北海道のラリー情報交換サイト「Rally Do!」ブログ

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来年の噂話でも

おっちゃんの独り言 第19回

来年の噂話でも

JMRC北海道のホームページですでに「2011年モータースポーツカレンダー」が発表されているから、どうするか来年の予定を立てようとしている人もいると思うので、日程のほかに噂話でも。

写真1
日程は
第1戦 1月23日 北海道ブリザードラリー            Snow
第2戦 2月13日 第25回 EZO ENDLESS RALLY   Snow
第3戦 6月 5日 Super Tarmac 2011       Tarmac
第4戦 6月26日 EZO SUMMER RALLY 2011    Tarmac
第5戦 8月 7日 北海道夏のラリー               Gravel
第6戦 9月 4日 2011 ARK Rally in 後志      Gravel
                       (全日本戦と併催)
第7戦 9月25日 とかち2011                Gravel
の全7戦が組まれている。
写真2
冬の2戦は千歳のダートラ場が戦いの場となり、今年と同じく排気量区分なしでビギナークラス、クローズドクラス、オープンクラスも開催されるようだ。まったくのノーマル車でも参加できるから、ラリーに興味のある人が近くにいたら誘ってみては。続くターマックの2戦は、RTCのスーパーターマックが1ヶ月ほど遅い開催となるので、コースサイドの雪の心配も無く、路面の温度も多少高くなりそうだ。EZOサマーラリーは、来年も石狩市が舞台になるもよう。チャンピオンシリーズと2WD1.5シリーズのターマック戦でのラジアルタイヤ導入の提案は、来年は引き続き検討を行うということで規定化されないことになったようだ。グラベル戦で新たにシリーズに加わったのが、8月7日に開催される「北海道夏のラリー」。オートスポーツランド・スナガワのダートラ場でラリーを開催しようというもので、スノーイベントのダート版といったところ。ただ、別の場所での開催も検討されているようなので、コースに関しては変更される可能性がある。また、今年と同じく全日本戦と併催されるラリーイン後志は、蘭越町方面に精力的に動いているという噂が聞こえてきているので、ラリールートは主催者からの発表を待つことになるだろう。
今年は5月に開催されていたラリー北海道が、来年は北海道シリーズが終わった後の9月30日~10月2日に移動し、北海道で行われるラリーのトリを務めることになった。もちろんAPRCと全日本戦の併催で、国際格式のイベントは来年はこの1戦だけとなってしまったが、シリーズの終盤での戦いとなるのでより一層熱い戦いが繰り広げられることが予想される。
今年は関東地区が担当で長野県で開催され、北海道代表では田中曹一郎が出場したJMRCオールスターラリーは、来年は東北地区が担当で秋田県で開催され、日程は10月15~16日になっている。今年はオールスターの記事をいっさい掲載しなかったので、曹一郎には本当に申し訳ないことをしてしまった。曹一郎ごめん。
また、9月11日に開催される北大ラリーは、7年に1度の七帝戦(全国国立七大学)の定期戦が開催される。

写真3
来年はクラス区分が大きく変わる。チャンピオンシリーズ、ジュニアシリーズ、2WD1.5シリーズに、軽自動車で競われるK-Carシリーズが加わって4つのシリーズになる。それと、いままでA、B、Cの3クラスに分かれていたチャンピオンとジュニアシリーズが、排気量が3000ccの上下のBとCの2クラスに変更される。
この変更で厳しい戦いになるのはストーリアX4があげられるが、今年の北海道戦でいえば福田雅史の1台だけとなっている。
クラス区分は
JMRC北海道ラリーチャンピオンシリーズ
・Bクラス    排気量が3,000cc以下の車両
・Cクラス    排気量が3,000ccを超える車両
JMRC北海道ラリージュニアシリーズ
・Bクラス    排気量が3,000cc以下の車両
・Cクラス    排気量が3,000ccを超える車両
JMRC北海道ラリー2WD1.5シリーズ
・クラス区分無し 排気量1,500cc以下の2輪駆動の車両
JMRC北海道ラリーK-Carシリーズ(部会認定シリーズ)
・クラス区分無し 軽自動車(過給器の有無を問わず)
となる。
他に変わったことは、シリーズ表彰には同一クラスで2戦以上に出場していなければ表彰される権利が貰えなくなるようだ。今年のチャンピオンBのコ・ドラのポイントがきっかけになったようで、1戦だけの出場では表彰されなくなる。それに、シリーズのポイントが1位=10点、2位=8点、3位=6点、4位=5点、5位=4点、6位=3点、7位=2点、8位=1点に変更されている。
また、2WD1.5シリーズに参加する車両に年式制限が付けられ、参加可能車両は2000年(平成12年)10月以降に初年度登録された車両となった。

写真4
来年の動きを探ってみたが、決定していなかったり噂話ばかりが聞こえて来るので、あくまでもオイラの推測ということで。
2年振りにシリーズチャンピオンに返り咲いた山田健一は、北海道シリーズとツール・ド・東北、オールスターラリーへの出場を予定しているが、第6戦のARKには仕事の関係で参加ができないようだ。シリーズ2位の大藤潤一は、道内戦の他に初めての道外遠征で青森に行くことも視野に入れているようだが、休みのローテーションがネックになることもあるようだ。3位の田中曹一郎はマシンをエボ5に乗り換えてシリーズを追うことになった。コ・ドラの山内洋平が卒業でコンビが解消されるが、瀧 正憲にコ・ドラをお願いしているとのこと。林道で速いところを見せた4位の伊藤淳郎は、学業があって全戦に出るのは厳しいのでは、という話が聞こえてきている。3戦に出場でシリーズ5位になった関根正人は、来年も数戦の出場を予定しているが、全日本戦のサービスとの兼ね合いでどのラリーになるかは未定のよう。CMSC道北の山上智也は、ジュニアから能戸智徳がステップアップしてくるので、先輩としてはうかうかしていられない。チャンピオンCクラスの平均年齢を下げているふたりで、シリーズをかきまわす活躍を見せてほしい。今年も2戦欠場しているベテランの寺尾 基は、来年も同等の参戦を計画しているが、コ・ドラの丹野富雄がなかなか休めない状態で困っているよう。昨年のチャンピオンの萩中俊介は、走りたい気持ちはあるようだがいつから参戦するかは未定。開幕戦だけで終わっている井内克彰も、クルマは直っているが仕事が忙しくて出場は決めれない状態だ。最終戦で優勝した中村有一は、砂利のRTCの3連覇を目標にしているようだが、もう1戦グラベルイベントへの参加も考えている。今年は道内戦に参加していないが、冬は群馬のラリーに遠征する予定の成川正佳は、夏のイベントから顔を見せてくれるようだ。他にも、2007年にチャンピオンを獲得している渡辺 潤も現役復帰して数戦に登場する噂が聞こえてきている。
久々の女性チャンピオンとなった石塚慶子はお休みするという噂も聞こえてきていたが、来年も参戦することを表明してくれた。3勝でシリーズ2位になったジムカーナ屋の松倉拓郎が本格的にラリーに参戦してくることになった。最終戦でダート使用にしたCJ4Aミラージュをラリー車に仕上げるようで、ジムカーナにはデミオでEcoクラスに参加するらしい。木戸達三と尼子祥一のコンビは冬からの参戦を予定しているが、まだ何戦に出場するかは決まっていないようだ。スイフトスポーツ(1.6ℓ)に乗っている高山智敬は、出場してもターマックだけになりそう。ジュニアからは北大自動車部の紙谷祐輔と栗田大介がステップアップの予定でいるが、武田 豪もチャンピオン戦に出るとの噂が聞こえてきた。話がすべて本当ならば来年のチャンピオンBクラスは激しい戦いになりそうだ。
能戸がチャンピオンシリーズに移るために、2年振りに勝つチャンスが訪れたジュニアCクラス。今年の戦いを見るかぎり田中健一が一歩リードしていると思えるが、最終戦で2位になったニシノ義人も見逃せない存在。ただニシノは早くても夏以降からじゃないと参加できないみたいだ。初参加でシリーズ3位になった篠木雄一郎は、出場するには仕事が休めるかがカギになって来る。最終戦で久々に出場してブランクを感じさせなかった若生敏章は、出てきてもグラベル戦の1,2戦が限度か。若生と同じく最終戦に出てきた後藤琢匡は、来年は休んで参戦資金を貯めるようだ。他に、大藤潤一が冬まで乗っていたエボ2で室工大の釜澤 亮がデビューしてくる話も聞こえてきている。
最終戦で劇的なデビューウインを飾った佐々木良太と、別の意味で劇的なデビューとなった上田 寛が開幕戦から参戦してくるが、ジュニアBクラスの話が無い。佐々木はアスティーからハッチバックに乗り換えることが決まったようだが、シリーズを追うのはこのふたり以外に噂が聞こえてこない。山口昌洋、美由紀夫婦がCC4Aミラージュを手に入れたが、何戦に出てくるかは未定。ラリーに出場するためにミラージュを買ったという話も聞こえてきているので、冬以外の出場も期待したい。スーパーターマックでラリー初優勝を飾っている岡田 貴は、ターマックの2戦と砂利の陸別に参加したいとのことだが、来年の仕事のシフトが決まらないとはっきりしないようだ。ダートラでの岡田を見ているので、グラベル林道での走りも見てみたい。
佐々木博未、佐藤茂樹、竹下紀子、和田 誠と(今年のシリーズ順位)そうそうたるメンバーが揃っている2WD1.5。このメンツにターマックには馬渕貴則が加わり、EZOのターマックロードで愛車とおさらばした中西貴晃も再びスイフトを製作するようだ。馬渕はターマックの2戦は出場が確定しているが、グラベル戦に必要なパーツは用意してないがエンジンマウントを変更して走ったフィーリングは良くなっていると聞いているので会うのが楽しみだ。グラベル戦からこのクラスにスイッチしてきた泉 祐悟は開幕から全戦出場する予定で、コ・ドラの小池征寛がダイエットに励んでいるという噂が聞こえてきた。最終戦は不参加で今年は顔を見せなかった南 篤典も冬から参戦してくるようだが、パパになったばかりなので遠征は分からない。来年は全日本戦とかぶっているのは併催されるARKのラリーだけとなったが、竹下は全日本も北海道シリーズも何戦出るかはまだ分からないようだ。いま決まっているのは今年コンビを組んだ石田正史の横に乗ることと、冬の2戦に出場することぐらい。また、ラリー北海道が最終戦から5日後、車検を考えると3日ほどしかインターバルが開かないとなると、今年出場した和田はどちらかに決めるしかないのだろうか。
新設されるK-Carクラス。今年参戦した軽自動車は谷岡一幸、岡村 巧、西浦 力、水澤孝文の4台。ラリー会場以外で石橋 栄にも会っているが、仕事が忙しくスケジュールが合わないと参加出来ないようだ。ただ石橋もこのクラスには興味を示していたので、参戦してくることを願っている。谷岡は今年と同じペースでの参戦を予定しており、岡村は未経験者をコ・ドラに乗せてラリー体験をしてもらうようだ。西浦はやっと(失礼)ボディを新調しているとのことで、綺麗なクルマでこのクラスに出てくることになりそう。水澤夫婦はノンタイトル戦でも腕を磨いて本番に備えている。冬に参戦した泉はクラスを変えたので含まないことにするが、泉のアルトと佐藤博信のヴィヴィオを購入した帯広畜産大のふたりが出てくるという噂が出ている。
オープンクラスでは、昨年の陸別で皆を驚かせた釧路の大ベテラン鈴木昭江が、ラリー車を修理していると聞こえてきたので、来年の陸別には顔を見せてほしい。室工大自動車部からは、ダートラのJ2クラスで走っていたミラージュで俣野 実がデビューしてくる予定になっているようだ。

いまオイラの耳に入ってきた話はこんな感じ。スクープをつかんだら第2弾の噂話でも書こうかな。



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  1. 2010/11/29(月) 01:25:39|
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タコって知ってる?

おっちゃんの独り言 第18回

タコって知ってる?

タコメーター、タコ足、たこ焼き、たこ踊り、たこ壺、タコライス・・・、いまは運航が休止しているたこフェリーと、たこで検索するといろいろと出てくるけど、
タコ
このタコは出てこなかったよ。
いろんな言葉で検索してやっと探し当てたんだけど、オイラもフィーリングテストをしたことがあるスタッドレスタイヤなんですよ。

スタッドレスタイヤは、オイラも20年以上履いてきたから、スタッドレスの初期からってことになるんだけど、スタッドレスといえばこの「タコ」がやはり一番のインパクトがあったね。
初期の頃のスタッドレスって、いまのとは比べようのないぐらいレベルが低かったからね。オイラなんか39Rからいきなりだから、「効かね~」っていうのは分かってくれるよね。39Rが盗まれて嫌々っていうのもあるけど、何回も危ない思いをしたよ。いまでも100点というわけではないけど、氷上の性能は格段に上がっていると思うよ。
大沼氷上
昨年の稚内の大沼氷上でのワンカットだけど、昔のスタッドレスタイヤではこんな運転は出来なかったと思うね。「ツルツルの氷の上の走りじゃないから」って言われたら返す言葉が無いけど、氷上性能は毎年良くなっているんじゃないかな。それに、減っても効きが急激に落ち無くなったのは進歩だよね。昔は新品のころはエッジ(ブロックの角ね)があるから効くけど、丸くなると全然効かなくなって、1シーズンに2セットも買ったことがあったよ。減りは早かったけど、一番効くと思っていたタイヤだったからね。いまでは「性能が長持ち」なんて言って、2シーズン目でも3シーズン目でも効くからね。ただ、ゴムの劣化とかで新品の性能ではないと思うんだけど。テレビで「私はこのタイヤで6年目です」なんて出ている人がいるけど、自慢げに言うことじゃないとオイラは思うんだけどね。

オイラが転職したころに、全メーカーのスタッドレスタイヤを履き比べる機会があってさ、特性というか個性がよく分かったね。スパイクタイヤの時代から毎年雪が降ると何らかのテストはしていたんだけどね。「これは縦方向はいいけど横に滑ると止まらない」とか、「グリップ感が少なくて滑っているんだけど前には進んでいる」とかね。中には「絶対に買わない」って思うタイヤもあったけど、雑誌には書けなかったよね。ブリヂストンは昔はホロニックっていうブランドで、とにかく減らないタイヤだったけど、効きはオイラ的には決していいとは言えなかったね。でもメーカーの人に言わせると一番効くタイヤだっていうんだよ。オイラもメーカーの人間ならこう言うだろうけど、どういう条件でテストした結果が一番だったか聞きたかったね。別に悪いタイヤだったって言っているわけじゃないからね。いいタイヤだよブリザックは(ホロニックもね)。
テスターをしてくれている人達にはシークレットで各タイヤを履き比べてもらって、「A社のタイヤはこう、B社のタイヤは・・・」って、ディスカッションをしたことを誌面で出していたんだけど、読者には理解出来るわけないよね。当然、電話での問い合わせが来たんだけど「タイヤショップさんで聞いてください」で逃げてたんだ。そのタイヤ屋さんからも電話が来てさ、ショップの人も困っただろうね。そんなときにこの(写真の)「タコタイヤ」がやってきたんだ。
1985年4月号
1985年の雑誌に出ていた記事なんだけど、実はタコタイヤにはⅠ(ワン)とⅡ(ツー)があって、Ⅰのときには名前が無かったんじゃないかな。販売店ではディンプルスノーとかなんとかって言ってたと思うけど、覚えがないよ。性能をテストする意味で夜のルスツリゾート(当時はルスツ高原って言ってたかな)の駐車場でやっていたスノートライアルに持ち込んできたんだけど、けっこういくてさ、好成績を収めたんだ。この時に選手が「タコの吸盤みたいだ」って言ったひとことで「タコ」になったはずなんだけど、活躍もこのときだけだったかな。短命だったよ。この選手はオイラをダートトライアルに連れて行ってくれていた人なんだけど、このタイヤには欠点があってさ、水の上に乗るとすぐにハイドロプレーニング現象になっちゃうんだ。ギンギンに冷えているときはいいけど、少しでも暖かいと全然ダメだったんだよね。いまでもタイヤと氷のあいだに水があると滑りやすいんだけど、このタコは・・・。で、改良されたのが最初の写真のパターンになったタコだったと思うよ。競技に使ったかどうかは覚えてないけど、ハイドロにはやっぱり弱かったんじゃないかな。いちど、函館の取材に行くときに会社のクルマがこのタイヤに変えられててさ、履きかえる時間も無かったし、インプレッションをしてきた覚えがあるよ。もちろん安全運転で行ったけど、函館市内の坂で登れないところがあってね、他のタイヤではどうだったか分からないけど、オイラはタイヤのせいにしたと思うよ。でもこのタコタイヤはⅡで姿を消しちゃったんだ、カタログというかパンフレットも作ったはずなのにね。
「スタッドレスタイヤ」で検索すると、「初期はサイプやパターンで・・・。タコの吸盤のようになっているパターンのタイヤや・・・」って出てくるけど、いまではこんな奇抜なタイヤは見ることがないよね。みんなが「あっ!」っと驚くようなタイヤは出てこないかな。

スタッドレスタイヤじゃないけど、スタッド(ピン)をゴムにしたスパイクタイヤっていうのもあったね。話題になったから覚えている人もいるかな。ゴムだからアスファルトを削らないし、粉じんが出ない、なんて言ってたけど、走ったら熱を持ってゴムピンの性能を発揮できなくて消えちゃったね。ピンが冷えてる時は氷に刺さったんだろうけど、タイヤは走ると熱を持っちゃうからね。アイディアは良かったんだろうけど、詰めが甘かったんだね。熱を持っても氷に刺さってアスファルトを削らないピンが出来たら素晴らしかったんだろうけど。このタイヤはピンを抜いて海外に売られていったらしいよ。こちらも短命だったんだね。

もうすぐ冬本番を迎えるし、来シーズンもすぐにやって来るぞ。準備はいいかな。来年の開幕戦は1月23日だよ。

最後に、スタッドレスタイヤでのラリーの記事を1988年の雑誌で見つけたのでどうぞ。
rally.jpg


豆知識
『1987年に札幌市で「札幌の街を車粉から守るためスパイクタイヤの使用を規制する条例」が施行されて、1991年に法律により指定地域内でのスパイクタイヤの使用が禁止された。』と、ネットに出てました。



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  1. 2010/11/26(金) 00:09:33|
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スパイクタイヤは39R

おっちゃんの独り言 第17回

スパイクタイヤは39R

すっかり「なにもしたくない病」の病にかかってしまい、仕事以外は殆ど家から出ることがなかったら「生きてますか」と、心配のTELを頂くほどのていたらくで、気が付けばこのブログも半月以上も更新がされてなかったんですね。いくらシリーズが終わったとはいえ、オイラのさぼり癖が出てしまったのかと・・・。

世の中は冬の準備に入っていて、札幌市内でも雪が降ったし、テレビではスタッドレスタイヤのCMがしつ○○ほど流れているし、ニュースでは灯油がいくらになると言っているし、天気予報では雪だるまマークが登場したし、オイラの愛車もスタッドレスタイヤに履き換えたし、後は・・・と考えて、冬のタイヤの話でもつぶやいてみようかなと、古い本を引っ張り出したら
表1
こんな本が出てきました。
昭和59年1月30日に、プレイドライブを出している芸文社が発行した用品カタログですよ。26年も前のですね。なんでオイラがこの本を残してあるかは分からないけど、巻頭カラーのページにはAE86やKP61、B310サニーやパルサーEXA(HN12)が載っている古さだもの。今では「懐かしい~」以外、なにも使いようがない本になってしまったのかな。表4(本の一番最後ね)なんか
表4
ランタボだもんね。時代モンですよ。ランタボッて言っても知らない人もいるかな?
中は「モータースポーツの楽しみ方、教えます」や、車種別やエンジン別、一般パーツの「モータースポーツ用品カタログ」に分かれているんだけど、車種別のところには、AE86やKP61はもちろんだけど、パルサーと一緒にラングレーって載っているし、バイオレットやPF60のジェミニも出ているんだよね。カローラは別として、他の車種っていまでは名前も残ってないんじゃないかな。オイラが若い時はバリバリの新車だったんだけどね。ミラージュなんかはオイラも乗っていたんだけど、スーパーシフトが付いている初代が紹介されていて、フロントのショックがカートリッジタイプで1本が11,000円、リヤは1本が7,000円っていう価格で載っているんだけど、いまはモータースポーツで使えるショックがこんな値段で買えるのかな。何十万、何百万っていう価格を聞き慣れたせいか、値段設定がよく分からなくなっているんだよ。ちなみに、このショックのところの解説には「・・・・ノーマルより50%程度強化されている。専用スプリングとのマッチングによりダイナミックさには欠けるがタイムのでる足まわりに仕上げられている」って書かれているのには、オイラも読み直してしまったね。
他に、シルエットフォーミュラ(たぶん)のR30スカイラインや910ブルーバードも載っているし、トヨタのグループBセリカもちょこっとあるし、この原稿を書きながら懐かしく見過ぎてもうすぐ夜が明けそうです。
で、なんでこんな本を引っ張り出したかと言うと、「冬のタイヤ編」でスパイクタイヤから思い出そうと思って古い本を探してみたんだけど、なかなかタイヤのことを書いている本がなくてさ、オイラの思い出だけで書いちゃうかな。間違っていたらゴメンネ。

オイラが免許を取った時には、もちろんスパイクタイヤがあたりまえ。「スパイクタイヤは1950年にフィンランドで誕生し、日本では1963年に販売が開始されて、1970年代に本格的に普及した」と出ていたから、オイラが初めての冬道を迎えたのも70年代の後半だからピッタリ当てはまるね。最初のクルマ、ランサーセレステ(知ってる人は少ないよね)で、FRにスパイクタイヤで走っていたんだよね。もちろんテクニックなんか無いから、何回か雪の壁に乗りあげたことがあったけど、それでも冬道が楽しかったという記憶はあるんだ。下手でもテールが簡単に流れて、自分がカッコ良く走っている錯覚になるんだよね。タイヤは中古で買ったクルマに付いてきたもので、どこのメーカーのかも分からないで履いていたんだよね。効くとか効かないとか、比べようもないから「こんなもんだ」で履いていたんだろうね。聞く人もいなかったしさ。
メーカーやブロックパターンを見るようになったのは、モータースポーツに係わってからかな。その頃行っていたショップ(いまは無くなってしまったけど)でいろいろと教えてもらって、フルピンを履いたクルマの横に乗せてもらってから変わっちゃったね。夏のように(言い過ぎか)走れるんだもの、カタログでスパイクタイヤを選ぶのも少しでも効きそうなのを探したりとかね。グルービングもさせてもらったかな。素人ながらに「ここを削ったら効くかな」ってな感じで。KP61に乗ってからはラリータイヤが選び放題でさ、中古でスパイクタイヤを売ってもらって、それでも市販のタイヤよりは断然効いたからね。粉じんの「ふ」の字も騒いでいないころだったけど、根雪になってから履いたよ。タイヤを持たせるためにね。その頃に登場したのが
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IMG_9729.jpg
ブリヂストンのポテンザRE39R。
お世話になっていたショップがダンロップユーザーだったので、PW57とかPW98っていうのをよく見ていたんだけど、39Rが出た時には衝撃だったね。モータースポーツに関係のない街乗りのお兄ちゃんも「39、39」って言っていたぐらいだからね。先にも書いたけど、それまでもラリーで使われていたタイヤはあったのに、なぜか39Rは一般人にも騒がれたよね。
後に、
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ダンロップではSP51R、ヨコハマからはアドバンのWRとかIT14が出たんだけど、全部が39だったからね。確かに似てたけど、メーカーが違いますって言っても、彼らには39Rだったんだよね。もちろんオイラも39R(オイラのはポテンザだよ)を履いたんだけど、お金がなかったから普通のスパイクピンを打ってもらってさ。それでも、信号の発進で4WDのレオーネと勝負して、ブイブイいわせて走っていたもんだよ。走破性もいいし、コントロールもしやすかったし、運転が上手くなったと思えたね。
IMG_9718.jpg
一般向けにもピンが付いている39R(確か309って言ってたと思ったんだけど)も発売されたからね。RE37Rの一般向けも一緒に出たと思ったけど。

