北海道のラリー情報交換サイト「Rally Do!」ブログ

北海道地区のラリーの情報を幅広くお伝えするブログです。

EZO SUMMER RALLY 2011 チャンピオンシリーズ編

EZO SUMMER RALLY 2011 ラリーレポートチャンピオンシリーズ編


北海道ラリーシリーズ第3戦の陸別ターマックラウンドが終わって、3週間のインターバルで開催された第4戦の「EZO SUMMER RALLY 2011」。
平取町や新ひだか町(静内)で開催していたこのラリーも、2007年に石狩市に移動して5年、望来→八幡と集合場所と林道を変更し、今年は石狩市の一番北になる浜益地区に戦いの場を移した。
用意されていた林道は2本。30年以上も前にラリーで使用していたそうだが、もちろん現役の選手では誰も走ったことが無く、砂利道から舗装路へ整備されて新鮮な面持ちをみせていた。
SS1_20110704215134.jpg Hamamasu mita A
SS2_20110704215133.jpg Hamamasu mita B
SS3_20110704215133.jpg Poro tokotan

  Hamamasu mita A
過去のターマック林道と比べると、ストレートも短くコース幅も狭い上に、草が生い茂ったブラインドコーナーも経験不足の選手には厄介者だ。「レッキの2周目にペースノートが合わないんですよ」という選手も多く、レーシングスピードでいかにペースノートを信じてアクセルを踏めるかが勝負の分かれめになると思われた。


またしても接戦!
山田健一が辛くも逃げ切り


陸別は三つ巴の接戦を田中曹一郎が制したが、今大会は山田健一と山上智也のガチンコ勝負が見どころとなった。
ファーストステージは、
HR8A7651.jpg

またしても山上が奪い幸先のいいスタートを切り、
HR8A7637_20110704215132.jpg
「今回は一発目からいかないとね」といっていた山田はコンマ差で2番時計に終わる。
HR8A7646.jpg
陸別の主役だった田中(曹)は「ギャラリーの前で落ちました。あれから心が折れて…」と、山上から10秒も遅い3番手。「石狩はいいことがないので、昨日は地元の神社に行ってきました」と臨んだが、御利益はなかったようだ。
HR8A7659.jpg
4番手は古谷憲仁、
HR8A7671.jpg
今シーズン初顔見せの浜潟 淳の順番でSS1が終了した。

SS1をゴールした選手をプールさせ、逆走の下りで走るSS2。
HR8A7998.jpg
「SS1は自分が悪い」と反省していた山田がベストを奪い返して、
HR8A8022.jpg
山上と同点に持ち込む。
HR8A8007.jpg
山田と山上に着いていけない田中(曹)は、またしても10秒以上離されて勝負に割って入ることが出来ない。

林道が変わったSS3は、「要所要所は浮砂利っぽいですけど、思ったよりグリップします」と山田がコンマ差で逃げ切り、山上が2番手。

午後からのセクション2は、「スタートでミスってしまって」という山田が、山上にベストを奪われて、この勝負の最大となる1.8秒の差を山上に付けられてしまった。

山上のリードで2回目の走行となったSS5。
HR8A8353.jpg
「アタックするしかないですね」という山田がベストを奪い、
HR8A8385.jpg
「上りではミスが無かったと思うんですけど、ラインですかね」と反省する山上が2番手に終わるが、コンマ差ながらトップを守り続ける。
HR8A8364.jpg
スタートから3番時計をキープし続ける田中(曹)だが、すでに30秒以上引き離されてしまい、いいところがまるでない。

「自分で自分を苦しめているラリー、これで舗装2連敗したら舗装が下手なんじゃないかなって考えてしまいましたよ」と、
HR8A8775.jpg

山田が渾身の走りでベストタイムを刻む。
HR8A8801.jpg
山上はまたしても山田に逆転されてしまったが、ふたりの差はコンマ8秒しかない。

勝負は最終SS。
1勝1敗で迎えた3回目の出走となったショートステージだが、「若者が速い(by山田)」と山上がベストを奪い返すが、山田には届かなかった。「また疲れる戦いでした」と、山上はコンマ2秒に涙をのんだが、コ・ドラの伊勢谷 巧は「3位、2位と来ているので、次は優勝です」と次戦のリベンジに燃えている。
HR8A9266.jpg
優勝の山田健一/大楽 敬。
HR8A9267.jpg
2位の山上智也/伊勢谷 巧。



松倉拓郎が開幕4連勝

「海の幸でおなかはたんまり」と、スタート前の松倉拓郎は前夜の宴に上機嫌だ。レッキ後も「いやらしいコースですね。でも、全然行けますよ」と自信を見せている。
しかし、
HR8A7699.jpg

SS1でのベストタイムは尼子祥一が奪った。
HR8A7683.jpg
1秒差に松倉が着けて、
HR8A7742.jpg
「上のふたりは速いな~って」と、年に一回出場の岡田 貴が石狩に遠征してきて3番手にいる。
HR8A7729.jpg
相変わらず走り去るとオイル臭い栗田大介が4番手。
HR8A7694_20110704224101.jpg
「ペースノートのロストが怖いですね」と、武田 豪がアクセルを踏みきれないで5番手。
HR8A7718.jpg
「SS1で刺さっちゃいました。ギャラリーの思いっきり前です。まずいですね」と、陸別では好走した三木隆広が最下位というオーダーが構成された。

下りのSS2は、
HR8A8044.jpg
松倉がいっきに逆転し、
HR8A8080.jpg
「拓郎選手は速いですね」と、どうすることも出来ないという表情の尼子が松倉を褒める。

SS3でも松倉がベストを奪い、尼子との差をジワジワと広げていく。

セクション2のSS5を前にしてふたりの差は3.8秒。
HR8A8417.jpg

2回目の上りは「ロングの左コーナーで半分クルマを落としながらドリフトで脱出しました」とミスをしながらも松倉が奪い、4本連続でベストタイムを出してきた。
HR8A8457.jpg
尼子が2番手、
HR8A8464.jpg
「今回は(松倉)拓郎さん対策をいろいろやってきたんですけど」という三木だったが、トップ3のタイムを出してきたのはこのSSだけとなってしまった。

折り返しのSS6。
HR8A8913.jpg
「下りでベストを取りました。今日は満足です」と、ニコニコ顔の栗田がチャンピオン戦で初となるベストタイムを出し、
HR8A8847.jpg
ベストを奪われたが余裕の松倉が2番手で、若者に花を持たせている。

最終SSは松倉がベストを奪い返して、「内容はおもしろかったですね。今日は特にレベルの高い争いが出来ました」と、尼子に8.3秒差で4連勝を決めた。「やっぱり難しいですねラリーって」という岡田が2番時計を出し、3番手タイムで2位になった尼子は「ダメでしたわ、頑張ったんですけどね。自分のやれる範囲内ではやれたので、また頑張って修行します」と、負けを認めながら「来年はガチンコでぶっちぎってやる」と、来年のターマック戦でのリベンジを誓った。
HR8A9291.jpg
優勝の松倉拓郎/猿川 仁。
HR8A9298.jpg
2位の尼子祥一/亀森隆志。


スポンサーサイト

テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2011/07/04(月) 23:02:37|
  2. JMRC北海道ラリーシリーズ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コメント

<%template_post\comment>


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://hokkaidorally.blog91.fc2.com/tb.php/143-4a6c3611
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad