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おっちゃんのメディアレポート
[2016 ラリー北海道編]
「林道は大丈夫なの」
そう聞かれることが多かった今年のラリー北海道。8月に襲った台風で十勝も甚大な被害が出ていたからなんだけど、オイラはオフシャルじゃないから詳しい情報は知らされてないからね。『チェーンソーで倒木を切りながらコースに行ってきた』ぐらいしか聞かされていなかったもの(笑。

日勝峠はいつ開通するか分からないぐらい壊滅しているし、

JRも鉄橋が流されてしまって根室本線が一部不通になっているし、ニュースを観てると心配になってしまうよね。写真は新得駅のすぐそばの現状で、凄いことになっていたよ。

清水町の惨事。声も出なかったわ。
一日も早く復旧ができることを願っています。

新得や清水を巡ったときに寄ったそば屋さん。この日の2日前まで断水で営業できなかったらしいよ。
災害の調査(?)だけじゃなくて、ちゃんとコースの確認もしていたよ。

コースから眺めれる景色。水害があった足寄町に近い林道からだけど、被害があったなんて思えない景色だよね。

これもコースから。

コースサイドには牛くんも。

林道にもラリー北海道ののぼりが。

リエゾンからちょっとだけ離れるけど、こんな光景も十勝らしいよね。

上利別の駅舎が無い。ガックシ。
オイラのラリーウイークは9月20日から始まってたさ。

今年は中札内で行っている合同テストにお邪魔するために、いつもより1日早く帯広入り。コバライネンも楽しそうに走っていたわ。

注目する選手や気になるマシンがあったけど、オイラがやっぱり応援していたのは、この人とこのクルマでした。

車検風景。

シェイクダウンでの1枚。

プレイベントメディアコンファレンス。

ラリーショーから。

スタート前に選手が揃ってパチリ。ラリーを開催できることへの感謝を、各市町村と関係者各位に表していました。ラリー北海道15年の歴史で初めてかな。

セレモニアルスタートでは自衛隊の生演奏も。国歌斉唱も自衛隊の人だったね。

セレモニアルスタート。

競技ではSS1しか撮れなかった炭山裕矢/保井隆宏組のヴィッツ。シャッタースピードを遅くしていたので、隣のストロボが影響して幽体離脱状態に。

日曜日にご苦労さん会をしていた居酒屋で『居たの?』って笑顔で突っ込んでしまった香川秀樹/船木一祥組。本当にこの1枚しかないわ。

そして1枚しか撮っていないのが、北海道の大先輩の田中伸幸/中田昌美組。お身体は大丈夫ですか?
本格的に競技が始まる土曜日は朝4時半に起床。6時には帯広駅前のホテルに泊まっている同乗者を迎えに行くのが朝一番のオイラのお仕事なんです。オイラは中心部から離れている宿で、今回は6泊で2万2100円とリーズナブルなところなんですわ。もう数年前から利用しているんだけど、毎回1から説明してくれます。まぁ、年1じゃ覚えてはくれないよね。でも、優しい友達がもっと安くいところを紹介してくれたので、次はそこにしてみようかな。朝食も付いてるし、ベッドも広いようだし、浴槽もでかいみたいだから。
向かったのはSS4のクンネイワ。帯広から120km弱のところ。撮影ポイントへ抜け道を使うからこれで済むけど、オンコースで行ってたら30kmはプラスかな。これだけラリー北海道の林道で撮影しているオイラでも、派手にジャンプする橋には行ったことが無かったんだわ。で、後悔した。難し過ぎ。スピードが速すぎて、オイラの腕じゃ追えないさ。

その時に撮った1枚が、JN6で3位に入賞した鎌田卓麻/市野 諮組。いいのを選んでるから見せれるけど、恥ずかしくて全部は無理だね。
クンネイワから移動して陸別サーキットへ。移動距離は20数kmかな。リクベツ ロング2のAPRCには間に合わないけど、全日本のトップバッターには余裕です。余裕だったって言ったほうがいいかな。ちょっと寄り道をしたから時間が無くなってしまったさ。30分もしないでAPRCの3回目が来るので、陸別で2回目の全車撮り。場所は観戦ポイントDと同じ定番のメディアポイントD。クルマを停めてここが1番歩かなくて済むんだ。しばらく来てないと思っていたんだけど、2年前のラリー北海道でもここで撮ってたわ。地区戦でも陸別サーキットで撮っているから、ごっちゃになってんだわ。

SS6&7と続く陸別サーキットをトップタイムで走った関根正人/小坂典嵩組だったが、クンネイワの2回目で停まってしまったよ。残念。

SS7ではAPRCで2位になったファビアン クレイム/フランク クリスチャン組を、移動せずに同じ場所から。観戦ポイントCへ移るってことも考えていたんだけど、身体が拒否していたわ。ポイントCのことを、オイラ達(といっても二人だけどね)は『便所コーナー』って呼んでるさ。だって、背景のいいところに簡易トイレがあるいいだもん。

このポーズで待つのが憧れです。
土曜日3回目の撮影は、パウセカムイのメディアポイントへ。陸別の銀河の森コテージからは20kmほど。時間は1時間ぐらいあるし、楽勝です。ここはギャラリーの観戦ポイントにもなっているよ。

スタート側へ少し行ったところで撮ったミニJCWクロスオーバーの宮本康二/奥村久継組。久々に会うコドラの奥村くんとお話しできると思っていたら、サービステントへ行っても会えずじまい。また今度ね。

メディアポイントから撮影した、いつもお世話になっているメカニックさんがサービスを担当していた堀田 信/河西晴雄組。JN6で4番手にいたけどSS14でストップ。迎えに行くとき搬送車でメディアロードの砂利道を走ったらしいよ。

上の写真を撮って振り向くとこのカットが。ギャラリーはまったくの反対側から狙っていたと思うよ。今年の開幕戦からデビューしてきたアルト&番場 彬。コドラは加勢直毅が務め、参戦して初めて3位での表彰台。これからだね。

SS1ではこんなのも撮ってたわ。
パウセカムイで全車を撮って、北愛国のサービスパークへ。SS1でナイトステージを撮っているのに、またカメラを持って土手をテクテクと。今度は違うポイントから。

APRCの6位、高橋冬彦/中村光雄組。いつものことながらアーレスティのサービスには北大自動車のメンバーが。役に立ってた?
日曜日は朝3時起床。朝という時間じゃないよね。4時45分にお迎えに伺って(?)SS13のニューホンベツ・ポイントBへ。移動は92kmほどだけど、グラベル林道を走る距離が長いので余裕を持ってます。ギリギリはオイラ好きじゃないからね。この日のサービスINは5時。ラリーは選手もサービス隊もオフシャルも、ギャラリーの皆さんも早起きです。あっ、もちろんメディアもです。

ホンベツのルートが変更されてから、ここへ行くのは初めて。っていっても、変わったのは去年かな。ポイントに着くとジャンクションに大きな水たまりが。溜まっている水は茶色いけどウォータースプラッシュを撮っていないので、APRCの上位陣はここで。写真はAPRCで4位になった高山 仁/竹藪英樹組。やっぱり跳ね上がっているのは泥だわ。

撮影場所を変えて撮ったのが岩下英一/高橋明彦組。4年ぶりに十勝の地に戻って来て、APRCの5位はプライベーターの最上位。APRC.tvのダイジェスト映像にも映っていたわ。

ホンベツで別の立ち位置から。2013年から(その前を調べるのは勘弁して)リタイアと完走を繰り返している金藤公人/近藤喜弘組は、順番通りに今年は完走してAPRC・RC5クラスで1位。

更に、ちょっと場所をずらしてこのカット。SS2でコースオフした勝田範彦/石田裕一組をやっと撮ったどー。
ニュー ホンベツを後にしてオトフケ リバース2へ。移動は50kmほど。足寄湖の道の駅で小休止。っていう、同乗者ふたりが長めのトイレタイムです。時間は十分にあるので、ゆっくりと十勝の景色を観ながらクルマを走らせて(オイラはよそ見してないから)SS15の林道まで。ここもギャラリーの観戦ポイントです。

ギャラリーをバックに、APRC3位のマイケル ヤング/マルコム リード組を撮影。林の中だから、ちょっと暗めです。オイラは森の妖精です。分かる人は分かってください。決してクマではありませんから。

場所を変えてJRCを待ってると、トップバッターの奴田原文雄/佐藤忠宜組が登場。レグ1を6.2秒差のトップで終了していた奴田原/佐藤組だったけど、デイ2でトップタイムを連発している新井敏弘/田中直哉組にSS14のニュー アショロ ロングで逆転されてしまった。ここに現れたときには2位に後退しちゃってたさ。それでも、シリーズポイントは勝田/石田組を逆転して首位に立ったぞ。

奴田原/佐藤組を撮ったところで、振り向くとこのカットが。ヘイキ コバライネン/北川紗衣組がデイ2は復帰してきたんだけど、最終SSを残してリタイア届けにサイン。待っていたギャラリーは残念だったろうけど、これもラリーですから。

デイ1の夜には移植作業が完了。これがラリーのサービスだね。
オトフケのステージを後にして、サービスパークまでは30kmと近い。オイラは昼飯を買っていたのに、『インデアンのカレーが食べたい』と駄々をこねる同乗者がいたので、インデアンのみなみの店でレストコントロール。レスコンっていっても最近の道産子選手は分からないか。

北愛国に戻ってSammy SATSUNAIで撮ってたのは秘密だ(某選手がブログで使うフレーズのパクリです)。

逆転でJN6を制した新井敏弘/田中直哉組。デイ2は速報を聞いていて(同乗者が読み上げてくれていたんだ)ドキドキしっぱなしだったわ。逃げる奴田原、追う新井。手に汗握る攻防っていうやつだったね。

表彰式後の記者会見での1コマ。こんな表情で撮れてましたわ。何を見てたんだろう。可愛いお姉ちゃんの視線でも感じてたのかな。


総合でも4位、同じクラスの2位には3分44秒もの大差をつけてJN5クラスで優勝した柳澤宏至/中原祥雅組。『R2がR3より速いってどういうこと』と言ってた外人メカニックが居たそうだけど、プジョー208は速かったわ。

レース界では振り向けば服部というフレーズが過去にあったような気がするけど、いまのラリー界は『振り向けば大倉』という言葉がぴったりくる大倉 聡/豊田耕司組が2位。とにかく完走して来るよ。

ハザードを点けて後続車に抜かれても走り続けた大橋逸夫/藤上 亘組。これもラリーです。終わってみると、クラス3位でフィニッシュしてたわ。

昨年はTC4でギアボックスがトラブってリタイアしている小倉雅俊は、コドラに平山真理を迎えて、ある意味最強コンビで出場。SS4のクンネイワで石川昌平/石川恭啓組を逆転して、その後はトップを奪われることなくリベンジを達成。全日本戦の優勝は2012年の愛媛以来とか。その時も小倉/平山組だったようだね。

2年ほどラリー北海道には顔を出していなかった曽根崇仁/桝谷知彦組が2位。今回優勝しているとシリーズチャンピオンが決まったみたいだったんだけどね。次戦かな、決定は。

2年前のラリー北海道はコースオフでリタイアしてしまった木村謙治が、コルトRを製作して復活してきた。コドラは北海道の尼子祥一を迎えて、クラス3位で完走しリベンジを果たした。

JN4クラスの表彰式。(左から)2位の曽根崇仁/桝谷知彦。優勝した小倉雅俊/平山真理。3位の木村謙治/尼子祥一。


今シーズンは第6戦の群馬で2位になった他は、開幕戦から優勝を続けている天野智之/井上裕紀子組。再び優勝して今季6勝目をマークした。

JN3クラスの2位は、南野 保/ポール サント組。

マシンをRX-8にスイッチした中西昌人/豊田智孝組が3位。シリーズチャンピオンは天野/井上組に前戦で決定しているが、シリーズ2位の争いは中西/豊田組が一歩リードしたかな。


SS1からJN2クラスで単独となってしまった明治慎太郎/谷内壽隆組が、86を慎重に走らせてクラス優勝。あまりにも慎重すぎて『喝』が入ったとい噂も。これでシリーズポイントでトップに立ったね。


やっと、やっと、やっと、勝ったという感じの高篠孝介/廣嶋 真組は、もちろん全日本戦初優勝。『おめでとう』と言ってあげたかったけど、ポディウムでのポーズが駄々滑りだったからナシだわ。

1992年のハイランドマスターズ以来と思われる表彰台に立った坂 昭彦/中谷 篤組。全日本戦に復帰してやっと結果が出たよ。

「イェ~!」


中国ラウンドはトップでゴールすることが出来なかったガウラブ ジルだったが、APRCでは優勝。ラリー北海道はコドラをステファン プレボで挑んで4連勝を飾った。今年のジルは強いね。

新車のVABをデビューさせた高山自動車短期大学の星野 博/小林 剛組がAPRCの7位。

APRCのRC2クラスで8位フィニッシュしたサンジェイ タクル/竹下紀子組。このおじさんがオイラより年下だったとは。ショック。

APRCのシャンパンファイト。

00カーのドライバーは北海道チャンプの山田さん。

0カーのドライバーは群馬の大井さん。

喋るスウィーパー。らしいです。

喋らないスウィーパー。らしいです。

『来年も来れるといいな~』と思いながら、今年もラリー北海道は終わりました。
狩勝峠や南富良野の状況を把握しておきたくて、月曜日は富良野経由で札幌へ。


南富良野の少し手前ではこんな光景も。橋の欄干は無くなっているし、ビニールハウスも見るも無残な姿になってしまっている。涙が出てくる光景だったわ。

ここは牧草地だったんだろうか、農地だったんだろうか、あたり一面に泥が堆積している。南富良野の市街地のすぐそばだよ。

今回は鉄分補給は無しだったわ。しいていえば、これが鉄分と関係あるかな。

旅の〆はソフトクリームで。あっ、これも誰かさんのパクリです。
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- 2016/09/29(木) 14:16:58|
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おっちゃんのメディアレポート
[2016 ARK RALLY TOYA編]

いやぁ~、凄い雨だったわ。
天気予報では傘マークだったから覚悟はしてたけど、それにしても降り過ぎ。土曜日の午後に行ったステージ『BARON』は真狩村に近いから、気象庁のデータを見てみると、ちょうど撮影していた14時20分から30分が特に酷く、写真のJN-4クラスのときは撮るのを止めたくなったもん。Gパンはベチャベチャだし、靴の中はグチュグチュだし、いくらM気質のオイラでも傘も差さずに雨の中で立ってるのは辛くて、優しい言葉でもかけられたら泣いちゃう状態だったよ。それでも選手権クラスは最後まで撮ってるんだから、やっぱり・・・、なのかな。
そして、この雨で心配だったのが、日曜日のステージだった川渡り。1枚目の写真を見ても分かるとおり、こんなに水かさがあったことはいままで無かったんじゃない。上位陣はこんな感じで水しぶきがあがっていたけど、

最初に川の犠牲になったクルーの入水はこんな状態。
からの

三停板を持って川の中を走るドライバーの姿。腿が上がっていていいフォームだわ。そこだけは褒めてやるよ、アゲ。

水しぶきの中に、微かに黄色いボディが見えるけど、このクルマも川の犠牲に。道内選手のエボⅩです。

ここがメディアポイントだったために、9人のメディアとオイラが。このままでは危険と判断して押すことにしたんだけど、クルマって重いね。ランサーは重いって知ってるけど、デミオがあんなに重いとは。上り坂だったとはいえ、軽い軽いと言われるデミオであれだったら、ランサーやインプレッサは押せないね。
あっ、今回は危険と判断したから押したんであって、いつでも押すわけじゃないからね。
(注:写真の中の29号車は押したクルマではないので)

川の手前でストップさせられたアルトワークス。ゆっくり走って川に入ってもご覧のとおり。競技スピードでの入水が見たかったかも。

金曜日のレッキはこんなにいい天気。羊蹄山も頂上付近には雲があるけど、くっきり見えてます。場所は初めて使うBARONの入り口で、ここまでは舗装路のリエゾン区間。早く来てれば競技車が並んでいるカットが撮れたんだろうね。

今年は鉄分を補給する代わりに、アイスを補給。タイヘンオイシュウゴザイマシタ。
ということで、今回は鉄分は無し。というか、接待がありませんでした。確か、いつも接待をしている方々は、月曜日にカシオペアを撮りに行ってると思うけど。
金曜日はSS1のNEW VOLCANO1を撮影。コースのレイアウトが変わって『の』の字のような、0.7kmのギャラリーが見守るスーパースペシャルステージだわ。昨年と変わったので、初めて最初から最後までコース内で撮影したんだよね。ここだけリバーススタートだから最終走者のゼッケン1番までいたけど、ここでしか撮れなかったのが

期待していた関根正人/小坂典嵩組のシトロエンDS3。残念ながらSS2で姿を消してしまったので、オイラもこのカットしかないんだわ。
土曜日から本格的に林道ステージでの勝負。この日の最終サービスのことを考えて、SS4のAZALEA1へ。メディアセーフティブックのコースカースケジュールを確認して朝8時に出発にしたんだけど、ラリーに来てこんなに遅いのは初めてかも。っていうか、オイラは5時に目が覚めて、朝から温泉に入ってたんだけどね。
まだこの時は雨は本格的に降ってはおらず、霧雨か降っても傘がいらない程度の小雨。新アメフラシの影響はまだないようです。
撮影の2本目はSS6のBARON2。SSのスタートへは前日の下見でカーナビに残った履歴で順調に行けたんだけど、早すぎたかな。天気も良くなかったし、街らしいとこも通らなかったからコンビニも無かったしね。まっ、遅れてコースに入れないよりは待ってる方がいいかなって思ってるんだけど、待ってる間に天気が・・・。旧妖怪アメフラシさんも居たけど、新アメフラシの威力が出てきました。雨は強くなってくるし、風も出てきたわ。久々に酷い天気になったぞ。待ってる間に傘を差していたら壊れるし、ポンチョを着てたからひざ上は大丈夫だったけど、ひざ下が・・・。靴は宿の部屋に帰るまで脱げなかったから最悪だったさ。次の日の朝になっても靴はグチュグチュのままだったしね。
Day2は朝6時出発でSEA TANGLEの川渡りへ。豊浦のコンビニで昼食を買ってコースに向かったら、道道と並行してる川が凄いことになっている。真っ茶色の激流だよ。前日にここらへんの林道を知り尽くしている人に『この雨でそうとう水かさが増えるよ』と言われたのを思い出して、慌ててHQに確認したら、予定通りだということ。川に着くとやはり増水していて流れが速いじゃないですか。言われた通りだ。デリカで越えるのも慎重になっちゃったわ。ということで、写真で紹介(一部だけど)した通りのハプニングが続出です。
2012年から毎年ここには顔を出しているけど、これほどトラブル車が出たことは無かったね。っていうか、クルマを押したことが無いわ。川を渡って数メートルで停まるんだもん。何台押したかな。おじさんには辛かったわ。と言いながらも、また行くんだろうね。
[JN-6]

JN-6クラスで優勝した奴田原文雄/佐藤忠宜組。今季初優勝で、ラリー北海道以外の道内で開催された全日本戦では10年ぶりの優勝だったそうです。驚きだね。ラリホで優勝した印象が強いからか、他の大会でも勝っているイメージがあったんだけどね。おめでとう! Day1の最後のサービスでびしょ濡れのオイラに、ニコニコ顔で
「大変だね」
って声を掛けてきたヌタ。順調に進んでいたんだね。

勝田範彦が石田裕一と組んでまる1年が経ったそうです。早いもんだね。その間、リタイアはゼロ。石田のマイクパフォーマンスで出てきた言葉は
「私は完走請負人です」
だそうで、今回も2位でゴールに導いた。今シーズンも5戦を戦って、いままでポディウムフィニッシュを逃していないのは素晴らしいよ。

金曜日に
「そろそろトップ3を破らないとね」
と、卓麻と話していたんだけど、なかなか勝たせてはくれないね。
Day1で2番時計は出すものの、トップタイムには僅かに負けている。トータルで2番手にいたこともあったけど、本人も
「雨は嫌いです」
というように、土曜日は逆転されて3番手で終わってしまったからね。日曜日のオープニングステージでトップタイムを出したものの、上のふたりを引きずり落とすことが出来ずに3位で終わってしまった鎌田卓麻/市野 諮組。

SS3のスピンがすべてのシナリオを狂わせてしまった新井敏弘/田中直哉組。Day2で追い上げたものの、30秒もあるビハインドを跳ね返すまではいかずに4位で終わってしまった。

開幕からのターマック3連戦を連続3位で終えている福永 修/竹原静香組は、トップに絡むことが出来ずに5位で終了。グラベルは思うように走れてないようだね。

全日本戦には初出場となったマイケル ヤング/保井隆宏組が6位。

昨年は北海道の地区戦ラリーに全戦エントリーして遠征してきた伊藤淳郎だが、今年はこのラリーに出るために道内戦はスキップしている。同じ北大自動車部出身の高橋和多利とコンビを組んで出場したが、JN-6の9位で終わった。伊藤くん、地区戦の砂利道で待ってるよ。上坂もね。

地区戦では走りが良くなってきているように見えた井土卓治/佐々木 尊組だが、どうも今回はリズムが悪そう。山で聴こえてくる排気音はアクセルオフが多かったように思うよ。
まだまだこれから。ラリーを楽しんで、喜べる結果を出そうね。

JN-6クラスのトップ3。
[JN-5]

3連勝を決めたプジョー208 R2の柳澤宏至/中原祥雅組。86のR3が加わって、プジョーがいてシトロエンがいて、ミニがいる。輸入車が増えたこのクラスだが、昨年の苦労して得たノウハウが功を奏しているのか、今年は結果が出ている。山にこだましてくるエキゾーストノートはいい響きだよ。

外車が多いこのクラスで、ヴィッツ・ターボで奮闘している大倉 聡/豊田耕司組が2位。今年は優勝も経験しているが、『振り返ると大倉がいる』で連続の上位入賞を果たしている。

日本のラリーに出場してきた、元F1ドライバーのヘイキ・コバライネン。地元のフィンランドではラリーにも参戦経験があるようで、キミ・ライコネンと一緒でフィンランド人のラリー好きを証明してくれたようだ。
コドラは北川紗衣が務め、TMG GT86 CS-R3の国内初参戦を3位で終えた。

JN-5クラスのトップ3。3チームともパラソルを持ったお姉さんが登場したのは、このクラスだけ。
あっ、紗衣ちゃんだけパラソルが無いし、写真にも写ってないわ。ゴメン。
[JN-4]

「失礼だけど、今年どうしちゃったの?」
に、
「エンジンが凄くいいんですよ」
と、福島に続く優勝で連勝を飾った曽根崇仁/桝谷知彦組。土曜日に4連続のトップタイムを刻むものの、金曜のミスが響いてDay1は2番手。日曜日も4本のSSでトップタイムを出すものの、1本目の川渡りでの救済タイムでコンマ差の2番手。それでも、トータルでは2位に1.9秒の僅差で逆転を決めた。

昨年のBRZから今年は86にマシンをスイッチした石川昌平/石川恭啓組は、Day1のクラス首位を守り切れずに逆転を許してしまい2位でフィニッシュ。

86&BRZにFD2シビックで挑む香川秀樹/船木一祥組は、Day2でクラストップを奪い逆転で順位をひとつ上げて3番手。

JN-4クラスのトップ3。こちらは優勝した曽根さんだけパラソル付き。
[JN-3]

今年からクラスをJN-3に戻した天野智之/井上裕紀子組は、開幕戦から負けなしの連勝を決めている。今大会も10個のSSでトップタイムを出して、デイポイントを含めて満点優勝を決めた。

合成ではありません。
昨年のこの大会で優勝して結婚を祝福された寺川和紘/石川美代子組は、大会2連覇を狙っていたようだが、天野/井上組を倒すことは出来ずにJN-3クラス2位。

9年前に北海道の地区戦に遠征してた藤田幸弘/藤田彩子の夫婦コンビが3番手でゴール。

JN-3クラスのトップ3。こちらは3クルーともに夫婦コンビ。
[JN-1]

かろうじてボンネットの色と文字、そしてゼッケンで須藤浩志/新井正和組と判別できるが、豪快に水しぶきを上げてもトラブルが無かったのはラッキーだったかも。グラベルに自信があるのか、前戦の福島でも優勝していて今季は2戦で2勝目。

ブーンから新型のデミオに乗り換えて今シーズンを戦いだした松原 久/和田善明組は、Day2の追い上げで順位を2つアップして2位でフィニッシュ。

Day1は2位で折り返した高橋悟志/箕作裕子組だったが、Day2に逆転を許してしまって3位に後退してしまった。

まだこのラリーで完走の無い高篠孝介/横嶋 真組は、日曜日の走りは3番手と頑張って5位に順位をアップ。

スイフトで今季初出場の坂 明彦/中谷 篤組は、SS10をゴールすることが出来なかった。

昨年のこの大会ではクラス優勝している田中伸幸だが、久々のラリーに
「まだリハビリ中だから」
と精彩のない走りで、SS5で姿を消してしまった。

JN-1クラスのトップ3。カメラもシャンパン臭くなってしまったさ。

オープンクラスながら、この大会最年少の秋吉 圭。グラベルラリーが初出場っていうのにも驚いたが、グラベルを走るのも2回目っていうのにはもっとビックリしてしまったわ。豪快に川を渡っていったが、このSSをゴールしてリタイアしてしまった。北海道の地区戦にも走りにおいでよ。

今回の00カーは渡辺 潤と竹下紀子(金曜日は岩渕亜子)のコンビ。しなければいけないことがたくさんあったようで、00カーを満喫(?)していたようだよ。

いろいろあったようだけど、無事にゴールまで役目を果たした0カーは山田健一と瀧 正憲の地区戦コンビ。
今回はラリーだけの洞爺湖だったかも。天気が良ければ、何かネタがあったかもね。次の全日本戦はラリー北海道かな。十勝で何しよう?
- 2016/07/06(水) 10:58:46|
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おっちゃんのメディアレポート
[オールジャパンジムカーナ編]

「今日は砂利じゃないよ」
オイラの顔を見るなりそう声をかけてきたオフシャルさん。確かにオイラはホコリを浴びるのが嫌いじゃないけど、モータースポーツを撮りだした第一歩はジムカーナだからね(過去にも書いたかな)。だからジムカーナも好きなんですよ。あの頃は、ナンバー付きではパブリカやTE27が走ってたし、改造クラスではB310サニーが主流だったね。パブリカってクルマなんて知らない人も多いんじゃないかな。お父さんに聞いてみて。あの頃の写真があれば『懐かし~ぃ』って載せれるんだけど、オイラの手元にはまったく残ってないんだよね。仕事で撮ったのは編集部があった会社に保管していたんだけど、数年前に処分したって聞いたからね。もったいないと思うけど、写真とフィルムを保管しとくのも量があるから大変だよね。
で、デジカメになってからのオイラの外付ハードディスクに保存されているのはいつからなのか確認したのが先の写真で、2007年の砂川で撮った全日本戦。ドライバーは誰だろう?
もっと古いのがないかDVDのストックケースを見たら、あったわ、それよりチョット古いのが。2004年のサホロサーキットで開催されたやつが。サホロサーキットを走ったことがある人は少なくなったんじゃないかな。っていうか、サホロサーキットを知らない人がいるよね。ネットで検索してみて。
その時の写真を数点ほど。




カメラがキャノンのEOS 10Dも使っているから、デジカメで撮りだした頃なんじゃないかな。いつからデジカメに切り替えたか覚えてないけどね。シャッタースピードも1/30秒なんかも使っているから攻めていたんだね。というより、デジカメを知らないっていった方がいいかな。いまではほとんど使わなくなっちゃったからね。オイラが上手じゃないっていうのもあるけど、全体にピントが甘いんだわ。いつまでも要修行だね。
みんなも撮った写真のデータはしっかり保存しといたほうがいいよ。オイラも最初はどうしたらいいか分からなかったから、相当な数を持ってないからね。変な癖で、編集部に送ればいいと思っていたとこがあったし。いま思うと・・・。
今年も全日本ジムカーナにお邪魔してきました。スナガワラウンド。ダートラと同じく、仕事で公開練習の土曜日には顔を出せなかったんだけど、日曜日は楽しませてもらったよ。今ではジムカーナも年に一度この全日本戦にだけ行けるんだけど、全日本の選手にはこの時にしか会えないから覚えてもらえないのは当然だけど、ラジアルクラスのパドックの前を歩いても声をかけれる選手がいなかったわ。道内選手にもどんどん忘れられる存在になっちゃうんだろうね。寂しくなるよ。
選手に覚えてもらうのってインタビューするのが早道だと思うんだけど、特に全日本戦では選手と話をすることがないからね。昔もオイラから話しかけることは無かったけど、ライターさん(100円ライターさんじゃないよ。今回も来てたけど)がインタビューしてるときに顔写真を撮ってると何となく覚えてくれてて。そんな感じで来たけど、いまでは『誰だ、あのデブ?』ってなことだろうね。
オフシャルも、コースマーシャルに立っている人たちは知らない人が多くなったし、今回も『危ないですから気を付けてくださいね』って言ってくれたりなんかして。オイラも彼のことは知らないけど、彼もオイラを知らないんだろうね。オイラも笑顔で『ハイ』なんて返事したけど、心の声は『オレを誰だと思ってんだよ。おめーより危ないとこは分かってんだよ』と、思っていたような気もするんだ。決して口には出してないからね。もちろんオイラが立っていたところは撮影可能エリアだけど、十分注意はしてるよ。
今大会は道内勢も頑張ってくれたね。ダートラみたく3クラスで優勝とまではいかなかったけど、SA1クラスで小武拓矢が全日本戦初優勝して、北海道の意地を見せてくれたように見えるけど、小武はもともと関東で走っていた選手だからね。またいつ本州に帰ってしまうか分からないし。
それでも、PN1で米澤 匠が2位になったし、SA1でも阿戸幸成が2位になって小武とワンツーを決めてくれたし、SA3では田辺 剛が3位で表彰台に立ったから良かったんじゃないかな。特にPN1の米澤は、全日本戦初出場でこの成績だから十分じゃない。公開練習で2本ともトップタイムだったようだから悔しさもあるだろうけど、全日本戦はそんなに甘くないからね。来年は全日本を転戦するようだから応援しちゃうよ。
[PN1]

PN1で連勝を決めたひでき。ピンクのスイフトっていうのが本人からは・・・。


奥さんの支えがあって全日本戦に初出場して2位を獲得した米澤 匠。今年から投入した新型ロードスターで北海道戦は負けなし。来年の全日本戦での活躍が今から楽しみだ。

3位の福田大輔。

アルティメットニッパーのイメージキャラクター『ニパ子』。知らなかったから(ゴメンなさい)ニパ子で検索してみたさ。
[PN2]

今季は1位、2位、2位と好成績を収めている松本 悟がPN2で優勝。

2位は河本晃一。

3位の森田陽介。
[PN3]
今年からマシンをRX-7からBRZにスイッチした河北 忠が3連勝。

2位は松本 敏。

3位のユウ。
[PN4]
PN4で2連勝の茅野成樹。

開幕2連勝の次は連続2位の野島孝宏。

3位の山野哲也。
[N1]
今季3勝目の朝山 崇がN1を制した。

2位は小林規敏。

3位の小幡宏昭。

JAFのリザルトを見ると、2012年から年に3戦ほど全日本戦に出場しているが北海道は初参戦。今大会唯一のレディースドライバー飯島かつこ。
[N3]
欠席した第2戦以外3勝目の菱井将文。

第2戦で優勝している飯坂忠司が2位。

3位の石元啓介。
[SA1]

全日本戦で初優勝に輝いた小武拓矢。


今年は成績が振るわなかっただけにこの2位で好成績を続けてほしい阿戸幸成。

3位の工藤典史。
[SA2]
優勝、2位、優勝と2勝目を記録した渡辺 公。

2位は久保真吾。

3位の葛西悠治。
[SA3]
今シーズン4連勝、昨年からは7連勝目の津川信次。

2位は金本辰也。


「徐々にクルマは良くなっている」
と言っていた田辺 剛が3位。
[SC]
SCクラス2連勝の大橋 渡。

2位は山越義昌。

3位の山梨俊二。
今年も併催で開催されたJMRC北海道ラジアルシリーズの第4戦には、3クラス16人が出場。目の前で全日本選手が走り、同じコースを走れる。真剣に観てるとひじょうに勉強になったと思うんだけど。
[R-eco]
第2戦から出場して3連勝を記録した梶 靖博。

2位は関 健一朗。

伊藤大将が3位。

フェンダーのカラフルなステッカーが目を引いた室工大自動車部のエッセ。自動車やオートバイにステッカーを複数枚重ねて貼り付ける手法をステッカーボムっていうんだって。知らなかったわー。
[R-1]
2連勝を決めてシリーズリーダーになった小野寺 俊。

開幕戦で優勝している白尾 泰が2位。

第2戦で優勝している金内佑也が3位。

吉崎智貴が4位。

5位は長南明宏。

6位が藤原広紫。
[R-2]
今季1勝目の鈴木雄策。

逸見将吾が2位。
- 2016/06/23(木) 20:46:05|
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[北海道ダートスペシャルinスナガワ編]

懐かしい写真が出てきたよ。30年ぐらい前にスナガワで撮った写真だね。オイラがまだ20代で、マイカー情報っていう道内誌でカメラ小僧って名乗っていたころだよ。マシンはKP61の改造車で、ドライバーは国政久郎さん。カッコよかったね~。
注目したいのはそこではなくて、マシンの後ろを見てほしいんだけど。いまとは土手の角度が違っていてコンクリートが埋め込まれているのが分かるかな。これが古い頃のスナガワなんだね。そして、計時用のマイクロバスが写っているんだ。
いまは光電管が当たり前になったけど、2001年の全日本戦のリザルトを見ると1/100秒と1/10秒で計測している大会が入り混じっているから、この年に光電管でのタイム計測が始まったんじゃないかな。計時委員3人がストップウオッチを持ってたころが懐かしいね。選手でも知らない人が多くなってきたんじゃない。
この時はまだ全日本戦なんか無かったから、年に一度『北海道フェスティバル』っていうのをやっててさ。本州から有力チームが来てくれていたんだ。国政さんもそうだけど、オクヤマやキャロッセ、モンスターも顔を揃えてくれていたよ。あの頃はまだモンスターはブルーバードの改造車に乗ってたかな。写真を見てもわかるけどマシンが綺麗でさ。その頃の道内の改造車って解体屋から持ってきたようなクルマばっかりだったから度肝を抜かれたよ。ナンバー付きよりも綺麗だったからね。走りにも刺激を受けたけど、クルマも綺麗にするようになったのもこの頃からじゃないかな。

こちらがキャロッセのAE86。ドライバーは大井善浩さん。今回の大会に顔を出してくれてたね。話は出来なかったけど。
フェスティバルには前夜祭なんかもあったりして華やかだったね。その名の通りお祭りだったわ。夜は砂川市内のスナックなんかに繰り出してさ。次の日のパドックは華やかだったよ。ダートラ場に似合わない化粧の香りがしてたような・・・。楽しかったっていう思い出が残っているよ。
って、懐かしい話じゃなくて、今年も行ってきました砂川での全日本ダートトライアル『北海道ダートスペシャルinスナガワ』。
仕事の都合で日曜日の決勝戦のみとなってしまったけど、一時は行くことを諦めかけていたからね。金曜日の昼頃かな、はっきりしたのが。一年に一度しかお会い出来ない選手もいるからね、行けて良かったよ。懐かしい人にも会えたしね。

日曜日はAM4:00時起き。本当は歌志内の温泉宿を予約していたんだけど、キャンセルしちゃったから早起きになっちゃって。5:00時に出発して国道275号に向かったら、途中から写真のように周りが真っ白。特に江別付近が凄かったかな。ライトを点けたもの。札幌を出たときは晴れていたのに、ちょっと不安がよぎってけど、靄っていたのは少しの区間だけで砂川はドピーカン。♫きょうもいいてんき~♫ って歌いたくなるほどの(古すぎるか)快晴だわ。十勝なら『十勝晴れ』っていう言葉があるけど、砂川は何ていうのかな? 空知晴れって聞いたことないし。 でも、メディアブリーフィングのときは寒くて半袖ではいれなかったけどね。

結果はみんなが知っての通り、3クラスで道内選手が優勝。3人とも全日本戦のレギュラー選手とはいえ、やっぱり嬉しいよ。しかも、初出場の若手が4位で表彰台に立ったんだから嬉しさが倍増。ホント、行けて良かったよ。


PN1で優勝した宝田ケンシロー。開幕戦で2位、第2戦で2位、そして今回は1位。(株)オクヤマの奥山社長もニコニコ顔で
「地元で勝ってもらわなくちゃね」
と、喜びを表していたよ。ケンシローも
「やりました」
って、満面の笑みで寄ってきてくれたから、ホッとしてたんじゃないかな。次戦からも頑張ってよ。

朝からウンの付くことがあったようだけど、全日本戦を走り始めた井土拓巳。今年は何戦か参戦するようなことを聞いたけど、日本のトップカテゴリーでもまれて来いよ。

戻ってきた内藤修一。お帰りなさい。待ってたよ。競技から少し離れていたから走りはまだまだだけど、これからだよ。

第2ヒートで最初に飛んできたのが左近弘道。タイヤがバーストした音が凄かったよ。
ここの穴の餌食になった人が

N1の稲村幸治や

電気自動車や

九州から来たエボⅩや

北海道の大ベテラン、古澤聖樹も。
改造車クラスになって場所を移ったから写真は無いけど、ナンバー付きでもまだまだいたよ。


86でやっと(っていう表現がいいのかな?)てっぺんに立つことが出来た和泉泰至。デミオが速いだけに頑張るしかないね。

D1からダートラに転向(?)してきた熊久保信重。初めて走りをみたけど、ここから横を向いてくるとは。

N1クラスで優勝した細木智矢。


砂川ラウンド4連覇を達成した北條倫史。強いわ。でも今シーズン初勝利なんだよね。JAFのリザルトで検索すると、2005年の16位から始まっているんだから、継続は力なり。

1本目は北條に0.004秒差でトップにいた黒木陽介。昨年のシリーズチャンピオンは今年も速いわ。

SA1クラスで優勝した中島孝恭。


ヤングドライバー(死語か)の田邊龍太が、このクラスの道内勢トップ4位。2週間前の道内戦とはカラーリング(ステッカーを貼っただけかな)を一新して全日本戦に初挑戦して表彰台をゲット。数年前はアクセルは踏んでるがどこに行くか分からないハラハラがあったけど、走りが安定してきたのかな。本人には『ツマンナイ』って言ったけど、これからが楽しみだわ。

ベテランの川口昭一が道内勢2番手の7位で終わっちゃった。

2週間前のスナガワでは驚くような走りを見せた菊地 真だったが・・・

今大会に出場したレディースドライバーのひとり、地元の森元 茜。ここのコーナーの進入は負けない走りをしてたんだけどね。

北海道にもファンが多い北村和浩がSA2で優勝。2週間前もわざわざスナガワに顔を出すぐらい追い詰められていたようだから、今季初優勝でホッとしてるんじゃない。


クラスを移籍した開幕戦でいきなりの優勝、第2戦は2位と好調で迎えた地元ラウンドの鎌田卓麻。もちろん優勝の2文字しか頭にはなかったようで、2位でも嬉しさは薄かったようだね。握手はしたけど『おめでとう』とは言えなかったもん。


「雨が降らないかな~」
「誰か競技を終わらせてくれないかな~」
と、1本目が終わった後の慣熟歩行から帰ってきた笑顔の島部 亨。それもそのはずで、1本目は北村に続く2位のタイムを出していた。2本目に3人にパスされてしまったけど、
「ここ(順位)にいるだけで満足」
と5位で表彰されていたけど、全日本戦ではベストリザルトだったんだね。

昨年のアクシデントから全日本戦を離れていた松波克知。

リアガラスに『帰ってきたマグナムランサー』のステッカーが貼っていたけど、走りは変わっていたね。本州から来たカメラマンに『こんな松波は見たくなかった』と言われていたけど、横向き隊に匹敵する走りでは無かったように映ったよ。走り方を変えていたようだけど、タイムにつながると良かったんだけどね。でも、ダートラ好きは前の走りが良かったみたいだわ。

SC1クラスで優勝した佐藤 孝。

SC2クラスで優勝した吉村 修。2連勝中の田口勝彦とに勝負が見たかった。

コンマ4秒で優勝を逃してしまった平塚忠博は、『やっとシリーズが始まった』と今シーズン初の表彰台。

密かに(?)注目していたミラージュ。目の前を走ってくれて感激だったわ。

Dクラスで優勝した谷田川敏幸。

1本目トップだった亀山 晃は逆転を許して2位。

数年前のお笑いフレーズで言うと『カッチカチやぞ』、ゾックゾクするわー。


全車走行終了後に行われた、ダートトライアル選手会が主催する『ギャラリー同乗体験会』。今シーズンの開幕戦から開催されているようだけど、全日本ドライバーの横に乗れるなんて、抽選で当たった人はラッキーだわ。

最後に、こちらの310サニーの改造車の製作にちょっとかかわっていたんだよね。ちなみに、このサニーが走っていたころにミラージュの炭山義昭さんや亀山 晃さんもライバルでいたよ。

