴など、開幕戦と同じメンバーが集まった。
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AM9時36分、ゼッケン1番の山田/大楽 敬のスタートで第2戦がスタート。しかし、コーナーを3つ曲がったところでスピン。最小限のロスで済ましたものの、落とせない1戦でいきなりのミスが出てしまった。

「前回の最終SSで、自分が思っている以上に抑えて走ったほうが速いってことがやっと分かったので、進入で頑張り過ぎないで抑えるところは抑えて、踏むところは踏むを意識しながら走りました」と、山上/伊勢谷 巧がファーストステージを2戦連続で奪った。
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フロントタイヤを新調しショックも交換して気合を入れてきた大藤/永井 真がセカンドタイムを出してきた。
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久々のラリーで3位の結果を出した井土卓治/佐々木 尊が、2戦目は3番時計から始まった。
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スピンで出鼻をくじかれてしまった山田/大楽は4番時計がやっと。
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気合が空回りしているのか岡/岡 清美の夫婦コンビは5番時計に留まっている。
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2010年と同じく開幕から2戦連続で出場してきた浜潟 淳/水島修司。

SS2
トップ3のコーナーへの進入姿勢を比べてみた。
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トップタイムを出した山田/大楽。
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2番時計の山上/伊勢谷。
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3番時計の大藤/永井。
(1枚目から1秒後の姿勢が2枚目)

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2本のSSが終わり、サービスに入るためにTCの前に並んでいる競技車。
SS3
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「第1コーナーでやまけんさん(山田健一)が派手にスピンしたのをスタートから見ていたので、コーナーは無難に行けました。やまけんさんに感謝しています」と、山田のミスを学習して2度目のトップタイムを出してきた山上/伊勢谷。
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開幕ではスタックで魔のSSとなった大藤/永井だったが、今回はトップ集団のひとりに加わっている。
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上のふたりからは離されているが、浜潟/水島が3番時計を出してきた。

SS4

大藤/永井の追い上げが始まった。山田からコンマ差ながら今シーズン初となるベストタイムを叩き出してきた。
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やはりスピンでのタイムロスが響いている山田/大楽は、2番時計を出すもののトータルではトップの山上に20秒も離されては勝負にならない。
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「ミスが多くなってきて、段々焦って操作も雑になってきたところで伊勢谷さんに『大丈夫、落ち着いて』と言われて」という山上は、3番手タイムで徐々に大藤に詰め寄られてきた。

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SS5も連続でトップタイムを出した大藤/永井だったが反撃もここまで、
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「スピンの多さで負けました」と、最終SSを前にして2秒差を跳ね返せなかった大藤。
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「2位の大藤さんと2秒差という僅差でしたけど、伊勢谷さんのおかげで最終SSのスタートはあまり緊張しないで落ち着くことが出来ました」という山上は、「緊張しないでスタートしたのは良かったのですが、(鎌田)卓麻さんから『気をつけれよ』と言われていた場所でスピンしちゃって、動揺したけどもうミスは出来ないと思うと逆に集中して走れました」と、ベストタイムで締めくくったのだが、
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「負けたと思ってゴールしたら、みんなが『おめでとう』とか『ヒヤヒヤさせるな』と言ってきたのでパニックってしまって。なんで負けたのに、と思っていたら勝っていたんですね。大藤さんも同じ所でスピンしたみたいで」と運も味方したようだ。
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「また自分のミスで苦しめたりして前回のラリーからあまり成長出来てないところもありますが、ミスした後の対応が良くなったかなと思います」と、開幕2連勝を決めた。
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最後は「次のターマックもこの勢いで勝てるように頑張ります」というコメントを残した。


「やっぱり尼子は尼子だったね」
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最終SSをゴールしてクルマから降りてきた和田 誠は、笑いながらこう言ってきた。
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コドラの宗方さおりもこのポーズ。
最終SSを前にして和田/宗方と尼子祥一/内藤修一の差は27.4秒。どう見ても尼子の2連勝は揺るぎないものと思われたし、尼子自身も勝ちを確信していたはずだ。ところが・・・

SS1
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総合でも3番時計と、連勝に向けて好発進した尼子/内藤。
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「第1コーナーのブレーキでいきなりのハーフスピンです」という和田/宗方だが、「思ったほどタイム差がつかなかった」と2番手。
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今年はたくさんラリーに出場出来る環境になった岡田 貴/秋山美紗子は、ポイントを取りに来たが最終SSでリタイアしてしまった。
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ミラージュがトラブって急遽アルトで参戦してきた栗田大介/成瀬悠人だったが、スタックで早くも戦線から離れてしまった。

SS2

「滑る路面と、自らのビビリミッター(なんのこっちゃ)が効いてしまって、メリハリの無い走りになってしまいました」と反省するものの、連続でベストを出した尼子/内藤。
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ベテランでも滑る路面にはてこずっていた和田/宗方は、「だいぶ丁寧に攻めたんだけどね」といいながらも、またしても3コーナーでスピンで尼子に引き離されてしまった。

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「全然曲がんないわ」と、困惑した表情の和田。

SS3

尼子のスピンにも助けられたとはいえ、一気に14秒もタイムを削る事に成功した和田/宗方。そえでも「まだ10秒はあるね」と、喜んでもいられないようだ。
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「気持ちを入れ直してスタートしましたが1コーナーで激しくスピンをし、なんとか立て直して走りたかったのですが、その後に2回もエンストをしてしまいました」と、貯金を半分以上も使ってしまった尼子/内藤は、「今日みたいな路面で20数秒ぐらいの差だと、あって無いようなものだと痛感させられました」と反省。

SS4
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思わぬかたちで優勝が転がり込んできた和田/宗方は、「第3コーナーを曲がると尼商(尼子)の姿があって、その横にはミラージュがインを向いて止まっているから笑いが止まらなくて。無事にゴール出来るか不安になるほど笑いが止まりませんでした。ゴールは後ろ向きでフィニッシュしてしまいました」と、2008年のARKラリー以来のストーリアでの優勝。「まだ詰めが甘いということですね。尼商」
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「最終SSの3コーナーでイン側の溝に引っ掛かり、スピンをしながら雪山に乗り上げてスタックしてしまいました」と、優勝をワンミスで逃してしまった尼子/内藤。
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「不用意に溝に入っていたり、タイム差があるので何処かで気の緩みがあったのかもしれません。『絶対に完走』と『勝つ』という気持ちが足りなかったんだと思います。要修行です」と、反省する尼子。
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※各クラスの優勝したみなさん、ウィナーズレポートを待ってますよ。



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テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2012/02/19(日) 23:08:27|
  2. JMRC北海道ラリーシリーズ
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