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おっちゃんのなに聞くねん 1回目の対談

おっちゃんのなに聞くねん 1回目の対談

またまた新コーナーを作ってみました。
今回はオイラと対談したことを書いちゃおうかなって。いままでも似たようなことをしているんだけどね。
で、1回目は、先日初の道外遠征に行って来た大藤潤一くんに話を聞いてみたんだけど、新鮮な気持ちになって楽しめたようだよ。
そこら辺が聞けてるといいけどね。

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――遠征お疲れさまでした
大藤(以下大)「お疲れさまでした」
――参戦してきたのは?
大「青森で開催された東日本選手権のツール・ド・東北です」
――初遠征で緊張した?
大「旅立つまでドタバタしていたので緊張する間もなくってとこですね」
――自分の準備が終わってなかったの
大「いえ、ほとんど終わっていましたよ。関根(正人)さんがドタバタでしたね。参戦レポートでそこらあたりも書いてくるんじゃないですかね。行ってからもいろいろありましたから。僕は洗車するとか窓を拭くぐらいの細かいところが残っていたぐらいです」
――フェリーの旅は2回目だよね
大「昨年のオールスターラリーに行った時がフェリーデビューだったので2回目ですね。新造船のシルバープリンセスは綺麗でしたよ」
――新しい船でも揺れた
大「みんなに聞くと凪ぎだって言うんですけど、僕にはけっこう揺れている感じでしたね」
――昨年の帰りも辛そうだったね
大「辛かったですね。今回の帰りも宗片(さおり)さんに酔い止のクスリを貰って寝ていましたもの。おかげでだいぶん良くなって『ありがとう宗片さん』って感じでしたね」
――船に弱いっていうか、揺れに弱いんだね
大「そうですね。起きていても寝ていてもあの揺れはダメです」

――青森の道のはなしでも聞こうかな
大「思っていたよりも綺麗でしたね。オンボードで関根さんのだとか山田(健一)さんとかハギー(萩中俊一)のを見ていたけど、オンボードでは路面の凸凹が分かりずらいんですよ。掘れているのは分かるんですけど、どのくらい掘れているのかまでは正直分からなかったんですね。また、3人揃って上手だから普通に走っちゃうんで、なおさら分かりずらいんです。これは正直行ってみないと分からないなと」
――いろいろ聞かされたでしょう
大「ええ」
――道が狭いとかガードレールが近いとか、先入観を持って行ったわけでしょう
大「山田さんとハギーには散々聞かされましたけど、実際に行ってみると、そんなに気にならなかったですね。『ガードレールがあるならあるでいいや』みたいなぐらいで。確かに北海道じゃなかなかお目にかかれないですからね」
――気にならなかった
大「『当たったら痛いんだろな』とは思っていたんですが、道の真ん中にいれば問題は無いですからね。それよりも、3Dのほうが困りました」
――3Dって?
大「道がオンクレストで曲がっていたりだとか、逆にすり鉢状で曲がっていたりだとか。北海道の本番で使っているコースではあまり見かけないですね。あくまでも僕のイメージなんですけど、むかしの富良野で使ったミネドマリにあったかなぐらいです。それとすり鉢状ではガジョウとかですかね。その道の形状が気になりましたね」
――他には
大「他は、そんなに気になる事はなかったかな。草刈りをしていたり木の枝を落としていたりとか、オフシャルの方の努力も見れましたから」
――竹下(紀子)さんとは組んだことがあるの
大「しょっちゅう顔を合わせているので何回も組んでいるような感覚でいたんですけど、コンビを組むのは初めてだったんです」
――アドバイスはあった
大「なかったですね。ただ、レッキ中に表記のことで話をしたことぐらいかな」
――表記のこと?
大「多少言葉の使い方で違いがあったんですが、僕が使っている言葉で書いてもらうしかないので。『竹下さんよろしく』って言うと『分かったよ』って感じで、本番では何の問題も無くさすがベテランって感じですね。あっ、アドバイスと言えば『立ちあがってないよね(竹下)』『その通りです(大藤)』『スタートが下手だね(竹下)』『その通りです(大藤)』っていうやりとりはありました」
――立ちあがっていないというのはクルマの問題なの
大「いえ、僕の問題です。ストレートになっているのにアクセルを踏んでいないんです。相対的なことなんですけど、コーナーをハンドルを切ったまま出てくるのでアクセルを開けるタイミングが遅くなるんですね。上手くいっているところもあれば悪いところもあって、そこらへんがチグハグさがあったんです。いかんともしがたいですね」
――それは大藤くんの癖が出ているの
大「それはですね・・・・・・。どうなんですかね・・・・・・。たぶんCクラスに入って初めてインカーを撮ったんで気が付いたんですけどね」


SS1のオンボード映像

――大藤くんは決まるところとそうでないところの差が激しいよね
大「そうなんですよ。関根さんのと2画面でインカーを見比べると、浅い曲率のところってそんなに変わらないんですけど、ちょっと巻き込んでいるようなところは遅いんですよね。だからイメージが出来ていないんでしょうね」
――イメージですか
大「回り込んでいるところはナリで走っちゃっているから気にならなかったんでしょうね」
――オンボードを見て分かったとは
大「自分が新鮮でしたね。『あぁ、こういうふうに走っていたんだ』って。勉強のためにもオンボードは撮っていた方がいいですね。僕が言うことじゃないけど。タイムが出ていたら『まっ、いいか』で終わってしまうけど、いいところも悪いところもたぶんあったと思うから、撮っておくことにこしたことはないのかな」
――今回は5番手6番手ぐらいを走っていたの
大「正直、1ステが終わるまで他の人のタイムは聴いてなかったので、自分がどのくらいで走っていたのかも知らなかったんです。ストップにタイムを書いているボードも無かったですからね。だから、CPを過ぎてから渋滞になっているのでそこで聴いていたようなんですけど、なんせ、要領を得てないのでどこで聴けばいいかもよく分からなかったですね。それでも、ストップで『1番速かったの何秒ですか?』って聞いて、たとえばSS1だと『4秒落ちならまぁまぁかな』って。竹下さんにも『マイスターがいるよなところで4秒落ちなら悪くないんじゃない』って言われたんで『それもそうかな』って思ったんですけど、トップは関根さんだったんですよね」
――大藤くんはCPラリーの経験は無かった
大「TCからですね。っていうか分計からで秒計は知らないですし、今回の申告チェックもよく分からないシステムでしたね。北海道だったらTCの前に黄色の予告看板があるんですけど、それも無いので、夜なんかCPのところで並んでいないので誰もいない感じがしましたね」
――申告は?
大「竹下さんに計算してもらって『これでいいよね』って言われても『ハイ』ってしか答えれないからそれで出してましたね。TCとCPのルールの違いに戸惑いました」
――それ以外に戸惑ったことは
大「サービスを出る時も、僕はゼッケン11番だったんですね。それなのに12番さんが先に出て行ってしまって『えっ!』って思ったんですけど、10番の工藤(芳文)さんがまだだったんで、工藤さんの後ろを走って行きました。CPに12号車がいなくて『あれぇ~、行ってしまったんだ』って軽い気持ちでいたら、スタート前に横にずれていて『先にどうぞ』って譲ってくれて『あぁどうも』って走ったんですけど、先に12番さんが走っていても変では無いんでしょうね。申告チェックだから減点もくらってないし」
――ところで工藤くんには勝っていたよね
大「かろうじてですね。昼の貯金で」
――夜はダメだった
大「夜はダメでしたね。『これはダメだわ』っていうぐらい。SS5が夜のステージの1本目だったんですけど、もうメロメロで、竹下さんがペースノートを読みながら『もう少しだから頑張って』って言ってくれて『いやぁ、頑張ります』みたいな」
――それは周りが見えないからそうなの
大「見えないのが一番効いてますね。それにノートもダメだったんですよ。竹下さんがどうのっていうことじゃなくて、表記が甘いんですよね。ん・・・・、ジャッジが甘いというか、適切な表現が思い浮かばないんです。これあった、これあったって思うんですけど出てこないんです。作っていないと忘れるんですね」


SS4のオンボード映像。

――トラブルは無かったの
大「トラブルらしいトラブルは無かったですね。ブレーキラインにちょっとキズが付いたぐらいかな」
――初の遠征は無事だったんだ
大「そうですね。完走も出来たし」
――走りはどうだったの
大「走りですか・・・・。ん・・・・。練習してから行きたかったですね」
――練習不足だった
大「ギリギリまでクルマのメンテナンスをしてましたけど、遠征先が今年初のグラベルで、リアのブレーキパッドも初だし、竹下さんと組むのも初だし、バネもちょろちょろって替えているからいいのか悪いのかも分からずの足だし、初モノづくしだったんです。だから練習に1回は行っておきたかったですね」
――それは戦っている人達に失礼だよね
大「そうですよね。反省します」
――練習不足が顕著に出たのは
大「竹下さんにも指摘されたけど、スタートの仕方ですかね。冬のままの感覚で、ラリーが終わってから気が付きました。『あっ、そういえばこうやってスタートしていたよな』って思いだして。帰りだったので『いま思い出しました。竹下さん』みたいな。だから、インカーを見るとスタートだけで関根さんより2秒ぐらい遅いんですよ」
――遠征してみて得るものはあった
大「競技をやり始めて10年にはなると思うんですけど、すべてが新鮮でしたね。北海道だと選手からオフシャルまで知っている顔ばかりですからね。走る道も違えば、ルールも違うし、『本当にこれでいいのか』っていうのもあったし。楽しかったですよ。道だってそんなに悪い訳じゃなかったし。確かにでかい石とかも出てきたけど、そんなのラリーではあたり前ですからね。ガレ場だって普通だし、そんなに気にはならなかったから。壊さないで、まず帰ろうみたいな」
――初の遠征は上出来だったね
大「そうですね。何が良くて何が悪いかも完走しないと分からないですからね。そういう意味では完走出来て良かったですね。機会があればまた行きたいです」

――最後に明言があるって
大「コーナーで立ちあがってない時に、『タイムというお金をいっぱい落としているね』って言われて、『ジャラジャラいってますね』って返したことかな」
――ありがとうございました

_B_L___B (5)
当日の写真で夜のステージを迎える前のサービス会場。(撮影:竹下紀子)



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テーマ:モータースポーツ - ジャンル:車・バイク

  1. 2012/07/30(月) 00:45:35|
  2. おっちゃんのなに聞くねん
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