あっ、コースから見えるこの山肌って何?
- 2016/05/31(火) 15:30:57|
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[2015 ラリー北海道編]

いや~、良かった。
勝つことを願っていたし、何もなければ勝つとは思っていたけど、やっぱり勝ってくれると嬉しいよ。
せきねんがラリー北海道で勝つのは今回が初めてじゃないけど、ブーンで優勝した時よりも、2年前にミラージュで優勝した時よりも、同じミラージュで勝った今年のほうがジーンときたね。
なんでだろう?
CJミラージュが全日本戦で走れる最後の年にグラベルシリーズで全勝を決めたからかな。
それもあるけど、
応援しているみんなの気持ちがひとつになったからなんだろうね。
な~んて書くとオイラらしくないか。
今年もラリー北海道の始まりは

鉄分補給から。
「ラリーのブログなのに、最近は鉄道関係が多いよ」
なんて言われたけど、全日本戦の前の鉄分補給は接待ですから。ここは強調しますよ。接待ですから。
木曜日は確認したい道があったのでオイラもレッキに。でも、
「レッキはコースに入ってもいいんだけど、山でダメって言われたらそのときは・・・」
と言われて陸別町の先に。
「メディアですけど入れてもらえますか?」
って丁寧に言ったら、無線で確認して帰ってきた答えが
「終わるまで待っててください」
だと。これから選手のレッキが始まるから何時間も待ってるほど暇じゃないんだわ。で、素直に引き返したけど、後で来たメディアはいろいろあったようだけどコースイン出来たとか。まっ、オイラは素直だからね。
金曜日からオイラもラリーモード全開ですわ。

朝から車検場に行って、

午後からはシェイクダウンを撮って、

メディアコンファレンスではマイケル ヤングを狙い撃ちしていたらカメラ目線をくれて。それにしてもマイケルは大人になったね。初めて北愛国のサービスパークで会った時には、ダブダブのレーシングスーツを着た少年だったのに。いい男になったよ。
女の子のファンも多いみたいよ。

次は全日本の共同記者会見でせきねんを狙い撃ち。どこ見てんだろうね? 優勝した自分の姿かな? いや、インタビューされたときのおもしろコメントだろうな。

サービスパークに戻って雨の中でのラリーショー。雨が降ると選手も大変だけど、サインを待ってるギャラリーの人たちもご苦労さんだね。
でも、どうせ傘を差されるならオイラは可愛いお姉ちゃんがいいな~。そんなことはオイラには一生無いだろうけど。

せきねん/のりぴー組は陸別のキャラクターと一緒にパチリ。

たくろー/でみちゃん夫婦もパチリ。

子供とじゃれ合っているのは紗衣ちゃん。ところで高篠、キミのところはいつ嬉しい報告があるのかな?

スタートの前に、ラリー北海道では2組目(間違っていたらごめんなさい)の結婚式。しかも技術委員でよく見る大介じゃない。一回りも下の嫁さんをもらいやがって。羨ましすぎるわ。オイラもどこかにいないかな~。
それにしても、とかち青空レディの目線が怖いな。

2015年9月18日、雨の中ラリー北海道がスタート。この後SS1だったんだけどオイラは・・・・。
本格的な勝負が始まる土曜日は、朝から天気予報通りの雨。長期予報では天気が良かったはずなのに、開催日が近づくにしたがって怪しい雰囲気が。誰のせいだ。
ラリー北海道でここまで雨が降ったのはいつ以来だろう。
大雨が降ってコースが川のようになったとき? オイラは笹やぶの中でひとりでラリー車を待っていたら来なくて。雨が強くなったり、あたりが暗くなってきて、熊が出るんじゃないかって心配したりなんかして。それ以来じゃないかな、ここまで降り続けているのは。
でも、この雨が選手の走りに影響を与えたんだね。
で、
SS2に行くメディアが多いっていうんで、オイラはKeigoと最初の林道ステージのSS3ヤムワッカへ。

本当はSS4のクンネイワって思ってたんだけど、レッキで入れなかったんでパスしたんだわ。まぁ、SS2まではドラマが無いだろうと思っていたら、ゼッケンは飛んで来るは、来ない選手はいるはで、早くも波乱の展開が。ゼッケン2のG.ギルもSS2はリザルトに名前があるもののAPRCで最下位。リクベツステージでドライブシャフトにトラブルを抱えてしまったようで、ここで姿を消してしまったから写真はなし。
オイラのところまで来なかったのが10台。理由は様々だけど、北海道ゆかりのある選手も数台来ない。困ったわ。スーパーラリーで日曜日を走ってくれれば写真は撮れるんだけどね。
ヤムワッカの次はSS6のリクベツロング2。ここではラリー北海道で行ったことのない観戦ポイントEへ。ここで

こんなシーンや

こんなシーンを撮影。着いた時にはすでにカメラを持ったギャラリーがいたので、邪魔にならないところへ。ところが、知り合いと話をしている間に、チラチラとこちらを見ていたおじさんがオイラのいたところに来てるではないですか。言っときます。オイラ達がいるところがベストとは限らないですから。メディアのタバードをつけて林道に入るときは別だけどね。

リクベツの次はクンネイワ。上のようなカットを撮影。
この日8本目のSSともなると、さらにサバイバルが激化していたようで、全日本組は15台しかこない。確かエントリーリストには38台の名前が載っていたような。すでに半分以上が脱落しちゃったんだ。その中にはたくろー/でみちゃん組も入っちゃってるよ。ここのSSでコースアウトしていたようだね。

無事にオイラの前を通過していったせきねん/のりぴー組だったけど、実は無事ではなかったようだね。SS6リクベツの3回目でミッションの3&4速を失っていたとか。ということは、1、2速と5速でここまで走って来たってこと?
せきねんも
「こんなに頭を使ったラリーはいままでないね」
というように、雨が降っているとはいえハイスピードステージが多いラリー北海道の林道。
「ヤムワッカは何とかなったけど、クンネイワはね。2速では吹けきってしまうし、5速では水たまりで失速してしまって・・・」
と、ライバルがタイムを縮めている中、1本目より50秒以上もダウンさせて順位をクラス3位に落としてしまったよ。
ところが、続くSS10のパウセカムイでライバルの天野/井上組のヴィッツターボがトラブルからタイムが出てない。38.3秒あった差が6.1秒まで縮まったよ。それどころか、JN5をブッチギッテいた石田(雅)/遠山組がSSはゴールしたものの、マシントラブルで止まっちゃった。
今年のラリー北海道も何が起きるか分からないね。

明日の勝負、いや逆転のために、この日最終サービスの45分間でミッションを乗せ換えたミラージュ。せきねんも
「この時のために最高のメンバーに揃ってもらってますから」
と、メカニック達にすべてを任せている。
でも、ラリーのメカニックって凄いね。尊敬しちゃうよ。