スパイクピンだけど、
IMG_9711.jpg
IMG_9715.jpg
競技では左側のカップピンと呼んでたものを使っていて(呼び方は微妙に違うかも)、他に右から2番目のマカロニピン、そして右の普通のピンがあって、フランジ(ピンの底の座ね)も左から2番目のシングルと左側のダブルがあって、カップピンのダブルフランジのタイヤなんか高くてオイラには買えなかったね。確か1本が80円とか85円とかしたんじゃないかと思うんだけど、それがラリー規定ではタイヤ1本にピンが180本弱ぐらい、トライアル規定で打つと230本とかになって、それに工賃とかが入ってきたからね。
ピンの打ち方なんだけど、タイヤのブロックのピンを打つところに穴を開けて、ピン打ち機で1本1本その穴に打ち込んで、専用の台に乗せてハンマーでピンを叩いてって。オイラもピン打ちをしたことがあるんだけど、なかなか上手く打ち込めなくてさ、いつもピンを叩く係になってさ、正直、やりたくないですよ。
ピンを打ったタイヤの慣らしは、当時は徐々に車種が増えてきたFF車のリヤに履かせて営業中に走ってもらったり、FR車のリヤに履いて高速道路を室蘭方面に(どこまで行ったかは覚えてないのよ)何往復もしたりして、オイラも眠気防止のお供をしたことがあるよ。

来シーズンもクローズされた氷上トライアルとか、ダートラ場でのスノーイベントではスパイクタイヤが活躍するんだけど、今年のイベントで上位を独占したのは
HR8A7001.jpg
こんなタイヤでした。


次回はスタッドレスタイヤ編かな。




※写真はテクニカルサービス・SCENEに協力していただきました。






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  1. 2010/11/22(月) 00:21:57|
  2. おっちゃんの独り言
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タイヤのエージング by日本ダートラ狂信者
お疲れです_(..)_ 小生の知人の赤城の氷上でKP乗ってたおっちゃんも未だに39Rのフルピン欲しいと宣っておりまし。スパイクはエージングせんとピン抜けて丸坊主になってまいますから大変でしたね。バカ兄はレオーネにダンロップのPWシリーズのタイヤにマカロニ打ってスキー場通いしとりました。タイヤの慣らしは小生が街乗り最近の自動車評論屋さんはタイヤにエージングが必要なんて認識無いんでしょね ミシュランのスタッドレスなぞ新品が効く訳もねーのに二年目からマトモに効くよになるタイヤですがな。

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