こちらは1分50秒もの大量リードでレグ1を終えた奴田原/佐藤組のランサー・エボⅩ。
日曜日はオイラも悩んだよ。2回撮るんだったらホンベツに行ってオトフケなんだろうけど、バックに風景が写っているカットが無い。レッキをした(ここは入れてくれた)ヌプリパケなら晴れたら景色はいいのは過去にも撮っているから分かっている。ホンベツかヌプリパケか、1回か2回か。前日まで、というか、天気次第では足寄まで行って予定を変更できるように早めに出発、といっても朝6時だけどね。
空は前日とは打って変わって晴天。帯広も晴れていたし、足寄も青空。これは間違いなくヌプリパケだわ、と、斗満(陸別町のトマム)を抜けて林道へ。
「山に行って晴れてなかったらどうしよう」
なんて気軽に心配しながらヌプリパケに行ったら、オイラ達より前にあめふらしさんが。『アチャー』です。
晴れていたのは下界だけでした。

雨は降らなかったものの、写真でも分かる通り山には雲で青い空もありません。
ということで、オイラのステージ撮影も終わりと思っていたら、Keigoが
「イケダに行きましょうか」
と、ヤル気のある言葉を。たぶんヌプリパケでスッキリ出来なかったんだなと思ったら、ただ単にサービスパークに戻っても全日本の表彰式まで時間を持て余すだけだったからのようだよ。撮影を数台と決めてイケダステージのメディアロードへ。その前に池田町で豚丼をぱくり。あっ、盗んだんじゃないからね。食べたんだよ。

APRCではオールターマックのステージって初めてじゃないかな。
[APRC]
APRCで優勝したポンタス ティディマンド/エミル アクセルソン組。チームメートのG.ギルが早々に姿を消したこともあって、初めての北海道ラウンドで全SSでトップタイムを出して完全勝利を飾った。

APRCの2位はマイケル ヤング/マルコム リード組。

APRCの登録選手で3位になった高山 仁/竹薮英樹組。

APRCラリー北海道を3位で走り切った増村 淳/中川亜希子組。

マスの笑顔が最高に光ってます。頭じゃ・・・・

3年ぶりの出場となった馬場宏治はコドラに遠藤 彰を迎えてAPRCを10位で完走。

中田昌美は萩原泰則のコドラを務めてゴールまで導いた。

地元の金藤公人/近藤善弘組はSS5でストップしてしまったが、スーパーラリーで日曜日も元気な姿を見せてくれた。

APRCのシャンパンファイト。おめでとうございます。

シャンパンファイトで使われるシャンパンは池田町で特別に作ってもらっているとか。泡がたくさん飛ぶように炭酸を多くしているそうです。

優勝チームの記念撮影。
[全日本]

今シーズン未勝利の奴田原文雄/佐藤忠宜組は、土曜日に選択したウェットタイヤがドンピシャとはまった。攻めの走りはライバル達をキロ1秒以上も引き離す独走を見せたところも。ラリー北海道2連覇を飾った奴田原/佐藤組だが、ヌタを北海道の地区戦時代から撮っているけど、これほど横を向いてくることは珍しいかも。

今季4勝、3連勝で迎えた新井敏弘/田中直哉組は、全日本の先頭バッターでワダチの水掻き係。
「水たまりのたびにスピードが殺されちゃう」
と、ペースを上げれずに奴田原/佐藤組との差が縮まらない。それでも2位を獲得して2015年のシリーズチャンピオンを獲得した。

かろうじて最終SSでベストタイムは刻んだものの、今大会の裕矢の走りは精彩を欠いていたように映った。3位でゴールしたものの、炭山裕矢/保井隆宏組に何かあったのかな。

JN6の表彰式。

2年連続でクンネイワに落とし穴があった勝田範彦/石田裕一組は、シリーズチャンピオンを奪い返すどころか、新井/田中組にシリーズを決められてしまった。残すは勝ち星で並ぶことに全力かな。

総合7番手、JN5で優勝した関根正人/竹下紀子組は、今年のグラベル戦をすべて勝ってシリーズも2位に浮上。勝つために出場したが、試練を強いられた戦いは益々せきねんを成長させたかも。ターマックの残り2戦に遠征すると表明したが、果たして・・・・。

このふたりの笑顔が戦いが終わった後の安堵感だろうか。

マシンにトラブルを抱えて、またしても関根/竹下組に勝たれてしまった天野智之/井上裕紀子組。2位でシリーズポイントを上乗せしたが、下から関根が睨んでいるぞ。

初めての北海道遠征で3位を獲得した中村 修/木村悟士組。
「たいへん勉強になりました」
と、北海道の林道を満喫していたようだ。

JN5の表彰式。

早々にひとり旅になってしまった岡田孝一/鶴田邦彦組は、この優勝で岡田がJN3クラスのドライバーチャンピオンを決めた。2点足りなくてチャンピオンが決まらなかったコドラの鶴田の願いは
「僕もチャンピオンにしてください」
だ。

JN3クラスシリーズ2位にいる鷹野健太郎/尼子祥一組は、SS2リクベツの最終コーナーで天地がひっくり返ってしまった。

ここで勝ってJN2のシリーズリーダーになるはずだった田中伸幸/藤田めぐみ組は、SS2で予定が狂ってしまったようだ。

今井 聡のコドラを務めた北川紗衣だったが、SS3でレグ1を終えてしまっている。

元いすゞのワークスドライバーだった坂 明彦が今年から全日本戦に復帰してきた。SS3でリタイアしてしまい結果らしいものはいまだ残していないが、今後に期待したい。今回は山田政樹がコドラを務めた。

調子は? と聞くと
「良くなっているよ」
の言葉通りに、2番時計、3番時計を連発する速さを見せたのだが。メカニカルトラブルでリタイアするまで総合の2番手にいた鎌田卓麻/市野 諮組は、惜しい大会を逃してしまった。

参戦を決めてからもいろいろとトラブルがあった松倉拓郎/松倉英実の夫婦コンビは、SS3のヤムワッカでトップタイムを出すなどSS7までJN5の3番手にいたが、SS8でコースアウトして止まってしまった。

カメラマン仲間(毎回書いてるかな)の山口貴利/山田真紀子組はミッショントラブルでSS9でストップしてしまう。それにしても5速だけでよく川西インターまで来たよね。

2番手に220秒の大量リードを築いていた石田雅之/遠山裕美子組は、SS10のパウセカムイを出てきたところでストップしてしまう。原因はデフのオイルが無くなってしまったからのようだよ。
[オフシャルカー]

00カーのドライバーはやまけん。

0カーのドライバーはこずゑ姐さん。

APRCと全日本の間に走るスウィーパーのドライバーは伊藤くん。

スウィーパーのドライバーは森清さん。
終わってみるとAPRCのリタイアが9台、全日本が25台と、聞いたことがないほどの台数が十勝の山で散っちゃったよ。いかにサバイバルだったかが分かるね。その中でも、きっちりとタイムを出す走りは凄いね。
また来年、どんな勝負が観れるかな。
ということで、オイラのラリー北海道は終了後の鉄分補給も含まれているので、行ってきました。

- 2015/09/24(木) 14:52:37|
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